転作方針を決める
平成25年産米の転作率の配分方針について協議をし決定する「東成瀬村農業再生協議会」を開いた。
25年産米については、昨年に引き続き、秋田県産米の需要が伸びたことに伴い、秋田県への配分が若干増加し、ほかの市町村に比較して大きい規模での転作が割り当てられていた本村に対しては、比較的手厚い規模での配分がされました。
その結果、2.95haの増加作付が認められました。
ただし、全国的には米が過剰傾向にあることには変わりがなく、今後の動向には注意していかなければなりません。
今回の協議会では、農家の集落組合長さんからお集まりいただき、そうした作付の具体的な内容について協議をしていただき、原案通り決定していただいたところでしたし、各農家の方々に対してもその内容についてご協力をお願いしていただくことといたしました。
また、この転作に伴い、各種交付金の対象作付品目や「とも補償制度」についても前年並みにすることでご理解をいただきました。
農業を取り巻く環境は多くの課題を抱えており、新政権においては、新たな農業政策についての具体的な取り組みについての指針を出すことになるようですが、まだまだ具体的な内容にまでは踏み込んでおらないようであり、今後の具体的な対策についてはかなり思い切った対策が示されるのではないと思われるところである。
何せ、予算原案が閣議を決定はされたものの、その具体については全く明らかにされておらず、今後の動向に留意していく必要がると考えている。