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山村振興のブロック会議
北海道・東北地方の山村地域振興対策を研修しあうブロック会議が昨日と今日の二日間にわたって東成瀬村で行われた。
会議には総務省、国土交通省、農林水産省、林野庁、東北農政局から事業の説明と意見交換のために出席してくれました。
また、秋田県庁からも農村振興課長と担当者が出席してくれました。
ブロック会議は各県持ち回りでの開催で今年は秋田県が当番と言うことで村が担当したわけですが、昨日は国の事業説明と意見交換があった。事業説明は新たな制度の説明があり、説明された事業をいかにして取り込んでいくかはそれぞれの市町村が考えることである。それは、自治体の思案のしどころでもあります。
今後村でも、国で行っている事業を具体的に取り込もうと準備しつつ有利な財源を確保して行くように努力をしたいと考えているところです。
国の職員と直接面談し事業内容を確認することのできる絶好の機会でもあり大事なことでもあります。
今日は、村の事業、特に六次化産業である日本短角種の畜産施設視察、なるせ加工研究会、直売所、食肉加工センターの視察を行い活発な質問が出るなど充実したブロック会議となった。
町村長と町村議長との研修会
3回目になる町村長と町村議会議長との合同政策研修会が開催された。
今年の講師は、小坂町で「あきた森の宅配便」を経営しておられる代表取締役の栗山奈津子さんに講師をお願いしての研修会となった。
秋田では山菜の販売は特段珍しいことでもないわけですが、これを企業として取り組んだきっかけ、山菜ビジネスとしてなぜ全国的に評価されているのか、販売方法、付加価値をどのようにつけているのかなどその基本的な考え方などをお聞きする絶好の機会となった。
これが県内の地域興しに役立てることができれば大変結構なことであるとの考えの基に企画したものでした。
講演が終わると同時に、活発な意見交換があり、しかも山菜については、議長さんたちのなかには、化なりの知識をお持ちの方もあり、多いに盛り上がった。
栗山さんのこの事業に取り組む姿勢の根幹は中学校時代の恩師の「仕事がないからこの町を出て行く」との同級生の多くの意見に対して恩師は「仕事を作ればいいじゃないの」の一言がいまなお記憶として鮮明にに残っている、とのことから大学を卒業して数年はサラリーマンをやったあと、この企業についたとのことで、要はやる気があるかないか、意欲と前向きな姿勢がこうした起業精神に結びついたように感じた。
多いに参考になったお話であったし、その意欲に敬意を表したい。
山並みに向かって
好天が続く仙人の郷、田んぼの状況も幾分平年よりは茎数は少ないようではあるが、ほぼ平年作が見込めるような報告を受けている。
日増しに田んぼの青さも濃くなり、山々も色濃くなってきました。
朝霧の立ちこめる郷も夕方には一際鮮やかな脊梁山脈がくっきりとした様相でで我々を見下ろしている。
漂う雲もそれらとの役割をしっかりと分け合って自然の光景を醸し出してくれる。
そうした風景を眺めると、一日の終わりにふさわしく心落ち着く、ゆったりとした気分になる。
ああ矢っ張り山里はゆっくりとして幸せだなーと心からそう感じてしまう。
今日もありがとう!
土用の梅干し
我が家でも梅干し作りを始めた。
梅を使った梅酢やウメシロップを作っている。
土用干しをした梅は三日三晩おいて作るそうだが、よく乾いているが「三晩」の夜はどうするのだろうか?
どうなるのかは分かりませんが、無事につけ込んだようである。
この土用のうちにやる作業としては、干しゼンマイをいくら丁寧に乾燥させても、虫が入り込んでおることから、一回干しゼンマイに熱湯を掛けて直ちに日光によく当てて乾燥し直すとたいていは冬になっても美味しく戻して食べることができる。
天気を見計らって一気にやってしまわないとならない。
来週あたりがそのチャンスであるようだ。