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地域の夏祭り

13日には私の地域の夏祭りがあった。 それぞれの地域で夏祭りがあり、地域ごとに工夫が凝らされている。 私の地域では、数年前から打ち上げ花火が寄付を募ったりして約15分ぐらい打ち上げられる。 地元にも花火を打ち上げれる免許所持者が23名ほどおり、夜9時には打ち上げ開始される。 それまで地元のセンター「ゆるるん」では地元の方々による踊り、カラオケ、よさこいソーラン踊り、子供仙人太鼓などのほか、メーンべんとして、南米のリズムで「ボラチート」というグループのライブが行われた。 このメンバーの代表の田村さんの母親が岩井川出身であり、部落長の親せきということで昨年からそうした話があり、今回実現した。 見たことのないような楽器も使われ、まことに南米特有の明るいリズムと歌でオープニング、日本の歌、南米のリズムと民謡が紹介され、とても楽しい明るい雰囲気でのライブであった。 この会場には、隣村の横手市三又地区からもお客さんが見えられていた。 この後、9時からの打ち上げ花火には、会場はもとより各家庭の方々がほとんど全員外に出て、夕涼みをしながら、お盆を楽しんだ。 この会場では、地域おこし協力隊員の中村さんと、8月から活動を開始した佐藤さんが抱負を地域の皆さんにあいさつを兼ねて紹介し地域の皆さんのご協力をお願いしていた。 活動にあたっては多くのご協力があって、その成果も大きく発展していくものと確信している。 私からもよろしくお願いしたい。

新温泉は「やまゆり」温泉

掘削を進めていた新たな温泉が秋田県温泉審議会で許可され、現在具体的に使用するための施設整備、処理を必要とする温泉の対策をとるための経費が、村議会の臨時会で可決された。 いよいよ新たな温泉で誘客を図ることになる。 その前段として温泉の名称を公募し、その選定作業を進めていたところ、このたび「やまゆり」温泉とすることに決定し、議会でもその名称を発表した。 温泉分析の結果をもとに東京理科大学の長島秀行先生に評価をしていただいたところ、水温は46.4℃、PH9.8、湧出量は毎分350mlはあり、PH9.8、泉質は「アルカリ性単純硫黄泉」である。 この成分は、単純ということで成分は比較的少ないが、成分はいろいろある。まろやかで、刺激が少なく、高齢者も入りやすく、万人向きである。 全国でも最も多い泉質で、群馬県四万温泉、神奈川県箱根湯本温泉、大分県湯布院温泉など全国に名湯と言われる温泉が数多くあるとのことです。 アルカリ性単純温泉は、皮脂成分を洗い流すので、俗に石鹸いらずの温泉ともいわれ、入浴後、サッパリして、清涼感がある。そこで、美人の湯、美肌の湯とも言われている。福島県飯坂温泉(PH8.5)、長野県昼神温泉(PH9.7)、野沢温泉(PH8.5)、別所温泉(PH8.8)、山梨県下部温泉(PH9.3)岐阜県下呂温泉(PH9.2)、愛媛県道後温泉(PH9.0)などが有名である。そのうち、昼神温泉、野沢温泉、別所温泉は、アルカリ性で硫黄分を含むので、今回命名したやまゆり温泉と同じく泉質はアルカリ性単純硫黄温泉である。硫黄分は、末梢神経を広げ、血流を良くする働きがあるので、動脈硬化症や高血圧の症状の改善が期待される。また、硫黄分は肌を白くする作用もある。 一般に、温泉の効き目は、入り方にも影響する。42℃以上の熱い湯にサッと入るのではなく、ゆったりとした気持ちで、ぬるめのお湯に一日に2、3回入浴し、オンセんちには少なくとも2,3日滞在し、自然に親しみながら休養、療養、保養にいそしんでほしいと、コメントしていただきました。 新しい「やまゆり温泉」を村民はもとより多くの方々から楽しんでいただきたいと思っています。 オープンは10月を予定しておりますが、施設整備などで多少のずれが出てくるかもしれませんが、なるべく早い開業を目指しております。

お盆前に一段落

朝の一番に第三セクターの職員に決算手当(夏のボーナス)をお渡しした。昨年度の決算期、職員にはいろいろな意味での取り組みをお願いし、その結果単年度の黒字決算となった。もちろん東電からの補償金などもありましたが、何よりも、会社経営の基本にかかわる改善、意識の徹底が浸透したことがあると判断できたし、その結果が決算に数字で示されたものと考えている。  この傾向をしっかりと継続していくことを期待してのボーナスとしたものです。わずかではあるが、しばらくぶりのボーナスであり、私としても少し職員に報いることができてほっとしているところである。  時間もなく直ちに、臨時議会を招集しており、この会社の決算状況を報告し、臨時議会で補正予算案をご審議していただき可決していただいた。  内容は、新たな温泉の泉質が、PH値が9.8と高くまた、硫化水素値も高く、そのまま放流できず、それぞれ処理施設により処理の上放流する装置の工事が必要なことから、補正予算を編成したものです。  また、防災デジタル無線(同報系)施設整備事業を今年と26年度で整備する為の継続費の設定、全県消防大会経費など1億6640万円を追加する補正予算で、総額35億3千55万7千円の予算となります。  この補正予算を原案通り可決していただき、温泉の施設整備に拍車がかかり、さらに、防災無線工事にも早期の整備に向けて計画を進めていくことができることになります。  この議会で、新温泉の名称を「やまゆり」温泉とすることを名称公募選定委員会の審議を経て決定したことも報告させていただいた。  この議会終了後には、山形新幹線の大曲までの延伸期成同盟会の総会が開かれ出席した。  相互交流の必要性、新幹線が延伸したからと言って必ずしも地域の活性化には直ちにはつながらいことを新庄市長さんがあいさつの中でで述べられていたことが印象的であった。つまり、駅周辺のみは賑やかになるが、地域全体にその効果が広がるようにするためには、総合的な交流、多面的な施策がなければならないことを述べておられるのであると感じた。  国会議員3名県議会議員4名も出席しておられました。県からは課長が知事代理として出席されていた。  終わって、山形鉄道株式会社の公募社長・野村氏のユニークな経験、経営術などの講演があった。  夕方には、滝ノ沢地区の夏祭りがありこれにも参加した。最近目覚ましいい地域活動をしている地区で、こんなに劇的に変わった地域も珍しい。  活動内容も豊富で、毎週農林産物の直売施設の運営やら、村での集落営農の本格的な法人を立ち上げ村の農業の先導役を果たしてくれているなど、本当に目覚ましい活発な活動をしてくれている。  今年から村で募集した「地域おこし協力隊」に応募した中村君、佐藤君の二人も子の夏祭りに参加し、地域の方々と積極的に活動に参加する役割を作ってくれ、その場で活動の状況などを紹介するなど、幅広い範囲での活動をしてくれ嬉しい限りです。  そんなこんなで、この地域でも生ビールを飲み、手作りのごちそうがバイキング方式で提供され、孫たちも連れて行っておにぎりやら、焼きそば、かき氷、野菜、煮つけ、お好み焼き、さらには金魚すくいを楽しんだ。おまけにお楽しみ抽選会などでは一番に当たり、特性リンゴジュースをひと箱いただいてしまった。  それはそれは盛りだくさんの内容で、会場は帰省客やらほかの地域からのお客さんでいっぱいであった。

盆道普請

私の地域の、長年の恒例行事である「盆道普請」が行われた。 昔は10日と決まっていたが、このところは10日に近い日曜日に行われるようになった。 昨日は、朝の5時集合作業開始であったが、天気予報では晴れであるのに、雨!しかもその直前には雷が鳴る状況。しっかりとカッパを着ての出役。 盆を控えてのこの時期、朝の5時となると日の出も遅くなり、それに雨模様となると違ってくるのがよく分かる。 それでも、みんな地域行事には出役し、役割を果たす。 これこそが地域コミュニテーの原点である。 そうした機会に、地域の話題、課題などを聞くことができとても参考になる。

竹山の女弟子一号

津軽三味線の高橋竹山の女弟子第一号の方が青森で料理屋を開いており、お客さん方に求められると、師匠直々の技術を余すところなく聞かせてくれているとのことで、我々もその機会に恵まれた。 全くの門外漢であるものの、あの力強いばちさばきは聞く者が圧倒されてしまう迫力がった。 民謡も最初の5曲ほどは男の歌い手が出演してくれたが、そのあとの小一時間は、師匠の思い出話やら、修行中のこと、竹山師匠の普段の生活など三味線以外のことにも触れながら、生々しいお話をまじえながらの演奏であった。 殊に三味線は「太鼓をたたくものではない」修行中に「ばち」で太鼓部分を叩くとすぐにわかられてしまい、「三味ではない」と怒られてしまう。 いかに腹を叩かないようなばちさばきをするか、それはそれは大変であったそうです。 後年になると、なにかをラジカセか何かで長い時間黙って聞いている、「何を聞いているの」と聞くと「何にも聞いていない」という、あるときイヤホンを外したままにしていたので聞いてみたら、ジャズであったそうです。 とにかくジャズが好きで、かなりの時間それを聞いて楽しんでいたようで、三味線に通じるものがあったようです。 その後、三味線がいろんな楽器とコラボレーションで演奏されるようになったが、そんなことを予想していたのでしょうか。 このほか、三味に関すること、民謡、など多くの話しを聞く機会があってとても楽しい時間であった。