カテゴリー別アーカイブ: 防災・消防

屋根にも除雪機

除雪対策でもいろいろ工夫するもので、保育園と児童館、図書館の雪下ろしがされていた。 よく見ると、普通に見られる除雪ではなく、ロータリー除雪機械が3台も上がっており、それが勢いよく屋根の雪を吹き飛ばしているのである。 ははーこれは考えたものだ、それにしてもこの機械をどのようにして揚げたのだろうかと思ったら、そばにクレーン車がいたので納得。 そんなところを写真に撮っていたら、役場の屋根にも揚げたげたんだよとのこと、これにはびっくり、とてもとてもこの高さまでのクレーンなんてあるものかと思ったらそうではないそうで、やはり機械力は大したものです。 雪対策に当たっても、いろいろ工夫をし、知恵を出して効率的に進める必要性もあることを改めて感じた所でした。 さて、今年の除雪経費もそろそろ底を突いてくる頃ですし、いつ頃どれくらい補正予算に計上しなければならないか具体的に計画しなければならないだろう。 まずは、この分だと2月一杯は除雪経費がかさむことを覚悟をしてしっかりと対応しなければならないだろうと思う。 どこかさんみたいに「予算がいくらあっても足りない」などと言ったことは絶対言ってはおられない雪国の重要な行財政経費であり、雪のない地域で地方の行財政経費を削減するように、などとは言ってほしくないものです。 昨日は、かねてから要望のあった村内の集落では一番南であり、消防機器の充実は重要であると考えておったところで、これまでの小型消防ポンプ積載車のグレードアップした配車をする計画であったところ、昨日納車になり、地元に引き渡しをしたところでした。 「なるべく、出動しないように願う」と添えるとともに、事故防止には十分留意するようにと申し上げたところでした。

雪害警戒部を設置

  降り続く降雪量で村内の各家庭では雪下ろしが既に5回を超えるくらいになった。 こんな状況がこれからも続くことが天気予報などから予想され、村では「東成瀬村雪害警戒部」を18日午後3時に設置した。 具体的には、生活道路の除雪の徹底、要援護家庭に対する見回り、オフトーク放送と広報車による広報活動の徹底、パトロール車による巡回、部落長からの情報収集と部落内の雪害対策の具体的対応の連携対策、建設業者への協力要請などの対策をとることとした。 まずは、村民の方々の不安解消と具体的な対策を徹底していきたい。 それにしても、3年連続の豪雪対策は過去にもなく、それだけにしっかりと対応することとしたい。 日中は、少し小康状態となり、雪下ろしをする家庭もみられ、道路除雪も幅出しが徹底されていた。

職員で雪おろし

今冬初めての役場庁舎などの雪下ろしを職員がやってくれた。 このところ、毎年こうした作業を行ってもらっているが、何せ建物が高いうえ面積もあり、特に車庫なんかは面積も広く屋根の上で運ぶ距離も結構長い、さらには入りこんだ場所は、吹きだまりになって作業も難渋している。 いつもよりは早い作業となったのではないかと思っているが、この調子だと今年はまだ頑張ってもらわなければならないのかなと思う。 2、3日落ち着いたかと思っていたらまたまた寒波襲来で降雪も多くなりそうだ。 昨日は各集落の代表者さん方に、雪害対策の留意点や、隣近所に対しての支援、お手伝いなど関係する方々との連携を密接にして、事故防止の呼びかけ方を徹底するようお願いしたところです。 村道の幹線部分についてはかなり徹底した除雪をし、さらに今年は例年よりも早く排雪している場所の確保のためのブルドーザーによる押し方を、地域によっては3回目の作業をするなど十分に対処をしているところである。 先日秋田市に出張したら、小路の除雪が全く駄目で、車の交差もできないような状況で、非常時の際にはどうするんだろうと他人ごとではないような気がした。 何も、これは今年に限ったことではないようですし、苦情件数も4,000件以上とのことで、その苦情にこたえるとすれば、除雪費がいくらあっても足りないとの除雪担当の談話が載っていたが、除雪延長も長いことでしょうし、小路は網目のようになっているでしょうから、それもその通りでしょうが、毎年のことでどちらも困ったことである。がしかし我々のところであればそうしたことは言っていられないのが現実で、とにかく幹線道路だけはいつどんな時でも緊急車両が通行できるような道路状態にしている。 他所からくるお客さんも一様に東成瀬村の除雪は徹底していると評価してくださっているのも事実である。 雪が降れば降るほど、除雪対策は徹底し、住民の方々に不安を与えないようにしていかなければならないと思っている。 村の重要な施策である。

新春を飾る出初

新春を飾って東成瀬村消防団の出初式が昨日4日に開催された。 170名の消防団員のうち昨日は、123名が東成瀬中学校に勢ぞろいし指揮者(冨田第2分団長)の指揮のもと、堂々の行進から開始された。 昨年はボヤ程度の統計上は火災扱いされた火事があったものの、大きな火災もなく過ごした。 永年勤続表彰や地域の安全安心を守る母の会への感謝状の贈呈などで平素からの火災予防運動に対するご協力に感謝した。 出初式には秋田県知事代理として柴田雄勝地域振興局長、小笠原横手警察署長、加藤湯沢雄勝広域消防署消防長、冨田議会議長、村議会議員さんなど多くの参列をいただいての式典で、今年の無火災を祈念したところでした。 最近、消防団員の希望者が少なく、各分団とも団員確保に苦慮しており、親子での消防団員も珍しくなくなった。 以前は、父親が退団すると同時に息子が新規消防団員になるのが通例であったが、昨今は全くそうしたことにこだわってはおられなくなってきた。 出初式の後の懇親会などでも、仲よく親子で酒を酌み交わしている姿はとても和やかでそれはそれで大変けっこなことであると感じている。 出初式会場は、朝から暖房を入れていたのであるが、折からの寒波と大吹雪で氷点下の状況の中でのそれこそ身の引き締まるような環境での出初式で、最後は、元気に3本締めの手締めで出初式を終えたところでした。 今年1年の無火災と無災害を願い確認し合った。

消防団幹部会と収穫祭

日曜日、久しぶりに晴れ間ものぞくいい天気でした。午後から村の消防団幹部会と滝ノ沢フアーム(農事組合法人)の収穫祭が行われた。 幹部会では、これから冬に向かっての消防団の活動、行動計画の打ち合わせと出初式の日程確認、役割分担などと、さらには現在進められている各集落の自主防災組織の立ち上げに協力することの打ち合わせなどが行われた。 この組織立ち上げや、運営に当たっては消防団が中心的な役割を担っていただく必要があるように考えられるし、その確認と意識をしっかりと持っていただきたいと思っている。 災害時の備蓄倉庫の確認、集落ごとの備蓄の在り方、内容の確認なども普段から確認しておく必要性なども話し合われた。 このあと、滝の沢フアームの2回目になる収穫祭が会員、取引のある関係者もお招きしての30名近い方々の参加で盛大に行われた。 2年目にして水田の直播栽培に取り組み、その成果も期待されたところであり、予想通りの成果がある一方で、新たに取り組んだりんどう栽培での諸課題や、枝豆栽培の出荷時期や高温の夏対策などとともに、出火販売の課題なども課題であることが浮き彫りになったようでした。 しかし、そうした課題は、農産物に取っては常に市場との関係もあり難しい反面、あらかじめ予想しておく必要性もあるようであり、それも織り込み済みといった感じの組織としてのとらえ方をしておるなど、しっかりとした考え方で、不安や混乱なども感じられないと思った。 着実に、組織としての形が整いつつあり、今後の法人運営にも安定感のある運営になるものと感じられた。 今後、村には何か所かの法人が組織化される動きがあり、その先達として大いに期待したいと思っているし、村としても支援していかなければならないと思っている。