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難しい対応

image (雪割草) image (散歩コースの軒下に咲く春の花) 我々自治体職員 の人事管理、労務管理は時代とともに難しさが出て来ている。 我々の職員時代は、一人前にするためには先輩方から徹底して厳しく教えてもらったように感じていた。パワハラなどという言葉さえなかった時代ですし、職場てのイジメなどもあったかどうか?それが今は、常にそうしたことを念頭に置いた対応が迫られているのが現実である。 現実的問題として、関わっている組織でもそうした事例があり、第三者委員会による調査が行われ、その結果が報告された。 結果的には、明確なパワハラスメントとは言いがたいとの報告であった。 但し、職員派遣などに当たっては、派遣する側も受ける側も情報をしっかり共有し確認することや、普段であってもそうした健康管理、労務管理、人事管理をするべきであるとの指摘にはしっかりと心しておかなければならないと、改めて感じたところでした。 次には、2025年を目標にした医療計画の策定に当たっての秋田県医療審議会があり出席。 ぜんかいの計画で大きな話題となり結果として、8二次医療圏に落ち着いたところであったが、今回はこの医療圏構想よりも更に柔軟に考えた構想を策定するための方向で検討することになるように感じた。 何せ、大きな問題であり、総合的に大局的に検討していく問題としてとらえたところでした。 医師サイドからの意見が多く、今後は自治体の取り組みの重要性、この計画は今後の秋田県の医療のあり方の重要なポイントとなるとの意見は理解できた。 これが、総合的なインフラ整備、医師対策、介護問題など地方自治にも大きく関わってくる課題でもあり、ある意味ではチャンスでもあると考えた方がよいとも感じた。 勉強になります。          

お祝い、退任挨拶、表彰式など

image image image image なんともまー慌ただしい一日。 都合で秋田の療護施設に入院するお子さんの入学祝をしてから、スポーツ振興に役立てて下さいと多額の寄附金をここ数年続けておられる(株)菅与さんから今年もご寄付いただいた、ありがたいことで、ご趣旨に沿ってしっかりと活用させていただくことにしたい。 このあと、会社の来期の運営を打合せ、続いて、教職員の退任挨拶会、12名の転出される教職員にお礼と今後のご活躍を期待したところでした。 引き続き芸術文化とスポーツ文化などで活躍、功労のあった方々にたいしての表彰を行った。 午後はNHKの取材を受けてから広域市町村圏組合の議会に出席、こちらでも議会終了後、退任される方々の送別会が行われた。 早めに切り上げ、帰宅、沖縄那覇から遊びに来ている三男家族と遅い夕食。 孫たちも元気に育っている。 明日も明後日も行事予定がありゆっくり遊んでもやれない。 かろうじて早起きをして、堅雪の上で孫たちを入れて凧揚げをしてやるぐらいだ。

会長会議と財政部会

image image image image 全国町村会長会議と政務調査会の財政部会 が開催され初めての出席をした。15名の委員で構成されており、27年度の重点要望なとを審議した。 この後、財政などに精通されている神野直彦東大名誉教授による「今後の地方財政を巡る課題について」の講演があった。 最近の人口減少問題について、余りに神経質になりすぎている。 統計は統計として大切であるが、 統計数値を弾き出すに当たって、母数が小さいと当たらないことが多く、人口減少は減少として自信を持って町村運営をすべきである。 失業率は、確かに沖縄県が高いが、人口構造は寸胴型であり、いわゆる逆ピラミット型ではない。しかも、地域への永住意識は圧倒的に高いそうである。 ここが日本全体の問題であろうし、そうした意識改革が求められる。 第二次大戦後繁栄しているスウェーデンは「ふるさとは近くにありて想うもの」で、日本は室生犀星の「ふるさとは遠くにありて想うもの」の思想なのか、決定的に違うところがある。 こうしたことから、一極集中の是正と声高に言っても既に言い古されたことてあり、これまでの政策の舵を切る努力が必要だ。 今後は、地方創生対策財源のを短期ではなく中長期的に確保することが政府の責務であり、地方団体としての大きな役割であるし、政府の地方財政対策の委員長としても努力するし、進言していくとのことであった。 そのためには、地方交付税の法定税率の拡大、補償、確保が今後の大きな争点になってくる。 このあと、内閣府の危機管理担当副大臣からの政府の危機管理についての地方自治体としての取り組みのついての考え方が、「自助」「共助」が大事であることが強調された。 また、山崎地方創生総括官から手際よく説明があり、今後も要請があればいつでも出掛けていき、ともにその対応に当たりたいとの強い決意があった。 何せ、初めての会議で緊張したが、無事挨拶などもさせていただき終えることが出来ほっとした。

湯沢市政施行10周年

image image image (顕彰者の皆さん、おめでとうございます) image (東成瀬中学校の吹奏楽部を指導してくださった佐藤久美子先生の指揮は爽やかで何故かホッとしました) 湯沢市が一市二町一村の合併をしてちょうど10年になる昨日、記念式典が行われ出席した。 議長ともどもに出席した、ところがご案内をいただいたのに私の席はあるのに議長の席がない!私も探したがない。ところが羽後町議会議長の議長さんもない、さらに山形県の議長会長さんや他の議長さんがたの席もなくなんとなく申し訳ない気がしてならなかった。 チェックミスだったんでしょうなー。 我々もこうした記念式典はあるのですから十分注意しなければならないと思ったところでした。 何かにつけて、平成の大合併は課題のあったところであったと思っている一人ですが、今回もお誘いを受けた村としても、いろんな思いで出席した。 特に、時の知事が全市町村を回り強力に合併を推進、その知事が今回は違う立場で祝辞を述べていたが、そのなかで「心配である」とのべていた。 あれ!どうしたことだろう?一瞬我が耳を疑ってしまった。あれほど全国屈指の合併促進知事として名を馳せたかたが、何を今さら!と思ってしまった。 何が心配なのだろう? 二言目には交付税は30%は減額される、国の財政は破綻状態だ!赤字国債は1000兆円を越えると、主張している。それはそれとして、ならば国政で改革して欲しいものである。 更に、市町村合併推進当時、我が村と県北の村を例示して、「猿と熊を加えれば一万以上になるだろう」と言い、合併しない選択肢もあるだろうと、合併しないことにたいしての諦めなのか、うそぶいたのかどうなのか真意は未だによくわからないが、公の場で堂々と発言し、小バカにしたとしか思われない発言を、今回もまたまた挨拶でのべたのには、驚き、10年間も同じことを言い続けていることに、あきれてしまったし、会場からの笑いを取ろうとしたのかも知れないが、笑いも少なかった。 こうも何度も何度も言われるといいかげんにしてくれ!と言いたくなるし一体市町村合併って何だったのか?人口規模がどうの、財政が維持が出来ないなどといっていたのに、合併しても、交付税の10年の算定特例を延長することなど、合併前に約束していたことがことごとくなしくずし的に破られているのではないか。 合併しなければ一定規模以下の自治体は維持困難とおっしゃっていた方々の考えと現実はどうなっているのでしょうか? そして、合併自治体とその構成旧自治体はどうなっているのでしょうか? 旧町村単位の人口数の推移はどうなっているのでしょうか? どこも取り上げないし、なぜか避けているように思えてくるのはどうして?10年このかた、その実態にはどこも触れようとしない。その不思議さが感じられる。 どうしてなんだろう。 「心配」とはそのことなんだろうか?昭和の合併でも同じ現象があったではないか。 まさかまさかそこまでは考えていないでしょうなー?

課題の多い地方行政

image (朝焼けが美しい、飛行機雲も見えたが早く消えてしまった。上空はながれが早いんでしょう) image (朝日を背に受けて雪原散歩) 国、県、市町村とも財政状態が厳しくそのための対策として、まずは効率的な運営のために職員数を削減することが最も手っ取り早いとしてその対策に当たってきた。 一方では、高齢化が進み医療、保険などの社会保障対策としての行政対応が、国から地方、特に県を飛び超えて市町村にその対応が回ってきた。 市町村単独ではその運営が無理であることは国民健康保険事業でも明らかになっていることから一部事務組合を作りその運営をするようになってきた。 ところがその組織の職員体制となると、派遣することが原則であるとしているようで、いざ職員派遣となると構成団体の組織規模からいっても簡単に派遣できるような状況ではない、つまり、先に述べたような、職員削減を徹底して進めたことから、余裕のある町村はほとんどないのが現実であり、ほとほと困ってしまっている。 広域市町村圏組合を構成している我々も、何とかそれぞれの構成団体負担金を圧縮すべく消防職員の削減までに取り組むという非常事態的措置までをして取り組んでいる苦しさがある。 一方、国では国民の財産、権利、などの事務事業である業務の人員削減を含め事業所統合にまでも整理の動きが現実としてあり、この後いったいどうなるであろうかと懸念される。 こうした行政課題のつけは、直接的に国民、住民と接する我々に回ってくることは必至であり、覚悟しなければならないことであろうか? これは、国、県、市町村とも