村の今昔を話す
私より1年後輩が、古希の会をやるので、何か話しをするいようにとのことで、出かけた。
連絡をもらったのが2ヶ月も前であったので、そのうちに話す内容を準備しようとしていてついにその当日になってしまった。全く考えなかったわけではないが、時折思い出してはあれを話そうか、これを話そうかとメモをしたまでは良かったが、あまりに思いつくままのメモで、全く脈絡がないことに気づいた。
これではいかんと思いまとめようとしても、やっぱり欲張ってしまい、もらった時間が45分ということで、なかなかまとめることができなかった。
結局、村の今昔と言うことで、中学校を卒業して53年の間に村がどのように変わったか、特に道路、小中学校、公共施設等とともに、全く新たに整備された施設や、そこで働く場所の創出など変わり様をスライドにしたものがあったので、それを題材にして話させていただいた。
最初に、彼らが小学校1年と2年生の時の学級写真が、岩井川小学校が統合し解体される際に学校にあった写真をスライドにして映し出したところ、これが大好評で、自分を探したり、あれが誰だ!これは!と言って大好評であった。
そうしたことから始まり、施設の紹介、「日本で最も美しい村連合」認定要件の「仙北道」「田子内橋」「緑の回廊」など村の自然をふんだんに紹介した。
さらに、市町村合併の経緯とその後の村の状況、財政、学力日本一と言われる村の教育の話し、等をかいつまんで話しをさせていただいた。
同時に、新成人に話している「どこにいても、東成瀬村出身であることを、誇りを持って発信していただけるよう」私どもも努力したいし、皆さんもそうした心構えで、がんばって欲しいと期待する旨を話して終わった。
後輩に話すのは、どこか面はゆい気がしてならなかった。