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ラジオ難聴解消要望

image 全国山村振興連盟の理事会があり26年度事業要望の中に、連盟として、ラジオ難聴解消要望を急遽取り込むことで文言に加えて貰うことを理事会として賛成をいただいた。 会長の中谷元衆議院議員も別途関係機関に働きかけていただくとの発言もあり、ありがたかった。会長のご出身地域も高知県のそうした難聴地域もあり、特にご理解いただけたのかな? 先般は過疎の理事会でも発言しておるので、機会あるごとに要望していくこととしたい。 山村振興法の時限立法が27年度で期限切れとなることから、来年夏までには、改正案を準備していくことのこ了解もした。 他に、道州制に反対する事も要望していくこととした。 また、山村地域の役場などがある地域の商店や商店街が全く寂れてしまっていることに、危機感があり、その対策を経済産業省などに働きかけていくこととした。 TPPについては、除外品目の農産物5品目がどうなるか不透明であることに懸念がしめされた。原発被害の農産物、椎茸など具体的にその対策を求めていくことなども確認された。 活発な意見が出された理事会であった。 会長が極めて積極的で頼もしい存在感のある会長をいただいて嬉しい限りである。 政治家としても今後伸びて行く方であろうと思っている。 東京は雨で蒸し暑く、気分の悪い一日であったが、会議は充実していた。

遊説の第一声!

参議院選挙が公示された。 政党の第一声が過疎地と離島と被災地を中心に選び、中央政治の影響が極めて低いとされるこうした地域を中心に中央政治を考える機会にしようとする意向で、わが村でその第一声が発信された。 聴衆が約800名を超えるくらいになる大盛会の中、前夜来の雨も上がりよい天気の中で華々しくスタートした。 力強い挨拶、政治を変える姿勢、政治の責任など極めてわかりやすく政策を訴えておられた。 国政選挙でこんなに多くの聴衆が集まってくれるのは珍しいことであった。 村の現状をしっかりと研究し、過疎地における課題、教育を国づくりに基本とする政党の姿勢を明確にし、その先頭に立っているわが村の施策や、農業に対する施策の重要性、過疎地の特徴である自然の大切さ、都会にない過疎地の良さにどっぷりと浸っているのではなく、その特徴を上手に活用し全国に発信していく必要性などが強調されていた。 そのために、自らこうした形で全国にその政策、過疎地の特徴を発信していくと力強く演説しておられた。 見事な演説であった。

党首討論を聞いて

昨日、昼食を終えてニュースを見ていたら、引き続き党首討論が始まった。 午後からの会議もありそんなにゆっくりも見ておられなかったが、実に見ごたえ、聞きごたえのある討論であった。 感じたことには、アベノミクスに対する質問では、評価する意見と、第3の矢についての懸念が大きかったことは各党とも同じであり、中には全く評価しない意見もあった。 それはそれとして当然のことでしょうが、これまでの政権党が、不始末を棚に上げて、批判している様子はどうも合点がいかなかった。 経済論戦が中心であるように感じたが、その論戦の中で、目標数値について具体な数値が示されての論戦には、残念ながら我々国民にとってはは、その数値がいかほどの意味があるのか、よく理解できないのではないかと思った。 確かに、マクロ経済、実体経済としての目標数値は必要であり、その目標に向かっていかなければならないでしょうが、それぞれの経済理論もあり、考え方手法もあることでしょうから違いはあるでしょうが、その数値のみをとらえて議論していても、らちが明かないのではないかと感じられて仕方がない。 経済論はもっと我々も理解しやすい実体経済論であってほしいいと思う。 現実に、アベノミクスと言っても、この地方にその影響が出てくるのはいつのことになるのかさっぱりわからないのが現実である。 こんなことを思うと、政治はもっと、地方を考え、地方が理解でき、地方が実感できる政治であってほしいと願うこと切実である。 大いに期待したい参議院選挙である。 慰安婦問題、改憲問題もあり、誠に幅広い分野からの討論で与党党首である総理が答える形の討論であることは止むオペないものとしてもあまりにそのこたえる時間が制約されておって気の毒なくらいであった。 一方、野党同士での質問もあり、これはあまり聞くこともないことで、興味を持って聞いた。 また、道州制の問題には特に関心が強かった。 この強力な推進をしている党は、まず「道州制ありき」であり、かなり強引な論述であるように感じたし、都市型政治の典型ではないかと強い思いがあらためて感じられた。 この調子で、与野党がこぞって参議院議員選挙後に突き進むのではないかと懸念しているところである。 どうも、道州制の前に地方分権と税財源の在り方など根本的なことを議論決定もしないで、法案として提案するような動きには何としても理解できないし、反対である。 今後、この点についてもしっかりと議論し我々地方の立場からの声も国に対ししっかりと申し入れしつつ、地方あっての日本であることをしっかりと国政の場で議論してもらいたいものである。 いよいよ決戦の場の参議院選挙の公示日である。 そうした視点で我々も選挙に参加しなければなりません。 有力な政治家が本県を遊説に訪れるようであるし、村にも来られるようだ。 我が家の庭のヤマボウシも過ぎつつあり、変わってスモークツリーがどんどん膨らんできている。 どんどん夢も膨らんでいくようになればよいし、地方の時代にも夢があってほしいと願いたい。  

ダムと道路を求めて

成瀬ダムの建設促進同盟会総会、利水協議会の総会が午前中に横手市であった。 これに先立ってダム事業の事業推進状況について湯沢河川国道事務所長を講師に迎えての研修会が横手市で行われた。 研修会では、かなり丁寧に今後のダム事業推進についての計画が説明され、参加者は理解したものと思った。 工事用道路やら、本体工事に向けた調査事業を精力的に進めているとのことで、この後の事業推進について期待がもたれるものと感じたように思った。 同盟会の総会では、研修会の後とあって特に質問もなく全て満場一致で決定された。 利水協議会でも異議なく事業報告、計画予算が承認された。 その他で、渇水状況が懸念され、暫定取水(豊水)についての制度と生活用水としての水道水確保は最優先したいし、何とかならないものといった切実な取水の在り方についての話があった。 もっともな話であり、お互い同じ問題意識を持つ必要があるように感じたところでした。 流域の水需要と上流域の関係を今後連携を深めていくかといった課題はこれからこの同盟会を通じて具体的に話し合って行く必要がいよいよ本格的にしていかなければならないことになると考えているし提案していかなければならないと考えている。 午後からは、湯沢市で東北中央自動車道の「新庄・湯沢地域間を考える会」の集会があった。 秋田、山形選出の国会議員、秋田県知事、山形県副知事、両県県会議員、東北整備局などからの来賓を迎えて、最近にはないくらいの出席者で盛り上がった集会となった。 基調講演は橋本五郎読売新聞特別編集委員からあり、道路は故郷を思う心、親を思う心が大事であり、生活者重視の観点からすると、道路行政は公平でなければならない、といった論調であったように感じたしその通りであると思っている。 パネルデスカッションもありいろいろと考えさせられる問題提起もあったように感じた。 道路行政は政治家次第で決まる!日本列島改造計画もあったが、反面総理が多く出ているからと言って道路がよいかというと必ずしもそうでもないところもあるようだ。 一方、整備しやすい環境にある地区であってもなかなか進まない地区もある、これは正しく政治家の怠慢である(?)といった意見もあった。 確かに、このたびの今回の集会の主要テーマの新庄・湯沢間のミッシングリンク区間が事業化に向けて大きく前進したようで、これもそうした政治家によるところが大きいと言われている。 やはり政治は生き物ですし、政治家の活躍することも多いと思っている。 とにかく、忙しい一日であった。 多少なりとも政治にかかわっているものからすると、いろんな意味で複雑な思いもする。    

雨がほしい

雨がほしい、雨がほしいと朝夕の会話に出てくるこの頃、村の中でも一部に強い雨があったようだ。 それでも、畑などは全くぱさぱさの状態で、大した量の雨ではなかったようだ。 川の水も、全く変化がないくらいに水量は少なく、流れの状態も日増しに厳しさを増して来るようだ。 成瀬ダムの利水協議会と、建設促進同盟会の総会が開かれるが、この場でも今年の渇水状況についての説明もあるだろう。 テレビのニュースなどでも、明治30年代以降こうした渇水状態がなかったような報道もあり、梅雨入りとは言え、まさしく空梅雨であるようだ。 こんなときに求められるのが、利水対策であり、治水対策とともにこれから課題となってくる。 やはり、治水、利水は国を治める原点であることがこうした渇水時には際立ってくる。 通勤の際に必ず眺める肴沢橋から見える伊達堰の取水堰堤を水が超えているかどうかで渇水の状況、増水の状況もおおよそ見当がつくが、やっぱり少ない。 こんなときに一定の貯水施設があればとおのずと思い浮かんでくることになる。