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反一極集中が経済回復

dsc_23721dsc_23711(講師の東京大学大学院総合文化研究科・松原隆一郎教授)

今月の魁政経懇話会の講師は松原先生を招聘しての「2017年の日本経済の課題と展望」と題しての講演会であった。

レジメを準備して下さり、これに沿っての話であったが、非常にわかりやすくポイントをしっかりとつかんでの講演はとても興味のある内容でした。

数値を並べるだけではなく、グラフの意味するところやその読み方など理解しやすかった。

特に感じたの、日銀のデフレ対策と現在リフレ派と称される主張や、これに反論している方々の考え方などにずばりと切り込んでの話は、普段あ朝ののラジオ番組でほとんど毎日興味を持って聞いている経済評論家の意見などと重ね合わせて聞くことができ、とても楽しく聴講できたし、ラジオ番組での評論家の考え方なども理解できるものとなった。

現在の経済状況は東京オリンピックの2020年頃までは続くのではないか、トランプ次期大統領の主張はアメリカにとってはごく当たり前のことであってそれが結果としてでたのではないか、日米の利益は背反しているのも極自然ななりゆきであると考えられること。

アベノミクスは個人消費の増大と設備投資を期待したのであるがその方向にはならないで、現在は現在の為替相場と株価高によってその成果(?)がでているのではないか。

後半は、回復のシナリオとして、反一極集中(地方に投資し地方の活性化対策を重視する)、投資は需要のある事業に絞るべきであること、トリクルダウン(したたり落ちる事)は起きっこないのだから、地方は地方で活性化させるべき、移民政策は賃金をの引き下げ要因であり、賃金を上げれば消費者物価も上がる。地方の活性化しつつある事業を、東京に振り向けず地方で育てる、一部選手だけが盛り上がるのではなく、全員がスポーツができるような立国。を提案しつつ、奥さんと一緒に数日前から秋田県に宿泊をしながら、料理、町並み、駅前、居酒屋などを巡って地方の実態を実際に見聞した結果に基づく体験を入れての講演でした。

国土強靱化対策にも触れておられたが、私も県際の道路交通網の整備が遅れていることがそうした経済発展、観光交流の障害にもなっていることから是非意見具申を要望し、考え方などを質問させていただいた。

秋田県もそうした視点で努力をすることによって活路があるものと感じたところでした。

冬の動脈

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雪の時期になると、普段なんとなく活用している水路のありがたみが痛切に感じることになる。

この先週は、天気予報どうりかなりの大雪に見舞われた。

日曜日は村のあちこちで、雪下ろしに精を出した家庭が多かった。

家族総出の家庭もあり、屋根に上がるとあちこちで辺りほとりを見回しながらの作業で、下の方では下ろした雪を流雪水路に流し込む作業を手伝う子供たちもおった。

この水路が、集落にとっては冬における大切な雪対策の一つになっている。

村でも、この水路を整備すべく計画的に進めているが、限られた水源からの導水であり、一旦成瀬川に落としてしまうと集落での活用は難しく、それを何とか循環させるとか、あるいは一定の貯留をして再利用できないかとあれこれ思案を巡らしたり、コンサルに協力要請をしてはみたものの、なかなかまだ妙案が見つからない。

実際、発電用ダムなどでは大規模なダムを築造して、ポンプアップして水の再利用することによる発電をしているところもあることから、検討の余地はあるような気がしている。

しかし、単に流雪のための水を貯留してまでは実績がないし、流れた水と雪が溜まってしまい再利用は難しいのかなとも思う。

でも何とか別の水の活用法はあるのでないだろうか?

その点、我が村の主要な集落には基幹的な農業用水路があり、冬季の雪対策として大きな役割を果たしている。

しかし、それとても水が無限ではなく効果的な活用法は検討していかなければならないのではないだろうかと考えている。

この水路への投入も時間制を敷くとかいろんな対策の必要性は最近特に感じているところであり、集落の方々の理解と協力が絶対に大事なことである。

仲良く協力し合って、この冬も乗り切りたいものです。

稜線から朝陽

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今朝の朝日が、稜線の木立から姿を現した。

辺りは霧が濃く、まるで霞の中の様相でした。

昨晩は雨が落ち、これだと雪になるのかと思っていたがそうではなく、気温も下がらずむしろ暖かいぐらいでした。

四季折々の天候も変化が大変に激しく、その移ろいもとても変化がある。

一日として同じ状況はないようにも感じられる。

年末、仕事にも一定の区切りをつけなければならない。

課題もあったが、その都度しっかりと対処してきているが、年末はいろんなところから新年の挨拶原稿が舞い込んできており、今日も数件の原稿を書くことになる。

年度内には大きな行事も控えており、その打ち合わせを約束しているし、ここ数年のおおきな事業のうちの起点ともなる新年度に向かって、気を引き締めた打ち合わせをすることになる。

きれいな朝陽のように、鮮やかに進むように願っている。

地方六団体の要望会

(自民党本部での地方六団体の要望会で挨拶する高市総務大臣 ) (挨拶する谷過疎問題部会長) (挨拶する葉梨総務部会長) (早朝から沢山の自民党議員連盟の会員)

朝から、自民党本部で総務部部会と消防関係議員連盟の沢山の国会議員が参集して、29年度予算が22日の閣議決定の段取りとなっていることから、関係議員、関係団体、地方六団体等の代表者が一堂に会して、要望、予算獲得状況などの報告をお聞きし、今後の対策のため、意見交換をした。 国税収入が落ち込んでおり、地方にとっては極めて厳しい状況下にあるようだが今後の総務省、財務省との大臣折衝においてどのような決着が計られるか多いに頑張って頂きたいところです。 それにしても、国会議員の熱意ある議論は頼もしくもあった。 冨樫総務大臣政務官や官僚もたくさん出席されておりましたし、私が若い頃にお世話になった大庭地方課長さんが消防庁次長として出席されておりおりましたし、総務省の都道府県税課で税制改正に当たっておられる知り合いのかたも出席されており、挨拶することが出来ました。 いよいよ年末の予算獲得の最終段階に入ったことがひしひしと感じられる要望会でした。 東京は快晴!なのに秋田は雪!

たくさんの祖父母会

(

(じじとばばが楽しそう)

(読み聞かせグループ「つくしんぼ 」の十二支の読み聞かせ)

午前中は忙しく歩き回った。 保育園と児童館で計画したイベントがあり、開会には間に合わなかったが途中から何とか間に合った。 孫は可愛いもので、仕事を早目早めに終えて参加した。 参加してみて、職員の方々の企画、イベント内容が実に細やかで充実した内容に感心することしきり! こうした配慮があることによって、子供達が健やかに育つんだなーと改めて感じたところでした。 じいちゃん、ばあちゃんの嬉しそうな表情、取り巻く子育て環境の良さが感じ取られるようで嬉しかった。