爽風雲 のすべての投稿

雪の山

image 一昨日の積雪深が、役場測量地点で185cm、前日からの降雪39cmと今冬では、最高の記録ではなかったかな。 朝一番の動きは、新聞屋さんだと思うが、配達には軽トラが多い。 雪の日であっても、まだ除雪車の作業が終わらない前に配達する場合も当然あるわけで、そうした場合であっても、軽トラはぐんぐん雪を漕いで走ってくれるようで頼もしい存在である。 一昨日は、その軽トラも走れないくらいの降雪量で、配達も全くの歩きでした。 私も、早朝の除雪は、まず、新聞配達の車の後を確認してから、除雪を始めるが、雪をこいだ跡を見ることによって、その日の雪の深さを確認出来る。 こんな事は、ひと冬に1回あるかないかである。 ところが、昨日も物凄い風で、吹き溜まりもあり2日連続ので降雪量となり、玄関からはとても出ることも出来ず、仕方なく車庫から出るはめになった。 こんな事も珍しい。いよいよ豪雪対策本部設置かなと言う状況下である。 除雪、排雪場所も次第に雪山となってきている。 ドーザー、ブル、ロータリーだけでは対応出来ず、他の重機械も取り込んでの総動員体制に近づきつつある。 こうした体制を常に取れるよう建設業さんとの連携も非常時には欠くことが出来ないことになる。 そんな合間に、子供は関係なく雪山に登って意気軒昂である。

成瀬ダム事業継続決定

image 政権交代の大きな政策変更であった「コンクリートから人へ」の中心的な公共事業見直し対象としての河川事業、取り分けダム事業はその象徴でもあり、その政策対象であった成瀬ダム事業も、それまで順調に推移し、転流工も完成目前、いよいよ本体である堤体着工といった段階で、事業効果などを改めて確認検証するダム事業であるとして指定されてしまった。 以来、ダム事業推進の我々としてはどのような運動を展開すべきか意欲もかなり減退しがちであったが、めげることなく、粘り強く、ある意味では全く手応えの無いように感じられる環境の中で、運動をおおくの皆さんのご協力をいただいて推進してきた。 その過程では、ある一定程度の継続性の可能性を感じてはいたが、前政権と与党内の有力者に手強いダム事業反対派がおり余談を許さない状況が根強く、不安要素を抱える3年あまりであった。 今回の事業継続決定は大変嬉しく、ホッ!としているとともに、推進に当たって弾みがつくものと考えている。 一方で前政権での事業継続にご支援いただいた方々にも心からお礼申し上げたいと思っています。 御陰様で事業継続になりました、ありがとうございました。 これからの課題は、具体的に補正予算で事業費がつくのかどうなのか。 国会議員の力関係がまたまた復活するのか? このところの政権の動きと与党内の動きを新聞などで見ていると、どうも地方にとっては、必ずしも思った方向とは違うように感じられてならない。 各種政策の提言委員会の構成も、かっての小泉改革の主要委員が入ったり、業界代表であったりと、地方が疲弊し、国債収入の大半が米国債になり、郵政民営化や建築基準法がアメリカナイズされてしまった現状を我々は忘れてはならないと思っている。 特に、地方交付税の減額がまたぞろ復活するのかと思うと、一体全体何なんだと思わざるを得ない。 その張本人が、再び登場とは、やっと前政権で交付税も戻りつつあったのに、勘弁してくださいよ! 事業費がつくのは良いが、固有財源の減額は許し難いのです。 image

故郷への想い

image image image image 全国町村会正副会長の会議の後に、秋田県新春交歓会が開かれた。 私はこの会に出席したのは初めてでしたが、著名な方々も多く、もちろん全く初めての方々ばかりで、ほかの市町村長はそれぞれ知己の方方も多く、私としては、これから村出身の著名人を紹介できる絶好の機会ととらえて、これから早速呼びかけて行きたいと考えたところでした。 国会議員も出席されており、その場で大変重要な情報も頂きありがたいことを、先般の総選挙の結果によって如実にされたことを改めて感じることもできた。 町村会の交流会では、日本で最も美しい村連合の加盟町村長も多く、その場で、来年度からの国文祭で私達が方言の発表会を予定しており、それに対する、ご協力をお願いをした。 皆さん、おもしろい、いいことだ!との賛意も示され、これから具体的にこの部分からの運動を進めたいものと考えている。 まさしく文化面での活動であると考えている。 image

商工会創立50周年

東成瀬村商工会創立50周年記念式典が開かれた。 商工会は法律に基づいた組織で、東成瀬村商工会は昭和37年11月29日に設立総会を開催し発足した。以来50年の歴史を刻んだことになる。 設立当初は役場庁舎で事務事業をとってきながらいろいろな変遷を経て、現在のふるさと館の指定管理者として指定され、管理をしつつ、商工会業務の運営を行ってきている。 商工会の歴史は、村の商工・観光・村おこしなどの地域活性化の先陣を切ってこられたその功績は大変大きいものと感じている。 最近になっても 青年部、婦人部とも部会活動も極めて活発であり、親会の理解のもと村の元気の源でもあると思っている。 今後とも、お互いに連携し合ってより活発な活動をされるよう心から期待したいと思っています。 50周年誠におめでとうございます。 この式典の後、記念講演として、落語家師匠・三笑亭夢之助さんの記念講演があり多くの方々がその話術を堪能しておりました。 私も大いに参考になりましたが、それをいつまで覚えておられるか、はなはだおぼつかないが話を聞いた段階ではしっかりと記憶していたし、活用させてもらおうと思っているのだが、間もなくすっかり忘れてしまう悲しさはどうしようもない。 この日は、結核予防婦人会の総会も開催され、今年度の各種検診事業の実績が報告された。 各種検診事業は健康のバロメーターを知る上からも非常に重要な施策であり、その実績は秋田県内はもちろん全国的にも高い評価を受けているのではないかと思っている。 総会では、先日お会いした秋田県の担当部長さんからも「頑張ってもらっている」との言葉もいただいており、そうしたことを報告させていただきました。 また、新年度から診療所の常駐医師が決定したことによる、村民の方がたのご協力、とご理解をお願いしたほか、薬局のご利用も合わせて願った次第でした。 医療機関と薬局との連携は表裏一体であり、どちらも成り立つよう利用者が理解して行くことが最も大事なことであることからも、その利用をお願いしたところでした。 この総会では、湯沢市雄勝町の寸劇グループ「あたご一座」による食生活改善の大切さも劇を通じて感じとってもらったようです。 ありがとうございました。  

福祉基金を有効活用

東成瀬村社会福祉協議会には、多くの方々からのご好意による基金を設置して有効活用を図るべく、委員会を設置して検討をかさねてきました。 そうした報告なども含めた、理事会と評議委員会が開催された。 この委員会では当面は、福祉電話(50台)の更新や、生活用品の支給など4項目で活用することとしている。 特に、今年は豪雪でもあり、除雪対策用品の準備もしてあるほか、シルバーバンクでの雪下ろしボランティアの活動中での事故防止など具体策なども話し合った。 この会議では、雪下ろしの現状なと逼迫した現状なども話し合われ、参考になるものであった。 今後の雪下ろし対策に当たっての安全対策のありかたなども具体的に、除雪用具の充実も含めて検討していかなければならないと思っている。 社会福祉協議会での話し合いは福祉対象者に対する具体的な対応であり、具体的な内容が多く、それを実施に移すことによって、施策の充実が図られることにもなるわけである。 多方面からの福祉施策の充実は村の特徴でもあろうかと考えられるところである。