観光, 道路交通 除雪急ピッチ 2014年4月17日(木曜日) 爽風雲 国道342号線の秋田県側の除雪作業が急ピッチで進められている。 今の時期は人事異動などで転入されてくる公共機関などのお客さんが多数見えられるので、なかなか時間があっても村内に出ることができない。 もちろん、時間を指定していただいて見えられる方々も多く、午前午後とも部屋を開けないようにしていなければならないことも多い。 昨日は午後になってやっと時間がとれたので栗駒山荘に向かう道路の除雪状況を確認したく急遽出かけた。 やはり予想外に雪が多く、しかも降り始めの雪であるようだが、一番下の部分約50cmぐらいが非常に堅いとのこと、つまり我々の地域でいうところの「しらぱて」で除雪隊の4人もかなり手こずっているようでした。 除雪機械は秋田県では最も性能がよくしかも馬力もあるロータリー除雪車でさえ一回では飲み込めないとのことで、大型のブルドーザーで表面から4~5メートルもあろうかと思われる雪をいったん押しだし、それをロータリ除雪車で吹き飛ばす作業を、機械4台で効率的に行っていました。 昨日で一番の難所を超えることができるようで、この後は割合と順調に作業も進むものと期待しているところです。 栗駒山荘も豪雪であった割合にはそんなに大きい被害もないようですが、これから雪が消えてくるといろんな障害が出て来ないかと心配である。 何せ、約6ヶ月雪に埋もれていたわけですから、かわいい子供のように心配で成らない。 除雪隊の皆さんも作業に向かう途中には雪崩対策はとっているものの、危険な箇所も数カ所あると思うので十分に気をつけて往復してほしい。 それにしても、天気がよいのに、標高1、000メートルを超えるようになると風も冷たく、体感温度はまるで氷点下ではないかと思われるような状況でした。ちなみに出発するときは11度でしたが上は何度であっただろうか?約1、000メートルの標高差ですから、10度はちがうのかな? それに風があるので体感温度は相当低かったのでしょう。 ゴールデンウイーク前の除雪は終えることができるものと思うし、、鳥海山の遠景と春山の眺望を楽しみながら露天風呂を楽しみたい声も多くく、栗駒山荘の早期営業に期待するお客さんは多いことから早期の開通に期待したいものです
雑感 刻々と変わる風景 2014年4月16日(水曜日) 爽風雲 この時期、固雪を渡っての散歩はかなりの歩数になる。 固雪であることから普段は行けない川端など結構遠くまで、ついつい行ってしまう。 それだけに、夏とは違った景色を見ることができるし、朝日が昇ろうとしている山々がどこか普段とは違った神々しさが感じられる。西の空もまた一日の天気を予測するような明るい風景を醸し出してくれる。 朝の日の出前はビシッと身も引き締まるような雰囲気に包まれ、実に気持ちがよい。 ところが雪の原も一見して平坦なように見えるが、実はかなりのでこぼこで、歩くのにはかなりの負担になるようであり、うっかりするとつまずいたりすることもある。 川端の斜面などは相当気を遣って歩かないと危ないことにもなりかねない。まして犬を連れての散歩は四つ足と違ってこちらは不安定極まりなく、引っ張られたりするととんでもないことになりかねない。用心用心! そんなことで、この散歩コースは時間がかかるので十分に気をつけなければならない。 帰りには、バッケをとってきてごちそうにになれるし、必ず袋は準備していく。 もう少しで、いろんな山菜が採れるだろう、間違わないようにしなければならない。 今年1回目の皆既月食なんだそうですが今回はその様子は見ることができないそうで、10月8日にはもう一度皆既月食がありそのときは見ることができるとのことでいい天気での皆既月食を楽しみにしたい。
環境整備, 防災・消防 防災と環境に協力 2014年4月15日(火曜日) 爽風雲 (こんなきれいな山林、農地にゴミが投げられるなんて!) 村独自の行政施策を推進するために、独自の組織をたちあげているところです。 そうした施策の中で、村内の全集落(13集落)ごとに結成している自主防災組織の育成と相談、指導に当たる「防災指導員」を設置しており、4名の方にその委嘱状の交付を行った。 この冬にはこの防災相談員が定期的に村内を巡回し、危険箇所の見回り、豪雪状況をつぶさに監視し担当課や集落の代表、関係者と密接な連携の元に豪雪被害防止に大きな役割を果たしてくれました。 ありがたいことです。 この防災指導員は消防職員を長年経験した豊富な知識と経験を役立てていただくためにお願いしているもので、今後も集落の組織強化や研修、災害未然防止などにその経験と知識を存分に生かしてほしいと期待しておるところです。 我が村のこうした取り組みは、独自の施策でもあり、全集落に設置し、すでにこうした制度を十分に地域の方々は理解しており、積極的に活用しようとする雰囲気があり大いに効果があるものと感じているところです。 もう一つの組織は、環境衛生に関するもののうち、特に「粗大ゴミ」などあらゆるゴミの不法投棄が後を絶たず、その投棄場所などが、村境や県境など、個人有の山林などや公有地に多く見られ、必ずしも村内の方々ばかりではないと考えられますが、使われなくなった車を農作業用の資材置き場にしたままにした放棄物もあり景観上も環境衛生上もきわめて憂慮される状況であることから、こうした撤去を含めて、秋田県と共同でその対策をとるために、環境衛生監視員を委嘱し、情報の収集、見回り、情報の通知などを厳しくしていこうとするもので、すでに昨年度はその具体的な対策として粗大ゴミの撤去に大きな活躍をしていただいたところでした。 大変にいやな監視活動ではありましょうが、快く引き受けていただき、積極的に村内を巡回し、適切な活動をしてくださることに感謝申し上げたいと思っている。 すでに2名を委嘱していたが、今年からはもう一人の方が引き受けてくださることになり、力強い限りです。 活動しやすい環境を我々もしっかりと作っていかなければならないと思っている。
雑感 水嵩ます成瀬川 2014年4月14日(月曜日) 爽風雲 春の雪消え水が次第に水嵩を増している。 今朝も冷え込みがあり、この時期の雪の原は固くしまって渡って散歩をするのに最適である。 ところが、川のそばに行くには斜面があり、雪が固いため斜面を下りるには危険を伴う。 十分な注意を払って川端までたどり着き、写真を撮っていたら釣りに行く村の人がいた。 しばらく見ていたら、釣り糸を垂れてすぐに魚がかかった。この時期随分と食いつきが良いもんです。 水も笹濁り、釣り人にとってはいい川の状況のようです。 いよいよ成瀬川の釣りのシーズンにもなる。 水嵩もまし、水力発電の用水路にもふんだんに水が流れ込み、本流も勢いを増している。 朝日を浴びて村を縦断する成瀬川は煌いている。 どこもかしこも自然いっぱいの成瀬の里の風景です。
ノンセクション, 農政, 雑感 爽やかな集い 2014年4月13日(日曜日) 爽風雲 農林水産大臣と秋田県農業関係者との集いがあり、ご案内があったので出席した。 現農林水産大臣のお話は何回かお聞きすることがあったが、いつも感じていることの一つに、他の人や政党などの批判めいたことは一切なく、淡々ともっぱら政策論議、考え方方向性などを的確に示してくれていて、とても参考になるし爽やかさを感じる。 この方の人間性であり政治家としての資質なんであろうと感じている。 今回の話しでも、政府関係のいろんな諮問機関からの意見にも、どちらかというと「すぐやれ!」といった意見が多いようであるが、農業はそんなにすぐに成果が出るわけではなく、春夏秋冬一年一作によってやっと農業生産ができるのであって、少なくとも3年あるいは5年スパンで農業の方向性示したいとしている姿勢には同感を覚える。 つまり、コメの生産調整一つをとっても、減反政策をやめるのではなく、現状を理解しつつ平場と中山間地の農業のありかたなど地域にあった農業の在り方を取り入れていくためには、多様な施策が必要であり、そのための方向性を考え、この期間に示していくための施策とするものであるとしているとのことであった。 何よりも、この日本の国土を考えるとき、画一的な農業施策はどんなに優秀な農林水産省の職員であっても無理であり、県独自で考えたり議論し合ってより良い農業政策とする攻めの農業に取り組んでいきたいとするものであったように感じた。 一方、参議院議員の初めての集いもあり、これでの後援会長の挨拶もまたよかった。 議員の活動が「颯々として風が立つ」との言葉を引用して、誠に爽やかで颯爽と若さにあふれた精力的な活動に期待感がいっぱいであることを述べておられた。 大変短い挨拶ながら議員の活動、性格を見事にとらえた素晴らしい挨拶であった。 その影響か、来賓のあいさつも6人もおりながら、短く感情のあるそれぞれのあいさつでとても和やかな会場であったし、集いであった。 御本人の挨拶もいつものことながら、堂々としたもので、聞く人たちの心に響くものがった。 久しぶりに、気持ちの良い集いであった。