爽風雲 のすべての投稿

感激の保健文化賞

第66回保健文化賞の贈呈式が昨日10月7日、ホテルオークラ東京で行われ、団体の部で東成瀬村が授賞した。 全国から約50を越える団体、個人からの申請があり厳しい審査を経て、団体10、個人5が表彰されたものです。 この賞は、戦後の昭和25年衣食住もままならない極めて厳しい世の中にあって、政府でさえも考えることが出来なかった時代に、一企業の経営も厳しいなか、この賞を創設した英断は高く評価されていたとのことで、これまで975件の表彰が行われ、年とともに評価を高め、今日この方面の権威ある賞として世に認められているとのことが紹介された。 表彰は厚生労働大臣からあり、第一生命賞、朝日新聞厚生事業団賞、NHK厚生文化事業団賞からそれぞれ授与していたただきました。 授賞事由は、村の健診事業が結核予防婦人会などの協力で極めて健診率が高く全国一の成果を納めていることにたいしての評価でした。 この表彰を受けるまで、この賞がそんなに高い権威のある賞であることを、恥ずかしながら承知していなかった不明を恥じ入るばかりであった。 主催の第一生命保険株式会社渡邉社長の挨拶やご来賓の挨拶でそうしたことが触れられており、その重みと、意義が感じられ今後もますますそうした住民の健康管理のため努力しなければならないと改めて感じたところでしたし、この賞が多くの方々のご協力でなし得たものであることに、心底からお礼を申し上げるところです。 この授賞に当たって、秋田県医師会長、湯沢・雄勝医師会長さんなどから強いご推薦があったことに対しても心からお礼申し上げます。 ありがとうございました。 今日は、皇居で天皇皇后陛下にご拝謁賜ることになっている。 この事もまた、この賞がいかに歴史があり、評価されている証左でもあることが理解できる次第です。 本当に有り難く嬉しい限りです。

デンバーの日本館

アメリカコロラド州デンバーの日本館との交流を続けてきていたが、ここ数年いろんな事情もあり休んでいたところですが、今年の春に日本館創立に尽力した秋田市出身の本間学氏が日本武道、特に合気道の普及のための道場を開設してから50年になったことを機会に、これまで交流のあった我が村にもその記念パーテーにご招待があり、私はどうしても参加できない事情もあり、長期の派遣をした職員に変わって出席してもらった。 法人としての日本館はデンバーで日本文化や武道、華道、茶道ボランテア活動、給食提供、地域美化など幅広い活動を、多くの市民と支援者の協力を得て積極的な活動をされておる。 最近は東南アジアの孤児約700名の支援活動に積極的に当たっておるとのことである。 今回、突然であったが、この日本館立ち上げに協力されたスタッフ二人とともに、本間館長が来られた。 日本館で経営している日本食のレストランで、積極的に日本食を提供するための調査にきたもので、村のゼンマイ、ドンガ汁、漬け物など日本食を何とか普及できないかとのことであり、当然日本酒もその対処になっているようで、山形にも寄るとのことであった。 村としても、そうしたことに協力できるものがあれば協力したいものと思っているところである。 日本館には、村からもおよそ一般の方々、団体職員、高校生、役場職員などおよそ100人近くが訪問しておりアメリカからも100人を超える方々がこられ、短期から長期にわたるホームステーなどにも相互に交流し合っている。 円安の影響もあって、なかなか交流するには厳しい通貨事情ではあるが、工夫しながら国際交流するのも大事なことではないだろうかと考えているところである。 大変バイタリテーあふれる方で、武道の指導者としても人気があり、一方でこうしたボランテア活動にも積極的な方である。 まさしく、日本男児ここにありと言った方である。

ひがしなるせキッチン

なるせ加工研究会 エスコーター岳遊会 仙北道を考える会 東成瀬昔っこの会 秋田山の学校 秋田花まるっグリーン・ツーリズム協議会 NPO法人あきた地域資源ネットワーク 東成瀬村などで組織する「日本一美しい村づくり東成瀬協議会(会長・成瀬加工研究会代表 谷藤トモ子)」が主催しての、二回目になる〃ひがしなるせキッチン〃が岩井川の「ゆるるん」で開催された。 一回目は今年の1月に秋田市の遊学舎で開催され主に秋田市の方々を対象に開催され、大変好評で、活発なご意見をいただくなど主催者も意を強くしていたところでした。 今回の二回目は、県南の方々を対象にしての開催であったが、ちょうど湯沢市でうどんエキスポが開催中で、お客さんが心配されましたが、80名を超える方々に参加して頂き、食に対する関心の深さ、豊かな自然などに関心を結構持っていただいておることがわかったような気がした。 うどんエキスポも大盛況で、30分待ちと言った状況であったようで何よりであったと思う。 こちらの方も、メニューも村の食材をふんだんに使った内容であり、新しいメニューとして、米粉を使った 米粉ピザ、米粉と里芋のニョッキ二食ソース、、米粉のフオー、リンゴの米粉クレープ、枝豆プリン、漬け物盛り合わせ、ししたけ茶、米粉カステラなど東成瀬産あきたこまちの米粉を使ったメニューが並び、特に、ニョッキは、このキッチンの指導をいただいたフードコーデネーター瀬田川千秋先生から直接実演しながら参加者が熱心に聞いておられた。 このほか昔ながらの郷土食も、小豆デッチ、芋の子汁、ミズのこぶ、ゼンマイの一本煮などたくさんあり好評であった。 もちろん、完熟トマト、トマトピューレ、など盛りだくさんで皆さん満足満足と言った様子でした。 中には、ゼンマイの一本煮が珍しいらしく、ほとびらかしかた(ゆで方、戻し方し方)を教えてほしかったと言われ私が説明したら、どうも後で確認したら適切な説明ではなかったらしく、ちゃんと説明してもらうというハプニングもあった。失礼しました! 会場では、村の応援団になっていただくようにお願いをしたところ、たくさんの方々から申し込みをいただきました、ありがとうございました。 少しづつじわじわと応援団が増えて行っていますよ-。    

国文祭開会式

いろいろと心配された第29回国民文化祭が皇太子殿下をお迎えして、賑やかにしかも盛大にオープニングセレモニーが県立武道館で行われた。 武道館でのこうした、セレモニーは私は初めてであるが、音響効果も良く会場設定はよかった。全体的に凄く洗練された演出で、随所に秋田の特色をちりばめつつ、若い世代をふんだんに登場させ、バレーやダンス、一輪車による素晴らしい演技と踊りまでも登場し観客を驚かせていた。その演技に技術は高いものであったと感じた。 秋田の伝統芸能はほとんど網羅していましたし、新しい音楽、バレーが融和し、しかも嫌みもなくテンポよく、スピーディーな演出はあっという間の2時間30分でした。 大いなる秋田の吹奏楽と管弦楽に合唱は見事にコラボレーションし感動的でした。 総勢800名からなる大合唱たと演奏は圧巻であり、感動で思わず涙がにじむようでさえあった。 「発見・創造 ・もうひとつの秋田」のテーマにばっちりであったし、「新しい発見を求め文化を巡る旅にでかけよう」と本当にそんな気にさせるオープニングであった。 当然のことながら、写真撮影禁止で載せられないのが残念! テレビで放映されましょうし、DVDも出されると思うので是非ご覧になってください。 わが村の「昔しっこの祭典」は、県内110の企画では唯一であり、キラリと光るような気がするなー! 昨年のプレイベントの参加からしてもそんな感じがする。 我が村は、そうした文化面、教育面などでじわりじわりと小さいながらも着実に特徴付けれるような取り組みを基本にしていきたいものであるし、それが海外とも連携出来るように出来たら最高だなー! 近くデンバーからお客さんも来るし、交流再開を打診したらどうだろうか? そんなことを考え帰路についたところでした。

週刊朝日に美しい村

日本でもっとも美しい村連合の最終日には、今回の会合の集約みたいなシンポジュウムで終わった。 目指すべき方向を探るべき学習会をヨーロッパのベルギーの吸収合併から分離独立を勝ち取り小さいながらも豊かに美しい村として運営されている自治体視察の報告を兼ねた経過からの提案がなされた。 1・経済的自立 2・住民の自主的活動 3・世襲財産 などが提起され、これに対する学習会参加者の意見交換が活発に出された。 民間参加者と自治体参加者の微妙な食い違いも感じられたが、出来ない・できても無理・何とかなる・のいずれに挑戦するかに係っているように感じた。 相当な抵抗もあるでしょうが、30年先を見据えたビジョンを持ち首長がやらなければならない。そのためにも学ぶこと、それは、「百聞は一見に如かず」でまずはその地域だけでの学習は「旧来の村があるだけ」でありほかの自治体や是非海外を何回も何回も勉強すべきである。その一例として我が東成瀬村も紹介された。 この基調講演をした松尾さんは連盟立ち上げたお一人で、あのカルビー食品の創業者でありそれだけに力強い説得力がある。松尾さんは村を訪問し、実際に小中学校の授業をみての感想からのご意見と思う。 更に、自立へのビジョンとして、広域連合で自給圏に参加する意義、TPP、国の政策は農村の敵であるとまでいっておられた。最後に、「人」という資源が日本では最大の″未利用資源″である。 ところで、この日にあわせたように、9/30発売の週刊朝日グラビアに美しい村の写真が特集された。 その記事が、村出身の佐々木桂さん企画提案して数年、ついに週刊朝日の編集者に採択、しかも、須川湖も最終ページに掲載、記事に″佐々木桂″撮影・備前博和とあるではないか!同級生で週刊朝日に!驚いたなー。 記事提案の趣旨はフエースブックデ知ったが、我々がこの運動に参加する前から関心があったことに、さすが確かな将来を見据えた見方、考え方があると感じた。 最終日の弁当は東塩原村のご婦人方の手作り弁当とてもおいしかったし、この3日間事務局としてお手伝いしてもらった北塩原村役場職員の一人が村の椿川出身の高橋(現・福地)梨江子さんできびきびと大活躍でした。 それぞれの地域でがんばる人材がどんどん出てきてうれしい限りです。 一昨日の新規加盟の署名の担当をしていました。