6月定例議会

25年度に入っての定例議会が開会された。 準備万端整っての開会に備えてを心掛けているところですが、何かと取り落としなどがないかと心配ばかりをしている。 いつの議会でもそうであるが、緊張感を持って臨むようにしているのは当然である。 さて、今回の定例議会ではどうなることやら、心配するときりがないのであるが、何とか提案した全議案を議決していただき、業務をスムースに進められるように努力をしなければならないと思っている。 議会開会に当たって、行政報告と村政の動き考え方などを申し上げたところです。 内容の主な事項は、職員給与関連として国からの給与削減を求められていることから、ラスパイレス指数の100%を超えている分をカットすることとして関係条例予算などを提案していることと、これに伴って常勤特別職の報酬も4%カットすることとし、期間は7月から来年3月までとする内容である。 秋田県が取り組んでいる「秋田県市町村未来づくり協働プログラム」には、本村のプロジエクトを「雪と共生する東成瀬”仙人郷”創造プロジエクト」として、利雪、克雪、親雪の3点からなる各事業を行いながら村の活性化を図っていこうとする計画が認められたこと、期間は25年度から28年度まで総事業費おおよそ4億円として、順次進めていくこととしたい。 また、第3セクターである秋田栗駒リゾート株式会社の24年度決算が間もなく株主総会の決議を経て決定することになるが、職員の努力と東京電力からの原発事故補償の対象となり被害補償などもあって何とか単年度黒字決算の見込芽る状況であることを報告申し上げた。 過疎債のソフト事業関連では、新たに農林業関連の4法人が設立され、この事業への申請見込みであり、現実に動き出しており、採択、支援をしてまいりたいし、昨年度新設された木工製品の製造法人も18名の雇用で7月22日から操業開始の段取りとなっていることも申し上げた。 一方、初めての地域おこし協力隊員1名はこの4月から採用しかっぱつにかつどうしてもらっており、さらに8月からはもう1名を採用しおもに観光物産などの地域おこしの分野で頑張っていただこうと計画していることを報告した。 村政施行125周年記念事業は、100周年記念事業を行った8月27日に行っていることから今回も8月27日に表彰と100周年に埋設したタイムカプセルの埋設状況確認しつつ、新たなカプセル埋設などを考えているところである。 昨年から3・11大震災の被災地との交流事業を今年も実施したく商工会の青年部を中心にした実行委員会に頑張ってもらい、9月28日29日に開催することしている、観光関連では、県道仁郷・大湯線の落石などによる通行止め期間が長く今後この路線の早期開通に向けて働きを強めていきたいことを申し上げた。 また、掘削中であった温泉については、温度46・4℃、毎分350ℓ、泉質は分析の結果アルカリ性単純硫黄泉といううことですが、秋田県の温泉審議会な諮り所定の手続きがなければ温泉としての経営などができないことになっていることを申し上げた。この審議会は7月下旬であるとのことである。 温泉の効用などをどうするかを具体的に進めていきたいと思っている。 また、土砂災害避難訓練を平良地区で行い、地域の方々の多くの参加があったことを報告した。建築解体材での火災発生が6月6日にあり、その原因究明を進めていること、福祉灯油購入補助が秋田県から交付されることになったことや、国保税については、前年度の税額で据え置きできる見込みであること、新たに取り組んだ「還暦ドッグ事業」が好評で秋田市の医療機関までもご協力願っていること、胃、大腸カメラ検診も診療所で計画実施していることと、今話題になっている「子宮けいがんワクチン」の投与についてもこれまで実施してきた結果は異状がないものの、今後についてはこれまでと同様に保護者などの同意のもとに実施しつつ、投与者についても文書で個別指導を徹底したいことを申し上げた。 農業畜産関係については「人・農地プラン」に基づき後継者対策を含め、設立されている法人を中心に支援しながら進めていきたいし、畜産事業も制度活用と指定管理者制度の活用などにより、積極的に草地基盤整備事業と相まって事業の前倒しを含めて積極的に取り組んでまいりたい。 「夢なるせ直売所」は開店日を増やしつつ、新たな「トマトバーガー」の商品が好調なようで、こうした取り組みにも大いに期待したいと考えている。また、タケノコなどの放射線量話題となっており、今のところ我が村からは、基準値を超える数値は検出されておらないが、積極的に検査を実施し、風評被害とならないような対策をとりたいと考えていることを申し上げた。 成瀬ダム、建設関係では交付金事業の活用により早期の発注を進める一方、ダムについては、約3年間の事業がストップしたような状況かr、急ピッチで今年度予算の進捗を図っておるような報告を受けていることと、簡易水道事業については、残る地域の整備に向けて、本年度から積極的に工事を進めていくことしているし、その事業費はおおよそ総額31億1千万となる見込みであることなどに理解を求めました。 診療所につきましては、新たな常勤医の着任により、患者数も増加傾向にあり、村の方々からも喜ばれていることを申し上げたし、幸寿苑については、インフルエンザの終息により、面会を再開したことも報告したところでした。