デンバーの日本館

アメリカコロラド州デンバーの日本館との交流を続けてきていたが、ここ数年いろんな事情もあり休んでいたところですが、今年の春に日本館創立に尽力した秋田市出身の本間学氏が日本武道、特に合気道の普及のための道場を開設してから50年になったことを機会に、これまで交流のあった我が村にもその記念パーテーにご招待があり、私はどうしても参加できない事情もあり、長期の派遣をした職員に変わって出席してもらった。 法人としての日本館はデンバーで日本文化や武道、華道、茶道ボランテア活動、給食提供、地域美化など幅広い活動を、多くの市民と支援者の協力を得て積極的な活動をされておる。 最近は東南アジアの孤児約700名の支援活動に積極的に当たっておるとのことである。 今回、突然であったが、この日本館立ち上げに協力されたスタッフ二人とともに、本間館長が来られた。 日本館で経営している日本食のレストランで、積極的に日本食を提供するための調査にきたもので、村のゼンマイ、ドンガ汁、漬け物など日本食を何とか普及できないかとのことであり、当然日本酒もその対処になっているようで、山形にも寄るとのことであった。 村としても、そうしたことに協力できるものがあれば協力したいものと思っているところである。 日本館には、村からもおよそ一般の方々、団体職員、高校生、役場職員などおよそ100人近くが訪問しておりアメリカからも100人を超える方々がこられ、短期から長期にわたるホームステーなどにも相互に交流し合っている。 円安の影響もあって、なかなか交流するには厳しい通貨事情ではあるが、工夫しながら国際交流するのも大事なことではないだろうかと考えているところである。 大変バイタリテーあふれる方で、武道の指導者としても人気があり、一方でこうしたボランテア活動にも積極的な方である。 まさしく、日本男児ここにありと言った方である。