カテゴリー別アーカイブ: 雑感

議会閉会

6月定例議会が閉会した。 短い開会期間であったにもかかわらず、結構疲れた議会になった。 それだけ課題の多い議案審議であり、対応に苦慮した議会となった。 最終日の昨日は、異例とも思われる議長からの議案提案にあたっての我々議案提案側の不手際に対し、議会の意向としての申し入れがあった。 強く反省しなければならないと感じているし、具体的な対応策を職員ともどもに検討を加え、具体化していかなければならいと考えている。 間違い、議案の提案時期などそれぞれ理由はあるわけですが、そのこととと、提案する議案を議員に届けてから不備があることが後から判明し、差し替えするということとは別問題であり、申し開きのできないことであるわけで、今回はそうした事ばかりでなく、いろいろ課題もあったわけで、提案者として誠に申し訳なく、閉会にあたってお詫びをさせていただいたところでした。 今議会は、本当に苦しい議会であった。 昨日は、24節気の一つ「夏至」であるのに、梅雨入りとあって朝からうす暗い天気で、それに加えてこの議会でもあり、なんとなく気持がすっきりしない日となってしまった。 そんな思いでありながら、今議会に、これまた専決処分案で、保育園への入所申請が次第に増加してきており、施設的には十分に対応できるものの、職員の確保が難しい中で、できるだけその申請を受け入れるべく努力をしている。 しかし、その定数条例の改正が議決されておらないと入所希望にこたえられないことになる。その条例改正もただ単に増やしておけばよいというわけにもいかず、そのタイミングをずらしてしまい、今回の議会に定数条例の改正案を専決処分案として追加提案させていただいた。 そんなこととは全く別世界で、保育園では屈託なく、みんな元気に遊んでいた。 こうした子供たちのためにも、しっかりとした体制で受け入れができるように我々大人がしっかりしなければならないことになります。

須川高原

なかなか行けないでいた栗駒山荘に時間が出たので急きょ出かけた。 周囲の山々を眺めながら車を進めると、その変化はいつものように目にも優しく、ほっとする。 カメラのポイントもたくさんあるし、たまには別のポイントをと思っても、結局同じになってしまうからおかしいものです。 まずは「夢仙人大橋」からの眺望はいつみても豪快であり、深い、目を落とせば清流が爽やかに流れている。 ほとんど毎日変化しているくらいの山の変化ではないかとも思われる。 次に、仙人水、どうしたわけかお客さんが少ない、水をくむ人もわずかである。 途中には、軽トラックや軽の車が所々に駐車している。根まがり竹やフキ取の車であるようだ。いよいよ根まがり竹のシーズンに突入になるのだろう。 あまり夢中になって迷わないように願っている。 先日も連絡が入り、二人で入山したが奥さんの方が時間になっても出てこず、救助に向かったところ、自力で出てきて事なきを得たようでよかったが、こうしたことはこれからも出てきそうだ。 遭難防止のための「トラロープ」が張られ、「ここからは入山できません」と注意を呼びかける張り紙がある。これが功を奏しているのでしょう。 決して景観上見場の良いものではありませんが、事故防止のためには止むおえないことでしょう。 高原は、残雪とこぶしの花が今年はことのほか多く、楽しませてくれ、歓迎してくれる。 道端には「コケモモ」が咲いていた。 ところが、どうしたわけかお客さんが少ないのです。 昨日は金曜日、そろそろ泊り客も増えてくれることを願っている。 今の時期は高山植物も多く楽しみの多い、しかも休息にはもってこいの季節になっている。 山荘の浴室が相次ぐ地震の影響で改修が必要となっており、今年と来年に分けて改修工事をしており、折角の広々とした浴槽が高じのために少し狭くなっていることも影響しているのかもしれません。 そこは、工夫をしてこの時期を乗り越えなければなりません。

雨がほしい

朝夕の挨拶に「雨がほしい」があいさつ代わりのこの頃です。 雨が続けば「もうたくさんだ!」であり、それはその時々の期待であり、止むおえないことである。 それにしても、このところの気候は田畑や樹木などには、水がほしくてほしくてならないところでありましょう。 先日、ダムの会議があった際にも、この夏の水が不足しないかと懸念されておりました。 一方で、山々を眺めると、緑から青に変わろうとしており「爽やか」さが何とも言えないくらい清々しい。 過ごしやすい季節の旬でもあります。 この季節は、本当にここに住んでいてよかった!と心底感じるこの頃である。 移り住んでおられる方々も多くなってきた現在、こうした思いは一層強いのではないかと思う。 新緑をより一層多くの人に親しんでいただきたいものである。

家庭訪問

村内のご家庭を2ヶ月に1回ぐらいの割合で訪問し、出生されたお子様のお祝いと88歳の米寿と100歳の百寿のお祝いに家庭を訪問させていただいている。 昨日は、米寿の三人と三人の誕生祝いに家庭訪問をさせていただいた。 米寿を迎えられた皆さんは元気でしたし、昔話やら、同級生の安否、この冬の過ごし方など、いろいろなお話を伺うことができた。 ここ数年は冬分だけ娘さんのところに行き、5月の連休に送ってもらってきて、隣近所や民生委員さんなどに相談に乗ってもらったり、買い物をしてもらったりしているし、地域の方々からも声をかけていただいて楽しく自分のできることは自分でやって、一人暮らしながらがんばっている、とのことでした。 都会に住んでいると、隣近所とのつきあいもなく、すぐそばの公園にも行けない状況で、やっぱり自分の家が言いものだなー!と元気に話していました。 それぞれの家庭には自慢の花や樹木があり、ペットを飼っておられる家もあり、そうした話をしていると、時間のたつのも早く次の家に行く時間に遅れてしまうこともままある。 アジサイが見事に咲いておったり、ミドリ亀がほんの3㎝で買ったのが、飼い出してから20年以上にもなり、もう20㎝ぐらいになり手入れが大変な話など尽きることがない。 鶴は千年亀は万年、この分だとそれにあやかってますます元気で長生きできるなどと言ってお祝いをしてきた。 誕生の子供さんを必ずだっこさせてもらっている。今回は二人が第3子目で、最近はこうした若い世代が多くなってきたような気がしている。 もう一人の第1子目の家庭では、3回は訪問させていただきたいから、がんばってくださいよと期待を込めて挨拶をしている。 赤ちゃんをだっこするのは楽しいし、どこか「ほんわか」とした気持ちなるものです。

「ミルク」にきまったよ!

昨日の夜帰ったら、小学校2年生の孫が大喜びで「決まったよ!」という。何が決まったの、と聞いたら「ミルクに決まったよ!」という。 サッパリわからない、シロクマの赤ちゃんの名前だよ!という。 そう聞いてやっとわかった。今年の春先から時々男鹿水族館GAOで生まれたホッキョクグマの名前が募集されておったようで、孫たちや息子夫婦が盛んに、名前を付けていた。 その話題の中で、小学2年生の孫が、終始一貫「ミルク」がいいと言っていた。 すっかりその名前が気に入ったようで先日、水族館での最終投票日に息子家族全員で投票に行く気の入れようであった。 そこでも、ミルクはいい線を行っていたようであり、決まってくれればいいなと思っていた。 豪太とクルミのメスの子であることから、クルミの反対から読むとミルクがいい、白い熊だからミルク、ミルクミルクミルクとずーと呼んでいるとミルクになるそうだ。 ホッキョクグマの白い熊の赤ちゃんは何とも可愛らしく、ミルクというこどもらしい、優しい感覚のする名前で、そうした理由でいろんな面から考えたようであった。 ホッキョクグマがGAO開館にあたっての目玉動物とするにあたってはいろんな物議をかもしたのであるが、こんなに人気者になるとは思っていなかったのではないか。 分からないものですねー。 実際足を運んでみると、人気度は高く、その行動はおおきな熊にも拘らず、愛くるしく、可愛らしい、子供たちの人気者となってほしいと願っている。 この分だと毎年定期的に、僕がつけた名目だといって水族館GAO通いが続きそうだ。