除雪急ピッチ

国道342号線の秋田県側の除雪作業が急ピッチで進められている。 今の時期は人事異動などで転入されてくる公共機関などのお客さんが多数見えられるので、なかなか時間があっても村内に出ることができない。 もちろん、時間を指定していただいて見えられる方々も多く、午前午後とも部屋を開けないようにしていなければならないことも多い。 昨日は午後になってやっと時間がとれたので栗駒山荘に向かう道路の除雪状況を確認したく急遽出かけた。 やはり予想外に雪が多く、しかも降り始めの雪であるようだが、一番下の部分約50cmぐらいが非常に堅いとのこと、つまり我々の地域でいうところの「しらぱて」で除雪隊の4人もかなり手こずっているようでした。 除雪機械は秋田県では最も性能がよくしかも馬力もあるロータリー除雪車でさえ一回では飲み込めないとのことで、大型のブルドーザーで表面から4~5メートルもあろうかと思われる雪をいったん押しだし、それをロータリ除雪車で吹き飛ばす作業を、機械4台で効率的に行っていました。 昨日で一番の難所を超えることができるようで、この後は割合と順調に作業も進むものと期待しているところです。 栗駒山荘も豪雪であった割合にはそんなに大きい被害もないようですが、これから雪が消えてくるといろんな障害が出て来ないかと心配である。 何せ、約6ヶ月雪に埋もれていたわけですから、かわいい子供のように心配で成らない。 除雪隊の皆さんも作業に向かう途中には雪崩対策はとっているものの、危険な箇所も数カ所あると思うので十分に気をつけて往復してほしい。 それにしても、天気がよいのに、標高1、000メートルを超えるようになると風も冷たく、体感温度はまるで氷点下ではないかと思われるような状況でした。ちなみに出発するときは11度でしたが上は何度であっただろうか?約1、000メートルの標高差ですから、10度はちがうのかな? それに風があるので体感温度は相当低かったのでしょう。 ゴールデンウイーク前の除雪は終えることができるものと思うし、、鳥海山の遠景と春山の眺望を楽しみながら露天風呂を楽しみたい声も多くく、栗駒山荘の早期営業に期待するお客さんは多いことから早期の開通に期待したいものです