だるま凧つくり

数年前から凧上げによるイベント開催をしたらどうかと提案したところでしたが、それには当然のことながら「凧」を作らなければならない。 そこで教育委員会が主体となり児童館や老人クラブ連合会などと共催で凧作りを孫たちと祖父母が一緒になって凧つくりに挑戦している。 今年もその教室があり、言いだしっぺとして孫と一緒に参加した。 今年も湯沢凧同好会から会長さんと二人のご指導をいただいて約3時間をかけて作る作業をした。 実に丁寧なご指導で、参加者30名が全員見事な凧を作った。 湯沢凧はまなぐ(眼)凧で、元禄年間から伝わっているという伝統的な凧で、その特徴は、左右自在「キャングリ」(回転)、「太刀割」、「急上昇」、「木の葉落し」等足がないため操作がうまくなると自由自在にできるそうです。 構造は誠に簡単でありながら、実に細かい計算をされた設計で、シンプルでありながらもすごい技術の凧であると思っている。 その伝統的な凧を原型にして、絵を村にもある「だるまこけし」をなぞって書く名付けて「だるま凧」として皆さんが作ってもらっているものです。 表情はそれこそみんな違っていてとても面白い。 昨年も孫が作ったものを春先の朝早く硬雪の上でしかも電線のないところを選んであげたら見事に舞い上がった。イヤーすごかった。 今年も作るまでは参加したが、そのあとの実演のところでは、会議もありあげることができなかったが、きっとうまく上がることでしょう。 朝の冷気を割いてビューンびゅーんと鳴る凧の音とどんどん上がるたこの勢いにはすべてを忘れて熱中してしまう。 孫との語らいもまたうれしいものです。