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転作方針を決める

平成25年産米の転作率の配分方針について協議をし決定する「東成瀬村農業再生協議会」を開いた。 25年産米については、昨年に引き続き、秋田県産米の需要が伸びたことに伴い、秋田県への配分が若干増加し、ほかの市町村に比較して大きい規模での転作が割り当てられていた本村に対しては、比較的手厚い規模での配分がされました。 その結果、2.95haの増加作付が認められました。 ただし、全国的には米が過剰傾向にあることには変わりがなく、今後の動向には注意していかなければなりません。 今回の協議会では、農家の集落組合長さんからお集まりいただき、そうした作付の具体的な内容について協議をしていただき、原案通り決定していただいたところでしたし、各農家の方々に対してもその内容についてご協力をお願いしていただくことといたしました。 また、この転作に伴い、各種交付金の対象作付品目や「とも補償制度」についても前年並みにすることでご理解をいただきました。 農業を取り巻く環境は多くの課題を抱えており、新政権においては、新たな農業政策についての具体的な取り組みについての指針を出すことになるようですが、まだまだ具体的な内容にまでは踏み込んでおらないようであり、今後の具体的な対策についてはかなり思い切った対策が示されるのではないと思われるところである。 何せ、予算原案が閣議を決定はされたものの、その具体については全く明らかにされておらず、今後の動向に留意していく必要がると考えている。

脳の健康

image 脳の健康~元気で長生きするために と題しての講演を聞く機会があった。 講師は秋田県立病院機構理事長の安井信之先生で、脳外科専門で、昭和54年以降秋田県立脳血管研究センター脳神経外科一筋の先生であられる。 某知事の手術も担当されたとかとの紹介もありました。 脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血から認知症に至る脳に関わる疾病の概要についての講演であり、さらには、クモ膜下出血と見破裂脳動瘤の関係など広範な範囲からのおはなしであった。 特に、一定の症状がでた場合は、出来るだけ早く救急車による搬送、受診の重要性を強調されていた。 昨年までは、発症して3時間30分以内での治療が検査を含めて必要であったが、今年からは1時間伸びて4時間30分で治療が可能となったので、早い受診が大事であるとのことであった。 また、脳卒中とメタボの危険因子はあまり関係ないようであることも話しておられた。 メタボ健診については、議論のあるところであるでしょう。 脳疾患と喫煙、塩分摂取、食事のあり方など、永遠の課題などと言ってはおられないことも我々はしっかりと改めて考えさせられるものでありました。 認知症と物忘れは同一視されがちであるが、物忘れは正常範囲であって、そんなに気にすることではないように感じた、ほかには、ボケにくいライフスタイル10箇条に加えて、「恋をする」ことも大事だそうですよ! 赤身の魚と白身魚の魚では赤身の魚では認知症予防には赤身の魚がよいそうですよ。カレーも良く、フラボノイドの含まれているミカン、コーヒーなども良い。ウコンも良い。 最後に今の秋田県の状況は10年後の日本の姿であり、日本の10年先を経験している。 認知症の在り方の10年後の日本の姿でもあり、そのモデルとなれるよう良い機会としても良いのではないかとのご意見に、ある意味では納得し、かつそうした考え方もあることを改めて感じたところでした。

あるスピーチから

先日全県規模のパーテーでのスピーチを聞いていて、オヤッと思ったことがあった。 最近で最も嬉しかったことの一つに、年末の総選挙で現与党が完全当選したことですっきりした、そしてもう一つは山形蔵王スキー場で行われたジャンプのW杯個人戦で第11、12戦で高梨紗羅選手が優勝したことであります、とのスピーチに、会場は和やかな雰囲気に包まれた。 ところがその翌日、その高梨紗羅選手と行動を共にしていたコーチが突然同行できず、コーチを辞任せざるを得ないことになったことが報道された。 驚くやら、これからどうするんだろうと心配になった。我々からすると世界大会で優勝する選手についてはコーチ陣もしっかりと手当してもらって、心おきなく競技に打ち込めるんだろうと思っていたのですが、実態はそうではないであることが分かった。 そうした実態は、スキー連盟などの所属団体も確認しているのではないんでしょうなー。まして、その団体の代表者はそうした情報はある程度把握していたんではないかと思うのですが、それには全く関知していないような、優勝して喜んでいるばかりで、その後の対応策などには触れられないことにどこか違和感を感じざるを得なかった。 そういえば、社会人であればスポンサー企業の協力のもとに競技生活を続けているようですし、今回のように社会人でもない選手の場合は親御さんがすべて負担するんでしょうなー。 これは大変なことであると思える。 アマチュア競技のむずかしさはここいら辺りにもあるんですよねー。 私が関係する会社でも、丸抱えとまではいかないが、冬季なると大会や講習会や研修会、強化コーチのためにはできるだけの派遣を許可し、職員もすべて協力し支援しているが、こうしたこ支援体制がないと、折角の選手が実力を十分に出すことができずに、大事な選手時期を失してしまうのではないと懸念しているところである。 是非、こうした企業があるいは公共団体でも積極的な支援体制を築き上げるための努力をしてほしいと考えているところである。

内容濃い芸文祭

第3回東成瀬村芸術文化祭の発表会が盛会に行われた。 芸文協の結成はこれまでも時折浮上しては立ち消えになり、なかなか結成までは至らなかったし、昭和30年代には確か結成されていたが、一部の活動だけで広がりを見せられず、活動は自然消滅してしまったような思い出がある。 こうした活動は、継続して「文化活動」が行われることが大事であり、これからも皆さんが関心を持ってこの活動に積極的に関わっていってほしいと思っています、期待したいと思っている。 時まさしく、国民文化祭が秋田県で開催されることになっており、村でも「方言」「昔語り」などを中心にした分野での参加を表明し、魁新報などで取り上げられている。 またテレビなどでも方言については最近しばしば話題となっており、その残すべき文化としてにわかに関心が深まっている。 そんな折に、我々はこの課題に積極的に取り組むことしたのは意義深いことであると思っている。 大いに参加していただきたいと思っている。 昨日の発表会では参加団体の積極的な協力で内容の濃い発表会であったし、方言の発表会である「ザ・シャベローゼ」大会も2回目となり、レベルがアップしたとの会場内での声であった。 中でも」、読み聞かせグループのギターによるBGMを入れての12の「贈り物」の読み聞かせについては会場と読みみ人が一体となるシーンもあり、新たな本への関心を高める効果が出たようであった。なかなか工夫するもんだなーと感じた。ギター演奏も「力」「美しさ」「勇気」「信じる心」「「希望」「よろこび」「才能」「想像力」「敬う心」「知恵」「愛」「誠実」の場面に応じたBGMも素晴らしかった。 和紙の制作展示ではウェデングドレスの大作もあり、これは実際に花嫁さんが着装した実物であったようです。 私も、名刺入れと、小物入れを買わせてもらった、やわらかく実に手触りがよい。  

避難者交流会

3・11の大震災以降、白河市、福島市、郡山市、本宮市、須賀川市、南相馬市、相馬市、小野町、東松島市、浪江町などから今なお秋田県内の各地に避難されておられる方々がたくさんおられる。 そうした方々に少しでも気晴らしになればといったことで秋田県が主催して「避難者地域交流会」が、今回は秋田県雄勝地域振興局が企画して第7回目になる交流会がジュネス栗駒スキー場を会場にして開催された。 本当にいつになったら元の生活に戻れるのか皆目見当もつかないような状況の中で、毎日の生活に疲れ切ってしまっているのではないかと思われるにも関わらず、皆さん元気にバス3台で、あいにくの吹雪の中、元気に到着し、それぞれのコースで少しはリフレッシュしてくださったのではないかと思われます。 前日が雨模様の天気で、これは雨返しが来るのではないかと心配したとおり、ものすごい吹雪で、いわゆる「ブリザード模様」で最悪のコンデションでした。 それでも、皆さん元気にゲレンデに出てスキーにボード、わくわくランド、スノーシューを履いてのトレッキング、外遊びがままならないグループはレクレーションゲームと多彩なメニューで存分に楽しんでもらったものと思っています。 あいにく温泉はまだふっかつしておりませんでしたが、鉱石湯も好評で短い時間の中でゆっくりしていただいたもの思っています。 この後も、ある程度の参加者がまとまったら是非招待したいものと考えています。 ただ、避難先を我々は確認のしようもないのでそこいらあたりが課題となることでしょうが、何とかならないものでしょうか? こうした形で、交流会をしながらお互いに困ったときには協力し合う姿勢は持ち続けたいものと思っている。 今回の参加者は約80名でしたが、事前の準備をしっかりとやっており、スキーの靴からスキーのレンタルなどを事前に準備しており、なかなか手際の良い企画でした。 それでも、全くの初心者から、かなりの腕前の方々もおり、初心者コースの中でも幼児から小学生と幅があり指導されたスキークラブの皆さんは汗だくになってのご協力で本当に難儀をかけしました。 レクレーション協会の方々から関係者の皆さんには本当にご難儀をおかけしました。