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夕食の語らい

一日の内での楽しみに食事がある。 とにかく食べさせてもらっているこちらからすると、ご飯は何かなと楽しみにしているのは、子供であり孫であると同時に私自身である。 その食事を365日一日3回考えて食事を作ってもらっている私からすると感謝感謝である。 従って、たまには食事の心配をさせないようにと外食を時たまするのであるが、それもたまにやるぐらいで、ほとんどは食べさせてもらっている。 その食事を毎食毎食考えるのは疲れるだろうと思う。 たまに「何食べたい?」と聞かれると、「何でもよい」というと困ってしまうようだ。考えてみるとそうだよなーと思う。 とにかく、食べさせてもらうものには文句を言わないようにしているし、食事の時間は大事な語らいの場にしたいと思っている。 先日は、ズッキーニとイワシを中心にした夕食であった。 イワシのかば焼きは、結構手の込んだ調理であるようで、開いたイワシに一旦衣をつけてフライパンで焼き、それからかば焼きの味付けをしたもので、私の好きな濃い味のかば焼きである。 ズッキーニを輪切りにしたものをどうやったのかはわかりませんがうまい具合に煮物にし、これまた薄味ながら良い味の汁があり初めてのごちそうであった。 更に、ズッキーニの酢の物は特性のラッキョウ酢でサッパリした夏の味、これまた初めてではなかったかな? きゅうりの漬物はキムチのタレを使っていたし、他に生きゅうりには味噌がサッパリしている。 海螺の味噌には私の大好物!これを見るとぬるめの日本酒がよいのである。 後は、夕食の定番で、1年も酢ずくめにした「にんにく」をさらに3年も付け込んでいる黒くなった特性のものを一粒カリカリやりながら語らう食事となった。 孫たちまで、にんにくを「すこーし食べたい」などという。 そんな話の中で食事の調理法を聞き、「うん、いい味だ!」などと共通の話題で過ごすのも大事なひと時である。

夏祭りのはしご

  湯沢・雄勝で幅広く福祉事業を展開している社会福祉法人の夏祭りにご招待を受けたが、この日はあのものすごい雨で実行は無理ではないかと、思ったものの、夕方からすっかりあがりよい天気になった。これだから屋外での事業、イベントは難しいんですよねー。 これには孫と嫁も「よさこいそうらん」に出演するというので出かけた。 この施設での夏祭りは、施設周辺のご家庭から次々と夏祭りを楽しみに来てくれるようで、施設が地域と一体で運営されていることがうかがわれた。 賛助出演、屋台など施設側の準備ばかりでなく多くの店も出店されていて、盛り上がりのある夏祭りであった。 お客さんがたには、係の職員が付きっきりでサービスしてくれる配慮には驚いてしまった。さすが民間施設の気の配りようであるものです。 ここに行く途中のJAグループでも同じく夏祭りであったが、ここには終わってしまったのかほとんどお客さんはおらなかった! ここでの夏祭りもそこここに、村の商工会での夏祭りが雨と雷の恐れがあるということで、会場を変更した情報が入り、その場所に移動した。 そこでも、孫たちの踊りがありそれを見学応援しつつ、二つ目の夏祭りに参加したことになる。 こちらは結構お客さんも多く、盛り上がっていたが、芸能発表等の会場は屋内、飲食の中心などは屋外ガ中心で、どうしてもお客さんがたが分散されてしまう傾向にあるようで、盛り上がりはいま一つといった感がした。 しかし、実行委員会では、天候による会場変更で止むをえないことであったことでしょう。 準備は、こちらが楽だなーとも言っておられた。 こうして、今年の夏祭りもスタートした、お盆前後にはまだまだある事でしょう。 多くの方々とこうした形で語り合い、飲みながら話を聞く機会は大事なことであると思っている。

消防もお手上げ

  今年の村の消防団小型ポンプ操法と規律訓練の競技会が昨日開催された。 一昨日は、記録的な集中豪雨が東成瀬村の観測所で時間雨量49ミリが観測され、なんでも全国2番目の記録であったそうで、この報道を見た我が家の家族や同級生、知人などから「大丈夫か」とか「被害は?}などといった電話やメールが盛んときた。 本当に、すごい雨でそれこそしぶきが上がる猛烈なもので驚いた。 その翌日である昨日曇りではあったが、順調にポンプ操法の競技が進みもう2つの分団で終了というう段階で、ポツリポツリと来て、最後の分団の時には猛烈な雨に立ってしまった。 それでも、さすが消防団、最後まで続行した、幸いにも雷がなかったからよかったものの、これに雷があったらそれさえも中止せざるを得なかったでしょう。 最後の規律訓練は消防団員がいかにテントの中であっても、とても避けられるような状況になく、ずぶぬれで次第に雨に濡れた体は冷たくなってきた状況では、続行不能との判断で中止となった。 適切な判断であったと思う。 こうした緊急な事態での判断は、災害時などには参考になるものと思った。 「中止」の判断は屋外での事業では常に念頭に置かなければならないものであり、総合的に判断する決断は主催者としては大事のことである。

ALTにお茶会

image 茶道玉川遠州流のお茶会を、日本で頑張っている、ALTに経験して貰い、日本文化の一端を紹介し、さらには普段から何かと文化などの違いで苦労しておられる外国から来られている若い人達を招待する企画が、横手市睦合の農村環境改善センターで開かれた。 当日は、秋田県阿部宗修支部長さんもおいでになり、日本のお茶について説明してくださり、終始お茶の楽しみ方、日本文化の深さなどを分かりやすくはなしながらのお茶会で、私なんかは全く初めての経験で、かなり堅苦しく考えていたのであるが、もっと気軽にお茶を楽しむことができることを知った。 釜や茶碗、お菓子、歩き方、畳のへりを踏まないこと、部屋に入って来るときの第一歩目、掛け軸、花など詳しく話しを伺うことができた。ALTの方々もかなり関心があり、またお茶会があれば来たいと楽しそうに話しておった。 私も、妻からの誘いもあってでかけたがいい経験で、かなりあった。

地域と共に幸寿苑

image image image image 特別養護老人ホーム「幸寿苑」が開設されてから25年になる。 あっという間の25年のような気もする一方で、長い長い25年でもある方々もいるかもしれません。 開設までは市町村毎の競争が激しく、元村長の菊地寿吉さんが懸命な運動を展開し、それを引き継いだ前村長後藤幸司さんがやっと開設にこぎ着けた。 それを記念して、幸司さんの幸と寿吉さんの寿の頭文字を取って「幸寿苑」としたものでした。 今では、老人施設も多様化してきており、多くの施設が開設され、利用者も多くなってきている。 家庭介護している方々からすると感謝されてもいる。 昨日も、短期利用者のご家族から、親戚の不幸があり、利用させていただいた。 ありがたかった!とお礼をいってもらった。 そうしたお礼をたまにではあるが会話の中で出ると嬉しいものです。 地域の施設に対するご協力もとても大切であり、有り難いことです。 これからも、こうしたご協力をいただきながらしっかりと役立つ施設として運営していかなければならないと職員共々に努力しなければと25周年にあたって改めて感じたところでした。