雨がほしい

雨がほしい、雨がほしいと朝夕の会話に出てくるこの頃、村の中でも一部に強い雨があったようだ。 それでも、畑などは全くぱさぱさの状態で、大した量の雨ではなかったようだ。 川の水も、全く変化がないくらいに水量は少なく、流れの状態も日増しに厳しさを増して来るようだ。 成瀬ダムの利水協議会と、建設促進同盟会の総会が開かれるが、この場でも今年の渇水状況についての説明もあるだろう。 テレビのニュースなどでも、明治30年代以降こうした渇水状態がなかったような報道もあり、梅雨入りとは言え、まさしく空梅雨であるようだ。 こんなときに求められるのが、利水対策であり、治水対策とともにこれから課題となってくる。 やはり、治水、利水は国を治める原点であることがこうした渇水時には際立ってくる。 通勤の際に必ず眺める肴沢橋から見える伊達堰の取水堰堤を水が超えているかどうかで渇水の状況、増水の状況もおおよそ見当がつくが、やっぱり少ない。 こんなときに一定の貯水施設があればとおのずと思い浮かんでくることになる。