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一般質問終わる

村議会2日目は一般質問が日程の大事な場面。 二人の議員による質問がありほぼ2時間、再々質問までを受けて答弁した。 事前に担当者との勉強会を重ね、丁寧に答弁をしたところです。 一般質問は、行政全般にわたることから全神経を集中して答弁するわけで、定例議会での私にとっては最も神経を集中する時間である。 今回も、そうした緊張感を持って臨み、真剣に議論させていただけたと思っている。 質問される議員と私との間に考え方の相違があり、答弁に納得されないこともままあることは考えられますし、ある意味当然考えられることであると思っている。 同時に、行政を執行する我々として気付かない点や、改善しなければならないことをしっかりと指摘され、一般質問の議論の対象になることもまた多くある。 これが、村民の立場に立ってよりよい行政運営の改善になることであればこれは素晴らしいことであり、積極的に改善をしていかなければならないし、当然、その議論の結果として対応するのが我々の責務でもあると考えている。 今回の一般質問でも、そうした視点で考えると多くの建設的な議論となったように感じているし、早速その対応をしたいと考えているところである。 定例議会はちょうど真ん中、議案審議はこれからであるが、専決処分案件なども多くあり、ここいら辺も私としては今後の課題としてしっかりと反省しなければならないことであると考えている。 とりあえずは、一般質問が無事終わり、しっかりと議論できたことに充実感を感じているところであると同時に、今後その対応にしっかりと取り組んでいかなければならないことにもなる。 数年前に庭に植えたスモークツリーが咲きだした、もう少しするとピンク色になるようです。  

事務を県が代行

このところ、道州制についての議論が中央で盛んに協議されているようだ。 我々町村も道州制については大きな関心事であり、情報を集めているのであるが、どうももう一つしっくりこない。 「なぜ道州制が必要なのか?」の基本的な議論がどこから出ているのか、自治体から自然発生的にあるいは市町村からその必要性について議論が持ち上がり、その結果として「道州制」が論じられているのかどうなのか甚だ疑問に感じている。 しかし、そうした思いとは別に中央では、まるで「道州制ありき」で議論が進んでいるようで、先日の報道などでは、「市町村のサービス代行」といった見出しで報じられた。 これは、首相諮問機関の第30次地方制度調査会の総会で、市町村が担っている高齢者福祉などの住民サービスを、都道府県が代行できる制度の創設を求める答申をまとめたことによるものであった。 たしかに、複雑多様化してきた福祉施策の国の制度などに我々の様な小規模自治体では対応にかなりの無理があり、専門的な知識と事務処理能力が求められておることと、制度創設と法律の改正など複雑になる一方で、これは今後大きな課題になるであろうし、今後も苦慮することになると考えている。 従って、県からの指導や協力支援に期待することは大きくなっていくものと考えられる。 しかし、小規模自治体が対応できないようになっていくことによる道州制議論になることは別次元であると考えている。 高齢化対策など国民が等しく同じ立場で生活できるようにするのが国の行政であり、我々地方自治体の行政施策であるはずで、そのための諸施策を展開してきているし、それが行政の基本である。 そのための、財政措置があり、地方もその施策に基づき運営してきているが、国家財政が厳しいと言って、地方に回す財源削減のために道州制を持ち出しているとすればとんでもないものであると考えざるを得ない。 どうしても、この議論の本質がわかりかねて仕方がない。 どうしてなんでしょうねー? 今日は村議会で2名の議員から一般質問を受けることになっている。 地方議会では、こうした住民に直接結びついた議論を重ねて住民生活がよりよくなるように努力をしているところでもあるのです。 住民に直接かかわる業務を担当している職員は、連日窓口業務をこなしながら、日常の届け出を受けた申請書の整理などに、前に述べたような複雑に絡み合う施策をしっかりと反映されるように日夜頑張っている。 難儀をかけます。 こうした業務を県が指導、協力をしてくださればとてもありがたいことではあります。大いに期待したいものです。

6月定例議会

25年度に入っての定例議会が開会された。 準備万端整っての開会に備えてを心掛けているところですが、何かと取り落としなどがないかと心配ばかりをしている。 いつの議会でもそうであるが、緊張感を持って臨むようにしているのは当然である。 さて、今回の定例議会ではどうなることやら、心配するときりがないのであるが、何とか提案した全議案を議決していただき、業務をスムースに進められるように努力をしなければならないと思っている。 議会開会に当たって、行政報告と村政の動き考え方などを申し上げたところです。 内容の主な事項は、職員給与関連として国からの給与削減を求められていることから、ラスパイレス指数の100%を超えている分をカットすることとして関係条例予算などを提案していることと、これに伴って常勤特別職の報酬も4%カットすることとし、期間は7月から来年3月までとする内容である。 秋田県が取り組んでいる「秋田県市町村未来づくり協働プログラム」には、本村のプロジエクトを「雪と共生する東成瀬”仙人郷”創造プロジエクト」として、利雪、克雪、親雪の3点からなる各事業を行いながら村の活性化を図っていこうとする計画が認められたこと、期間は25年度から28年度まで総事業費おおよそ4億円として、順次進めていくこととしたい。 また、第3セクターである秋田栗駒リゾート株式会社の24年度決算が間もなく株主総会の決議を経て決定することになるが、職員の努力と東京電力からの原発事故補償の対象となり被害補償などもあって何とか単年度黒字決算の見込芽る状況であることを報告申し上げた。 過疎債のソフト事業関連では、新たに農林業関連の4法人が設立され、この事業への申請見込みであり、現実に動き出しており、採択、支援をしてまいりたいし、昨年度新設された木工製品の製造法人も18名の雇用で7月22日から操業開始の段取りとなっていることも申し上げた。 一方、初めての地域おこし協力隊員1名はこの4月から採用しかっぱつにかつどうしてもらっており、さらに8月からはもう1名を採用しおもに観光物産などの地域おこしの分野で頑張っていただこうと計画していることを報告した。 村政施行125周年記念事業は、100周年記念事業を行った8月27日に行っていることから今回も8月27日に表彰と100周年に埋設したタイムカプセルの埋設状況確認しつつ、新たなカプセル埋設などを考えているところである。 昨年から3・11大震災の被災地との交流事業を今年も実施したく商工会の青年部を中心にした実行委員会に頑張ってもらい、9月28日29日に開催することしている、観光関連では、県道仁郷・大湯線の落石などによる通行止め期間が長く今後この路線の早期開通に向けて働きを強めていきたいことを申し上げた。 また、掘削中であった温泉については、温度46・4℃、毎分350ℓ、泉質は分析の結果アルカリ性単純硫黄泉といううことですが、秋田県の温泉審議会な諮り所定の手続きがなければ温泉としての経営などができないことになっていることを申し上げた。この審議会は7月下旬であるとのことである。 温泉の効用などをどうするかを具体的に進めていきたいと思っている。 また、土砂災害避難訓練を平良地区で行い、地域の方々の多くの参加があったことを報告した。建築解体材での火災発生が6月6日にあり、その原因究明を進めていること、福祉灯油購入補助が秋田県から交付されることになったことや、国保税については、前年度の税額で据え置きできる見込みであること、新たに取り組んだ「還暦ドッグ事業」が好評で秋田市の医療機関までもご協力願っていること、胃、大腸カメラ検診も診療所で計画実施していることと、今話題になっている「子宮けいがんワクチン」の投与についてもこれまで実施してきた結果は異状がないものの、今後についてはこれまでと同様に保護者などの同意のもとに実施しつつ、投与者についても文書で個別指導を徹底したいことを申し上げた。 農業畜産関係については「人・農地プラン」に基づき後継者対策を含め、設立されている法人を中心に支援しながら進めていきたいし、畜産事業も制度活用と指定管理者制度の活用などにより、積極的に草地基盤整備事業と相まって事業の前倒しを含めて積極的に取り組んでまいりたい。 「夢なるせ直売所」は開店日を増やしつつ、新たな「トマトバーガー」の商品が好調なようで、こうした取り組みにも大いに期待したいと考えている。また、タケノコなどの放射線量話題となっており、今のところ我が村からは、基準値を超える数値は検出されておらないが、積極的に検査を実施し、風評被害とならないような対策をとりたいと考えていることを申し上げた。 成瀬ダム、建設関係では交付金事業の活用により早期の発注を進める一方、ダムについては、約3年間の事業がストップしたような状況かr、急ピッチで今年度予算の進捗を図っておるような報告を受けていることと、簡易水道事業については、残る地域の整備に向けて、本年度から積極的に工事を進めていくことしているし、その事業費はおおよそ総額31億1千万となる見込みであることなどに理解を求めました。 診療所につきましては、新たな常勤医の着任により、患者数も増加傾向にあり、村の方々からも喜ばれていることを申し上げたし、幸寿苑については、インフルエンザの終息により、面会を再開したことも報告したところでした。

空気を運ぶ?

ごみ対策はいつの時代も大変なことであるし、家庭、職場、地域、自治体などあらゆる場面でその対策には苦慮をしている。 それこそ誰が言い出したのかわかりませんが、まさしく「ゴミ戦争」である。 今なおごみ対策には際限のないような戦いであるように思えてならない。 わが村でのごみ対策はおよそ40年以上も前から具体的に独自の対策が取られ、途中で国による規制などがあったりして、その対策も中止したりした経緯もある。 例えば、燃えるごみ対策として当時は、鉄板を使っての簡易焼却炉を村内の鉄骨屋さんに頼んで作ってもらい、おおよそ10戸に一つの割合で設置して、燃やしての処理をしていた。それにより焼却場に運ぶ経費の節約を図ってきたが、ダイオキシンなどの問題もあり、その対策も中止せざるを得なくなった。 従ってごみ運搬の経費も上昇してきた。 更に、ペットボトルも資源ごみとして回収していたが、その経費が年々増大し、まるで空気を運ぶのにお金をかけているのと同じであり、何とかならないかと考えたところ、ちょうど空のペットボトル需要がたかまり、それ専門の回収業者さんが出て、まとめて集めておくことによって回収してくれることになり、早速取り組んで現在に至っている。 この運搬経費は、重量よりも積み込む量によって一台の台数が決まり、結構な運搬回数であり、結構な台数となった。 経費削減には貢献していると思っている。 各自治体でも、そのペットボトル対策は対策を取られているようですし、先日新聞でも、処理機をスーパーなどにおいて「ポイント」の付加制度を工夫しておるとの記事を見た。 なるほどそんな対応策もあるのかと感じた次第でした。 おそらく、いろいろな対策や工夫がこらされていることでしょうが、わが村方式はどれだけあるのだろうか? ごみ対策については、わが村ではこのほかに、家庭の生ごみを回収し、EMペレット肥料を生産している。 これにより、雇用の場も確保し、回収協力家庭にその肥料を還元する対策と有機肥料と野菜などの栽培に大きく貢献している。 まだまだ、こうした対策ゴミ対策の工夫はあるような気がしている。

久しぶりの雨

十分ではなかったでしょうが久しぶりの雨が降り植物、特に野菜などには恵みの雨であったことでしょう。 もう少しほしかったところですが、欲を言えばきりがない。 この雨は、山々を一段と濃くしてくれる。 そんな一日の昨日、孫たちとまる一日を過ごした。 生活のほとんどを孫子守で過ごすわが女房殿が、ほんの2時間ほど自分の時間がほしいというので付き合った。 その前に行った昼食も初めてのところでしたが、これが横手盆地のど真ん中、大雄村にあるちょっとわかりにくい場所であったが、とても落ち着いたいい場所で、どうやら予約を入れておかないとうまくないくらいのレストランであった。 大食家でなくなった私にとっては、量と言い味と言い素晴らしく気に入ってしまった。 孫たちもおいしいおいしいと全部平らげていた。 食事の後の2時間近く、そのレストランの芝生のある庭で孫たちが思いっきり裸足になって遊んでいた。 天候のせいもあるでしょうが日差しもなく、過ごしやすい天気で、他のお客さん方も庭を一通り見ると帰えられるので他のお客さんに気を使うこともなく実にゆっくりとした時間であった。