カテゴリー別アーカイブ: ノンセクション

できることしか書かない

政権公約が次第に明らかになりつつある。 どうやら、マニフエストの影響が大きかったのか、かなり各党とも慎重な言い回しになっているようにも思えるが、それでも本当にそんなことができるのかな?とも思える内容がないわけではない。 たとえば、憲法改正をする、自衛隊を「国防軍」として軍隊を持つようにする、などそう簡単にできるのかなと思えるようなことが公表されると、途端に3年前と攻守所を変えて、批判合戦になる、これはどこかで聞いた内容だなーと思いだしてみると、政権交代となった前回の総選挙の時の批判に類似している。 ところで、そうした批判もあながち的外れではないようにも感じられる、つまり、憲法改正のためには衆参で確か3分の2以上の賛成がなければできないはずであるのに、それを公約に入れるとすれば現行の所属議員数からすれば到底できないことになる、次の総選挙、さらには来年夏の参議院選挙での結果が出なければできないわけで、そんなに簡単に憲法改正が実現するとは思えないように感じる。 確かに、現行憲法は戦後自主憲法として制定された国民主権の格調の高い憲法ではあるが、歴史を経て現代の国民生活や諸外国との憲法などと比較しても議論すべき事項もあると、憲法議論になっていることもある。 それはそれとして、慎重に国民世論も参酌しながら、検討すべきことであるものと思うが、いかにも直ちに改正するかのような表現にはいささか性急しすぎはしないのかなという感じがしないでもない。 そうした反論に、マニフエストの間違いを正しもしないでそんなことを言われる筋合いはない、とか、あるいは、条件を整えての改正であるとする、言われてみれば当然の反論をする、ならば、但し書きがついての改正である旨の公表するような表現をする必要があるようにも思えるがいかがなものであろうか? そんなことを言うのは変なのかな? いずれ、これからこうした「公約」が明らかになってくることでしょうし、我々地方にとっては「地方」をあらゆる面でどう考えているのか、どう公約に反映しているのかを注意深く関心を持って注視していかなければならないと考えている。 昨日から雪になってきた。防雪柵の設置も急いでいるし、成瀬の清流も、ひときわ澄んで流れている。

初雪

ついにやってきました初雪が! 日曜日のお昼ちょっと前、福祉大会が開催されようとして、講師のお医者さんと控え室で話し中に雪が降り出しました。 ついに来たか!といった感じでした。 その日は朝から地域の作業に出掛けたが、その作業も冬を控えて、地域内を流れる堰の水路掃除で、冬の間は、その水路が雪を流すための重要な流雪施設となることから、地域総出の作業となっているが、今年はどうしたわけかかなり遅くなっての作業で、地域の方々も多少の不満があったようです。 それも、あいにくの雨、風、横殴りのもので、みぞれと同じような状況でそれが不満にもつながったようです。 そうした作業は、やはり、早めの作業がよい!終わってから、なぜ遅くなったのかという意見も出たようでした。 そうした作業を終えてからの福祉大会、チャリティーショーで、そんなこともあり、何かと気ぜわしなかった。 初雪がこんなに遅くなるのは久しぶりのような気がする。 朝起きて、孫は「雪が降ればいいなー」という。 なぜ?と聞くと、「明るい」からという。 こんな雪などすぐに消えてしまうんですよ> なるほどそうなんですよねー。 これまでのどちらかといううと、朝も暗く 気持もふさぎこんでくるような朝から、周囲が雪によって明るくなる。 これから本格的な冬本番、そうした気持ちで、備えも万全にしたかどうか、とりあえず植木やら家の周りの片づけを雨の中息子と二人でやっと終わらせ、大根の「柿漬け」を漬け込んでもらい、冬の食卓を飾る漬物も確保した。これが渋柿をたっぷりとつぶしこんだ柿漬けでおいしいことこの上もない。いつものことながらありがたことである。 そうしたことを着々と終えて、息子は冬タイヤに換えてえてくれたし、万全なよう気持で会議のため上京をした。 それに、止まってしまった温泉の掘削のための補正予算の審議の議会も可決していただき、育苗センター用地取得の議案も可決していただいた。また、畜産事業関係の用地取得交渉用地についても方針をあいさつで述べておかせていただいた。 終わってから、管理職会議を開き、今後の日程、懸案事項の対応などしっかりと確認したところでした。 それらを終えて、夜には、日本で最も美しい村連合の出版記念パーティーがカナダ大使館であるので上京した。 今週は東京での会議に明け暮れる。

アメリカ大統領選

アメリカ大統領選がオバマ再選で終結した。 株価も上がるかと思ったら全くの逆で下がりっぱなし、市場はすっかり読み切っているものです。 それはそれとして、負けたロムニー候補も潔い敗北宣言で、しかもアメリカの為に我々国民は強力しあい、強いアメリカにしよう、世界のリーダーとなろう!という宣言をしていた。 なんと心強い宣言であろうか。 日本もそうした政治風土であってほしいと心から感じた。 現実はどうか?である。

神話の国島根

imageimage image 島根県で「島根博」が開かれている。 同時に過疎町村なども多い一方で地域起こしも積極的である、島根、鳥取を、視察地にして研修した。 初日は、羽田空港経由で出雲空港を起点にした。 先ずは、出雲大社を参拝、平成の遷宮を来年に控え、80億円をかけて本殿の改修工事中であった。 参拝の仕方を教えられたが、普通二礼ニ拍手一礼で参拝していたが、出雲大社では二礼四拍一礼であるとのこと。 初めてのことで、ちょっと面食らった。 平日とあって、参拝者も少なかったように感じた。 大観光地でありながら、こうした入り込み状況はどこでも同じ悩みを抱えているのでしょう。 島根博も財政難もあってかとても小規模な開催状況であった。 島根県は人口70万でこの状況を打破すべく、県民上げての活性化に取り組んでいるところてあった。 そうした活性化に向けた取り組みにかける県民の意気込みを、視察地で肌で感じることができた。  

村の今昔を話す

私より1年後輩が、古希の会をやるので、何か話しをするいようにとのことで、出かけた。 連絡をもらったのが2ヶ月も前であったので、そのうちに話す内容を準備しようとしていてついにその当日になってしまった。全く考えなかったわけではないが、時折思い出してはあれを話そうか、これを話そうかとメモをしたまでは良かったが、あまりに思いつくままのメモで、全く脈絡がないことに気づいた。 これではいかんと思いまとめようとしても、やっぱり欲張ってしまい、もらった時間が45分ということで、なかなかまとめることができなかった。 結局、村の今昔と言うことで、中学校を卒業して53年の間に村がどのように変わったか、特に道路、小中学校、公共施設等とともに、全く新たに整備された施設や、そこで働く場所の創出など変わり様をスライドにしたものがあったので、それを題材にして話させていただいた。 最初に、彼らが小学校1年と2年生の時の学級写真が、岩井川小学校が統合し解体される際に学校にあった写真をスライドにして映し出したところ、これが大好評で、自分を探したり、あれが誰だ!これは!と言って大好評であった。 そうしたことから始まり、施設の紹介、「日本で最も美しい村連合」認定要件の「仙北道」「田子内橋」「緑の回廊」など村の自然をふんだんに紹介した。 さらに、市町村合併の経緯とその後の村の状況、財政、学力日本一と言われる村の教育の話し、等をかいつまんで話しをさせていただいた。 同時に、新成人に話している「どこにいても、東成瀬村出身であることを、誇りを持って発信していただけるよう」私どもも努力したいし、皆さんもそうした心構えで、がんばって欲しいと期待する旨を話して終わった。 後輩に話すのは、どこか面はゆい気がしてならなかった。