防災と環境に協力

(こんなきれいな山林、農地にゴミが投げられるなんて!) 村独自の行政施策を推進するために、独自の組織をたちあげているところです。 そうした施策の中で、村内の全集落(13集落)ごとに結成している自主防災組織の育成と相談、指導に当たる「防災指導員」を設置しており、4名の方にその委嘱状の交付を行った。 この冬にはこの防災相談員が定期的に村内を巡回し、危険箇所の見回り、豪雪状況をつぶさに監視し担当課や集落の代表、関係者と密接な連携の元に豪雪被害防止に大きな役割を果たしてくれました。 ありがたいことです。 この防災指導員は消防職員を長年経験した豊富な知識と経験を役立てていただくためにお願いしているもので、今後も集落の組織強化や研修、災害未然防止などにその経験と知識を存分に生かしてほしいと期待しておるところです。 我が村のこうした取り組みは、独自の施策でもあり、全集落に設置し、すでにこうした制度を十分に地域の方々は理解しており、積極的に活用しようとする雰囲気があり大いに効果があるものと感じているところです。 もう一つの組織は、環境衛生に関するもののうち、特に「粗大ゴミ」などあらゆるゴミの不法投棄が後を絶たず、その投棄場所などが、村境や県境など、個人有の山林などや公有地に多く見られ、必ずしも村内の方々ばかりではないと考えられますが、使われなくなった車を農作業用の資材置き場にしたままにした放棄物もあり景観上も環境衛生上もきわめて憂慮される状況であることから、こうした撤去を含めて、秋田県と共同でその対策をとるために、環境衛生監視員を委嘱し、情報の収集、見回り、情報の通知などを厳しくしていこうとするもので、すでに昨年度はその具体的な対策として粗大ゴミの撤去に大きな活躍をしていただいたところでした。 大変にいやな監視活動ではありましょうが、快く引き受けていただき、積極的に村内を巡回し、適切な活動をしてくださることに感謝申し上げたいと思っている。 すでに2名を委嘱していたが、今年からはもう一人の方が引き受けてくださることになり、力強い限りです。 活動しやすい環境を我々もしっかりと作っていかなければならないと思っている。