防災・消防 村の消防大会 2015年7月20日(月曜日) 爽風雲 昨日は村の消防訓練大会、消防団員が多かった時代は、270名を越える団員に対して、軍隊経験のある消防団長が自ら指導して、小隊訓練、つまり、消防団員としての規律、訓練礼式を厳しく指導してから、その成果を試すための、大会を一日掛かりで、ボンプ操法と共に開催していたが、次第に団員数が少なくなり、現在は団員が200名を確保することが難しく、規律訓練も3分団のみとなってしまった。 そんな歴史を持つ消防団であるが、規律訓練も早朝からの練習で、きびきびした素晴らしいものであった。 小型ポンプ操法はレベルも高く、僅差での勝敗となった。 8月2日は湯沢・雄勝の大会があり、練習の成果を出してほしい。 優勝は、第2分団第2部の肴沢、蛭川で昨年は第1分団4部の平良は、もっぱらの前評判の高かったのですがわずかのミスも許されない厳しい戦いで二位となった。 大会まで少しの練習もあるようで、成果がでるように頑張って欲しい。 ご家族の協力も大変な力となっており、家族ぐるみ、地域ぐるみの協力があり、村の誇りでもある。 今日は土用の始め、嫁さんが定休に買っている御馳走が届いて、ウナギでした。 ご馳走さまでした!
防災・消防, 雑感 絶妙な連携 2015年6月19日(金曜日) 爽風雲 (救助隊に配置した「ナビゲーター」、全てのルートが表示される優れもの) 昨日の午後2時過ぎに「須川で遭難者が出た模様」との第一報が入った。 どこから入ったのかを確認したら、湯沢雄勝広域消防本部救急指令センターからとのこと。 この時点では遭難者との連絡が携帯電話で取れているとのことであった。 まもなく警察からも連絡があった。 遭難者は66歳、男性、山形県新庄市、軽装、入山地点は栗駒山荘約2km地点で、午前7時過ぎに入山したとのこと。 3時過ぎには広域消防東成瀬分署から入山したいので案内人がほしいとの相談があり、山岳遭難捜索救助隊の派遣について連絡を取り、3時25分には正式な出動要請を受け出動、現地本部にほぼ1時間で到着、警察・消防16名救助隊名、役場職員2名で本部設置、16時37分には隊員3名の案内で消防職員4名の計7名が入山捜索開始した。 この時点で現地は雨で、視界不良せいぜい10mか30m程度とのこと、県警ヘリも現地まで飛来したが戻って、待機中とのこと。 遭難者とは携帯電話で一時連絡が途絶えたが再度連絡が取れているとのことであった。 17時16分捜索隊が遭難者を発見、接触できた。この間捜索開始から約40分で発見に至ったことに驚いた。 現地は雨で標高1000mを超えており気温も低くすでに暗くなってしまっていたようだ。 17時24分遭難者、捜索隊下山開始したが、遭難者がかなり衰弱し震えているとのことで、救急車の要請をした。 19時29分に本部に遭難者と救助隊が無事救助成功、救急車で病院に搬送というすばらしい連携の救助活動であった。 救助要請から救助隊の編成、現地本部到着まで約1時間、救助隊が入山から遭難者との発見接触まで40分、これから遭難者とともに現地本部まで2時間。 この捜索活動で特筆すべきことがある。 一つは遭難者が携帯電話をもって入山し、119番通報でGPS機能により遭難者の位置が特定できたこと。 さらに、この春から栗駒地域山岳遭難救助対策協議会の事業で「携帯用ハンデイーGPSナビゲーター」を捜索隊用に購入配置したことにより、遭難者の発見救助が特定できるようになったことにある。 それと同時に、救助隊員が指令センターからの位置情報によって、遭難者のいる場所が「あーあそこだ」とその場所を直ちに把握しその場所に急行できたことが今回大事に至らず無事に救助できたことになろうかと感じている。 やはり山に詳しいこうした救助隊員の活躍は今後も多いに力になってほしいし、入山する方は携帯電話などは必ず持参してほしいところです。 山の天候は急変しますし、いかに夏とはいえ、この時期雨になると気温は急降下し寒さで体力は消耗し亡くなられた方もこれまでもたくさんおられます。 十分な対応が必要となることを肝に銘じてほしいものです。 今回は大事に至る一歩手前といった感じで、救助隊の懸命の出動と経験、警察、消防との連携の手際よさ、指令センターの指示の適切さ、ナビゲーターの配置のタイミングなど大いに参考になる事例ではなかったでしょうか。
イベント, スポーツ, 地域興し, 林業・林政, 第三セクター関係, 観光, 防災・消防 林業関係と索道の会議 2015年6月3日(水曜日) 爽風雲 秋田市内で林業労働対策基金の評議委員会で、現場林業従事者の退職手当て制度や安全対策を実施している法人運営についての話しあいをした。 実に決め細かな対策がとられておることを知った。 このあと、水源林造林協議会の総会があり出席。 造林事業功労者表彰なども行われ、林業事業にもやっと少しずつ明かりが指して来ているように感じている。 我が村にとっては林業は継続的にしかも計画的に推進していかなければならない事業である。 空気、水が自然に及ぼす影響を流域全体に理解して貰うように努力しなければならない。 このあと、しぱらく出席しておらなかったスキー場関係の東北索道協会の秋田地区部会に出席。 昨年度シーズンは、秋田地区部会ではリフト事業での事故がなかったようでした。 何せ、事故が起きると、スキー場のイメージが悪くなって、経営にも響く。 しかも、最近の火山爆発で全国の多くのスキー場が緊張しているし、ハザードマップの策定で、その遅れが指摘されているが、実際問題としては、その策定のためには、過去数万年単位での火山の歴史を解明してからでないと、具体的な計画策定にはいられないそうで、そのためには最低限2~3年はかかることになるようだ。 そんなことを含めて、スキー場の安全対策についても、考えられる安全対策研修会を我がジュネス栗駒山荘スキー場で行うことになったし、田沢湖線スキー場からは、モーグルワールドカップ大会や、全日本マスターズスキー大会を再来年開催予定であり、その運営に協力要請があった。 我がスキー場でも名乗りをあげたいと思っているのでスキー場としても協力していかなければならないと考えているところです。
防災・消防 山火事発生 2015年5月30日(土曜日) 爽風雲 (遭難事故防止対策協議会) (スポーツ少年団練習試合) (お天気教室参加者記念写真) 昨日は驚いてしまった。 村の大柳沼から更に登って行って、増田町に近い所の杉林や作業道を焼いてしまった。 原因は山菜採りの人達が不注意にも投げ捨てたであろうタバコではないだろうかと考えられています。 一時は水がなくこのままではどこまで焼け広がるかわからないという、緊張する時間があった。 自衛隊の派遣を要請することも検討したが、 村の消防団、湯沢・雄勝広域消防署などの懸命な消火作業で約30aの消失で止めることができた。 もちろん、ヘリコプターでの消火もおこないました。 不注意には本当に迷惑をします。 そんなことがあったのですが、なんとか落ち着き、夕方には栗駒山系遭難事故防止対策協議会の総会を開いた。 遭難事故防止対策を多くの皆さんのご協力で進めていますが、なかなか山菜採りの事故は無くなりませんが、少しでも事故がなくなるように多くの皆さんから協力してもらっていることを理解して頂きたいものです。 今日は、朝からスポ少の応援とNHKお天気キャスターを招いてのお天気教室に参加した。 キャスターのお二人は植田小、十文字第二小、東成瀬小の子ども達に分かりやすくお天気の仕組みなどを解説してくれて楽しそうでありながらも、専門的な立場での話しもあり勉強になったようでした。
イベント, スポーツ, 防災・消防 8回目のチャレンジデー 2015年5月28日(木曜日) 爽風雲 このイベントに参加して8回目になる。今年の対戦相手は沖縄県東村で一勝一敗一引き分け、今年が勝負の年となる。 朝から張り切って避難訓練とラジオ体操に参加した。 皆さん普段やらないラジオ体操を今年は見違えるようにスムースにこやかに行っておりました。 避難訓練も今年は私の地域でも二回目で、少しずつ慣れてきているようだ。 ただ、避難訓練も集まっただけではなく、となり近所の方々を確認するとか、一家で避難するときに、最低限必要な物を持って集まるようにするとか、課題を持って訓練する必要があると思ったし、私自身もそうした準備もなく参加したことを恥じている。 地域のことは地域のそれぞれ役員やリーダーがある程度確認するとか、それらの訓練も必要である。 午前中には、チャレンジデーの開会行事に県体協や県庁の担当次長も応援に駆けつけてくれましたし、中学校の体育祭もこれに合わせてくれて参加率アップとなること間違いなしである。 このあと、秋田市での福祉の会議、農業関係の会議でもこのチャレンジデーは話題になった。 さてどうなるか?