ノンセクション, 雑感 実り多い八日間 2015年8月25日(火曜日) 爽風雲 デンバーでの交流は実に実り多い八日間となった。 最終日は全くの移動日となったが、時差が15時間と言うことで、このblogもなんだかとんちんかんの日付けになってしまっている。 移動日の前日は、ホームレスの方々への給食サービスのボランテア活動のあと日本人学校の生徒と父兄への日本文化の課外授業が行われた。 まず、館長の本間学さんから日本館での合気道が紹介された。礼儀に始まり、その由来、着けている袴など、更には収蔵されている日本の民俗資料などのいわれ、使い方等私も勉強になった。 次に、今回のテーマの一つである日本文化の「ぞうり」作りの実業がおこなわれた。 ワラの持ち込みが出来ないため、布切れを活用したぞうり作りには、凄い関心が示された。子供たちばかりでなく、親たちも初めてのことであったようで、一定の時間では出来ないため、予め準備した制作過程での最後の仕上げ部分だけでしかできなかったのは残念であった。約20足は父兄に、子供たちにはミニチュアのぞうりをプレゼントした。 このあと、二回目の押し花作りの実演を予定したが、時間的に無理で、一部を見せてプレゼントで終わったが、わーきれい!と感嘆の声が上がった。 日本人学校の子供たちの積極的な質問が多くその積極性には驚かされた。 こうして、今回の交流活動の全てが終わったのが午後2時過ぎで、それから昼食は本間館長の手作りのお茶漬け! 帰国準備をして、夜には、関係者との「DOMOサヨナラ」パーティ。市議会議長オルテガ女史、ホームステイ先のジョウジさん、小学校美術担当の教師、日本館の弟子達との交流など実に充実した日程となった。 今回参加した高校生達も、行ったときとは見違えるようになったように感じた。 積極的な英語での会話もしていたし、交流にも入っていた。 今後の日本館との交流再開に一つの見通しがついた感じがした。 形式的な交流とは別な形の、実態のある交流がより求められてくるのではないだろうか? その、きっかけ、糸口が見えて来たと感じたし、その具体的な準備に入ろうと長い飛行中にに考えた。 本間館長とは、最後に「出来ることからどんどんやりましょう」と話して別れた。 約50年前に単身でアメリカに渡り、車で移動し、その車が壊れた所で住み、活動を展開した本間氏には確固たる信念と哲学があり、一方で日本文化の大事さを持ち続けている人間性豊かな人格者を見るこどができた。
ノンセクション, 雑感 ホームレスへのボランテア 2015年8月24日(月曜日) 爽風雲 アメリカでは寄付行為が、社会活動の大きな事業となっているとのこと。 そうした活動の一環で、ホームレスへの食事サービス、ボランテア活動が継続して日本館で行っている。 その活動のためには、日本館の協力者や日本館の職員など大勢が約一時間の間に集中的にそれはそれは忙しい時間になった。 カレーライス、ビーフン・餃子スープ、パン、ケーキ、コーヒー、ジュースなど多彩なものでした。 我々7人も、前日からの準備、当日の給食に当たった。 サービスを受けた方々は300人を越えたようで、準備した食事が無くなってしまうような状況でした。 かなり緊張した時間となった。 ホームレスのかたがたの全てが、サンキューとしっかりとお礼の挨拶をしてくれました。 緊張したと同時に大変に充実した時間となった。
ノンセクション, 教育, 芸術・文化, 雑感 小学校を訪問 2015年8月21日(金曜日) 爽風雲 午前中はじっくりとデンバー市の郊外にある「コヨーテ・クリーク小学校」で 勉強中のところや学校運営に対する考え方や、教育全般に対する実際について研修させてもらった。 実にのびのびとしておった。それぞれの学級には、教諭資格者と指導助手が一人ずつ、配置されていたが、これは村の場合有資格者がついている。 フリータイムの時も教師は子供たちと一緒にダンスを踊り楽しく過ごしていた。 更には、子供たちには、全員に学年に応じたパソコンなどをあたえていた。 これは、特別支援学級では効果を表しているようであった。 体育の時間は週一回だけ で、体育館はカーペット敷のクッションのある床であった。 ただし、冬であっても外に出て遊ぶ時間を毎日20分はとっているとのことであった。 4年生の教室では、持参した村の小学校、中学校の画を送ったところ、子供たちは声をあげて喜んでくれた。 このあと、このごどもたちの絵を頂いてきました。 教材は、多様で参考にもなった。 総じて、子供たちの個人 の能力を引き出そうとする 意欲が感じられた。 このあと、国立公園「世界最大の樹木化石群」で研修、火山の爆発によって埋まり、さらに海底に沈んで化石となった史跡と公演の一部を視察した。 遅い昼食を家族経営のレストランでとり、インデアン原住民の地域で、生活様式、歴史、民俗資料なとの実態に触れる貴重な体験をした。 コロラドスプリングスでは、ガーデンオブゴッド(神々のすむ公園)などはじめての体験もした。 アメリカの広大さを改めて強く感じた。
ノンセクション, 教育 デンバーに向かう 2015年8月18日(火曜日) 爽風雲 アメリカコロラド州デンバー市の日本館との交流再開に向けて、今日から村から私を含めて7名で出かけます。 18日から25日までの日程でデンバー市とデンバー市議会の方々との交流の予定です。 今回は、これからの交流を高校生を含めた交流にしたく、募集したところ3名の高校生も応募してくれましたので、一緒に行ってホームステイの経験も予定しています。 実りのあるこうリュにして参りたいと思っています。 東成瀬村の空は晴れています。田圃も稲穂がたれだしました。
スポーツ, ノンセクション, 健康、医療, 政策, 教育, 環境整備, 福祉, 芸術・文化, 観光, 農業 地鎮祭など多彩な一日 2015年8月11日(火曜日) 爽風雲 学校給食センターと肉加工施設建設の地鎮祭が関係者出席のもと行われた。 本年度の主要事業であり、農業振興と六次化産業と雇用対策にも繋がる期待の事業として取り組んでいる。 工事の安全とより良い施設となるように祈願した。 午後からは、自殺予防の知事メッセージを携えてのキャラバン隊が訪問され、知事メッセージを受け、意見交換をした。 自殺者が減少傾向であったが、今年に入り、再び増加傾向にあり、危機感をもって対応する必要性からの訪問であった。 この課題は余りにも難題であり、粘り強くじっくりと対応する必要性、更には離職者にもそうした傾向があるのではないかとの意見もあることから、国や県レベルでの総合的な環境整備の必要性などについても意見交換したところでした。 このあと、昨年から始まった市町村対抗駅伝ふるさとあきたランの説明会があり、監督コーチ19名で打ち合わせ会があった。 自己紹介の最後には、一般の部で佐々木剛樹さんが中学から秋田工業、大学での駅伝経験を生かして頑張りたいし、どんなトレーニングをすべきか、あるいは心構えなどを指導したいとのことに、多いに期待したいと思った。 夜には、上掵遺跡の発掘作業に当たってくれた桜田さんを作業員6名が囲んでの、今年の慰労会に出席。 席上、桜田さからこの遺跡が、今後ますます多くの貴重な資料が発掘されるだろうとの見通に、私も作業員の皆さんも大きな夢を描いたところでした。