カテゴリー別アーカイブ: 芸術・文化

チェロと語りのコンサート

「つくしんぼ」(代表 岡 光)主催のチェロと語りのコンサートin東成瀬 が日曜日の午後に東成瀬小学校体育館で行われた。 ~こころあたたまる時間~と案内にあったように、文字通りほのぼのとしたゆったりした楽しい時間にしばし心身をゆだねることができた。 この日は、小学校のPTAも行われたようで、子供たちと親御さんたちも参加しており、東成瀬村PTA連合会ほか4団体共催の形で、一緒に聞くことができ子供たちにとっても、親と一緒にこうしたチェロの生演奏にふれ、読み語りも入るというとても素敵な時間となったようです。 チェリストは群馬交響楽団の世界的にも著名な方の柳田耕治氏で演奏の合間にトークも交えての交流もあり、とても親しみのある方でした。 朗読グループ「ぬくもり」主宰・「グループかぜ」代表 谷 京子氏、手話の「耳を澄ます会」会員、福田綾子氏、茂木綾子氏などそれぞれの活動を紹介しながら、このコンサートを盛り上げてくださいました。 ありがたいことです。 滅多にないこうした生コンサートは是非機会があったら子供たちにも、村の方々にも聞かせたいものです。 我が家でも小学生の孫が、帰ってきて「すごかったなー、チェロの演奏でその情景がよく分かったし、セロ弾きのゴーシュとハナミズキの道などもとてもよかったなー」と感想を家族と話していた。 会場には、この演奏会を知り秋田市や湯沢市などからもたくさんの方々が来てくださっていました。

だるま凧つくり

数年前から凧上げによるイベント開催をしたらどうかと提案したところでしたが、それには当然のことながら「凧」を作らなければならない。 そこで教育委員会が主体となり児童館や老人クラブ連合会などと共催で凧作りを孫たちと祖父母が一緒になって凧つくりに挑戦している。 今年もその教室があり、言いだしっぺとして孫と一緒に参加した。 今年も湯沢凧同好会から会長さんと二人のご指導をいただいて約3時間をかけて作る作業をした。 実に丁寧なご指導で、参加者30名が全員見事な凧を作った。 湯沢凧はまなぐ(眼)凧で、元禄年間から伝わっているという伝統的な凧で、その特徴は、左右自在「キャングリ」(回転)、「太刀割」、「急上昇」、「木の葉落し」等足がないため操作がうまくなると自由自在にできるそうです。 構造は誠に簡単でありながら、実に細かい計算をされた設計で、シンプルでありながらもすごい技術の凧であると思っている。 その伝統的な凧を原型にして、絵を村にもある「だるまこけし」をなぞって書く名付けて「だるま凧」として皆さんが作ってもらっているものです。 表情はそれこそみんな違っていてとても面白い。 昨年も孫が作ったものを春先の朝早く硬雪の上でしかも電線のないところを選んであげたら見事に舞い上がった。イヤーすごかった。 今年も作るまでは参加したが、そのあとの実演のところでは、会議もありあげることができなかったが、きっとうまく上がることでしょう。 朝の冷気を割いてビューンびゅーんと鳴る凧の音とどんどん上がるたこの勢いにはすべてを忘れて熱中してしまう。 孫との語らいもまたうれしいものです。

卒業シーズン

    弥生3月、いよいよ卒業式シーズンが到来した。 この時期、高校の卒業式に始まり中学校、小学校、保育園と節目の季節となる。 それぞれに案内をいただき手分けしてできるだけ出席させていただき、その成長を見させていただいている。 想い出の子供たちや、心に残る生徒たち、その親御さんたちを思い、そのご苦労に敬意を表しつつ、これからのご活躍を願うひと時にさせていただいておる。 また、式の始まる前の時間帯に案内者の方々との情報交換の場もまた楽しい時間帯である。 必ずのように話題になるのが、卒業生のほとんどを知っているでしょうねー、と私はよく言われるが、私の場合確かに、ほとんどわかると答えることができる。中学校当時の子供たちの特徴を少しは記憶にあるものですから、そのように答えられる。 その子供たちの成長を見ることができうれしいものです。 しかし、最近は、そのあとの進路のことは個人情報もあり全くわからない、かっては進路と受験の場合は、合格者が新聞発表されてつぶさに見られたが、全くわからずどこか残念であるが、それも時代の趨勢なんでしょう。 卒業生の親御さんたちにすべて聞くわけにもいかず、おいおい聞いていくしかないのが現実である。 卒業式では、卒業生の指名点呼でも返事もろくにしなかった時代もあったのですが 今は、元気に堂々としている姿はどこか清々しいい気持ちにさせてくれる。 約2時間、緊張する中にも記憶に残る卒業式となった。 昨日は、湯沢高校の卒業式に出席させていただいた、進学校で、有為な人材を送り出している成果が際立っているという努力に敬意を表したい。 終わって、夕方からは、地元のコミュニテー推進委員会の主催の文化祭前夜祭に参加した。 大黒学級生としての参加で、どんど焼きやら出店、カラオケで各世代が多く参加しての賑やかなひと時であった。

シャベローゼに芸能発表

  (秋田おはら節)                                                  (お客さんたち) (惜しくも3連覇を逃してしまった) (小学生の寸劇)  (最優秀の保育士さん方の寸劇) (昔っこの会の「おさんこの嫁やり」を語る) 第3回目になる東成瀬村の方言を自由に使いこなして、発表する大会で、題して「さあ・シャベローゼ大会」。 今年の参加チームは小学校の部が寸劇に3チーム、中学校の部には漫才に2チーム、大人の部には寸劇に4チーム、漫才に1チームの合計10チームが思い思いの構想で、たくさんの方言を組み込んで、会場は大笑い。 連続の出場チームが2チームあり、その1チームは3連勝に挑戦したが、残念ながら今年は僅差で敗れてしまったようでした。 優勝した保育所の保育士チーム・なでしこnaruseが豊富な方言とストーリーがよく見事に最優秀賞を獲得した。 今年は、国文祭の方言を全国に紹介することにしており、前段としての大会になったような気がしている。 みなさんありがとうございました。 そのあと、村の芸文協のいろいろな催ものやステージ発表があり、終日にぎやかな集会施設「ゆるるん」でした。 一方スキー場では、お客様感謝デーが開かれ、餅配り、宝さがし、お楽しみ抽選会でにぎわっていました。  

建国記念の日

  建国記念の日の昨日は、好天に恵まれ朝から青空がのぞく気分のいい日でした。 朝から行事が入っており朝ごはんもそこそこに9時にはスキー場での挨拶に出かけた。 32回目になる横手市・平鹿郡の教職員スキー大会が、ついに今回を最後に残念ながら休むことになったとのことで、終わりにあたっての挨拶をさせてもらった。 郡市単位でのこうした冬の行事はほとんど行われない中で、よくぞこれまで続けてこられたものであると感心していたが、ついに参加者も20名を切るような状況から休止ということになったようです。 事務局も非常にまじめな方々ばかりで、わが村のスキークラブなどとも連絡を取りスキーの普及に大きな役割を果たしたものと思っている。 かっては、私の高校のときの遠藤五平先生もこの大会には出場しておられ、スキー場で会うと「おー元気でやっているか」とただそれだけで、にやりと笑って豪快に滑りまくっていたことがつい昨日のように思い出された。 先生方とは、おかげさまでいろいろな機会にご一緒するときもあり懐かしい大会であった。 先生方も、若い世代の先生方にはあまりスキーをやる方も少ないようで、どうしても年配になってしまったようです。 スキー場には、シニアスキークラブ員を募集しており、それに加入してこれからもぜひスキーを楽しんでいただきたいことを申し上げて挨拶にさせていただいた。 この後、孫とスキーをやり、午後からの横手市増田の重要伝統的建造物群保存地区選定記念シンポジュームと祝賀会さらに岩井川地区の地域づくり推進協議会と大黒学級、役場民生課などとの共催事業である桂三若師による落語会が行われ、そのあとの懇親会など盛りだくさんの事業が詰まった一日であった。 スキー場も久しぶりの好天で、お客さん多くほっとしたところでした。 大学3校のスキー部合宿も行われ、激しいポール挑戦も見学でき、子供たちにも良い刺激になっているようでした。 好天の祝日で建国記念の日様様でした。