カテゴリー別アーカイブ: 福祉
村の花「やまゆり」
どうも梅雨空が続くばかりで、当然見たいに雨が多い。
そのせいか、山々の緑も濃くなってきているし、田んぼの濃さも一段と強くなってきている、もちろん雑草もすごい勢いである。
昨日は、米寿のお祝いと出生祝い金をお届けに回った。
今回は4月から6月までの対象者にお届けをしたところでした。
出生者が3名でしかも2名が第3子でもう一人は第2子であった。
特に統計を取っているわけではありませんが、最近は1子のみや2子までといったような雰囲気ではなく、第3子を持つ若い親たちが増えているように感じられる。
たまたま、そうした話をしながらお祝いをさせてもらっているが、秋田県内の自治体で昨年1年間の人口増減についてのニュースが朝のニュースで報じられていたことを皆さん見ておられたようで話も弾みましたし、県内では3自治体しか増加はなかったようです。
そんな中で出生者がこうした形として第3子までもつようになったことはうれしい限りです。
若いお母さん方からは、子育て環境に配慮してもらってうれしいし、助かるといわれるととてもうれしいものです。
米寿の方は2名でしたが、やはり元気で、昔話などをしながら思い出話しをしながらお茶をいただき、かってお世話になった元村長さんの写真に手を合わせさせてもらいました。
そんな話の中で、田んぼでは出穂がちらほら見えてきた話もありました。もうそんな時期になったんです。
村内を回って今年は、特に村の花である「山ゆり」が目に付くような気がしている。
ワラビ畑や山沿いのあちこちに、白い花が多く見受けられるようになって来た。この根っこを食用にしていた時代もあったし、現在もご家庭によっては、いろいろな料理に使われる家庭もあることでしょう。
これを元村長が活用しようといろいろ提案し、増殖しようとしてある程度増えると、ごっそりと持っていかれてしまい、なかなかうまくいかなかったが、今度は何とかうまく増やす方法を考えてみたいものですし、それを活用した調理法も検討勉強したらどうだろうかと思っている。
ユリの根っ子も結構重なっていてたくさん増える。子供もたくさん生まれればいいですよねー。
地域と共に幸寿苑
特別養護老人ホーム「幸寿苑」が開設されてから25年になる。
あっという間の25年のような気もする一方で、長い長い25年でもある方々もいるかもしれません。
開設までは市町村毎の競争が激しく、元村長の菊地寿吉さんが懸命な運動を展開し、それを引き継いだ前村長後藤幸司さんがやっと開設にこぎ着けた。
それを記念して、幸司さんの幸と寿吉さんの寿の頭文字を取って「幸寿苑」としたものでした。
今では、老人施設も多様化してきており、多くの施設が開設され、利用者も多くなってきている。
家庭介護している方々からすると感謝されてもいる。
昨日も、短期利用者のご家族から、親戚の不幸があり、利用させていただいた。
ありがたかった!とお礼をいってもらった。
そうしたお礼をたまにではあるが会話の中で出ると嬉しいものです。
地域の施設に対するご協力もとても大切であり、有り難いことです。
これからも、こうしたご協力をいただきながらしっかりと役立つ施設として運営していかなければならないと職員共々に努力しなければと25周年にあたって改めて感じたところでした。
福祉を考える
41回目を数える東成瀬村社会福祉大会が「ゆるるん」で開かれた。
例年、秋に開催されていたのであるが、気温も寒くなってくる頃であり陽も短くなってきて何かと気忙しくなり、気持ちも落ち着かい季節であることから、ここ数年開催時期を検討してきたところでしたが、今回実行委員会などを開き、思い切って変更したところ、皆さんたくさん参加していただき、ゆっくりと福祉について考える機会になったことと思っています。
会長表彰は手倉寿会の活動優秀団体、感謝状贈呈は最上谷健さんの社会福祉功労、高額寄付者の株式会社・菅与に贈られた。共同募金活動功労としては佐々木勝治に県共募会長表彰の伝達がありました。
体験発表では東成瀬小学校6年の佐々木唯さんの「地域の方々に支えられて」と題して普段の生活において地域の方々に支えられて自分たちがおるということに気づき、感謝の気持ちを持ち続けたいことを述べておりました。
東成瀬中学校3年の佐々木葵さんの「私の夢」と題し母親の介護福祉士としての活動を見、実際に体験し、将来の夢として介護福祉士としての夢をしっかりと実現したいとする発表で、子は親の背中を見て育つを、実践しているようなすばらしいい発表でした。
皆さん感動して聞いておられました。
講演は、ラジオパーソナリテーとして歌手として東京で活動しておられ、10年目でふるさと秋田に帰り、積極的に秋田の良さ、秋田を変える活動をしておられる藤田ゆうみんさんの「故郷への感謝~メリットとデメリットを愛する~」と題して講演してくださり、ライブで来年秋田で行われる国民文化祭のテーマ音楽などを披露してくださいました。
講演では、なぜ秋田に帰ったかなどとともに、学生生活など東京での10年間で感じたことに、北海道や沖縄の方々は故郷を自慢し誇りに感じ、それぞれを「いいところだよー」と会話をし「来てよ!」「行ってよ!」と言っているのに、秋田にはそれがない!、これではだめだ!帰って自らよさを発信しようと思われたような感じのお話であったと思った。
これからじわじわとそうした発信が秋田に変化を与えてくれることを、確信したところでした。
内容の濃い社会福祉大会であったと思った。
続いて、助け合いチャリテーショーも短い時間ながらそれぞれのグループが普段練習している成果を発表してくださり、入場券610枚、協賛企業、団体の方々の協力で今後の福祉活動の資金として活用させていただけることになりました。ありがとうございました。
議会閉会
6月定例議会が閉会した。
短い開会期間であったにもかかわらず、結構疲れた議会になった。
それだけ課題の多い議案審議であり、対応に苦慮した議会となった。
最終日の昨日は、異例とも思われる議長からの議案提案にあたっての我々議案提案側の不手際に対し、議会の意向としての申し入れがあった。
強く反省しなければならないと感じているし、具体的な対応策を職員ともどもに検討を加え、具体化していかなければならいと考えている。
間違い、議案の提案時期などそれぞれ理由はあるわけですが、そのこととと、提案する議案を議員に届けてから不備があることが後から判明し、差し替えするということとは別問題であり、申し開きのできないことであるわけで、今回はそうした事ばかりでなく、いろいろ課題もあったわけで、提案者として誠に申し訳なく、閉会にあたってお詫びをさせていただいたところでした。
今議会は、本当に苦しい議会であった。
昨日は、24節気の一つ「夏至」であるのに、梅雨入りとあって朝からうす暗い天気で、それに加えてこの議会でもあり、なんとなく気持がすっきりしない日となってしまった。
そんな思いでありながら、今議会に、これまた専決処分案で、保育園への入所申請が次第に増加してきており、施設的には十分に対応できるものの、職員の確保が難しい中で、できるだけその申請を受け入れるべく努力をしている。
しかし、その定数条例の改正が議決されておらないと入所希望にこたえられないことになる。その条例改正もただ単に増やしておけばよいというわけにもいかず、そのタイミングをずらしてしまい、今回の議会に定数条例の改正案を専決処分案として追加提案させていただいた。
そんなこととは全く別世界で、保育園では屈託なく、みんな元気に遊んでいた。
こうした子供たちのためにも、しっかりとした体制で受け入れができるように我々大人がしっかりしなければならないことになります。