週刊朝日に美しい村

日本でもっとも美しい村連合の最終日には、今回の会合の集約みたいなシンポジュウムで終わった。 目指すべき方向を探るべき学習会をヨーロッパのベルギーの吸収合併から分離独立を勝ち取り小さいながらも豊かに美しい村として運営されている自治体視察の報告を兼ねた経過からの提案がなされた。 1・経済的自立 2・住民の自主的活動 3・世襲財産 などが提起され、これに対する学習会参加者の意見交換が活発に出された。 民間参加者と自治体参加者の微妙な食い違いも感じられたが、出来ない・できても無理・何とかなる・のいずれに挑戦するかに係っているように感じた。 相当な抵抗もあるでしょうが、30年先を見据えたビジョンを持ち首長がやらなければならない。そのためにも学ぶこと、それは、「百聞は一見に如かず」でまずはその地域だけでの学習は「旧来の村があるだけ」でありほかの自治体や是非海外を何回も何回も勉強すべきである。その一例として我が東成瀬村も紹介された。 この基調講演をした松尾さんは連盟立ち上げたお一人で、あのカルビー食品の創業者でありそれだけに力強い説得力がある。松尾さんは村を訪問し、実際に小中学校の授業をみての感想からのご意見と思う。 更に、自立へのビジョンとして、広域連合で自給圏に参加する意義、TPP、国の政策は農村の敵であるとまでいっておられた。最後に、「人」という資源が日本では最大の″未利用資源″である。 ところで、この日にあわせたように、9/30発売の週刊朝日グラビアに美しい村の写真が特集された。 その記事が、村出身の佐々木桂さん企画提案して数年、ついに週刊朝日の編集者に採択、しかも、須川湖も最終ページに掲載、記事に″佐々木桂″撮影・備前博和とあるではないか!同級生で週刊朝日に!驚いたなー。 記事提案の趣旨はフエースブックデ知ったが、我々がこの運動に参加する前から関心があったことに、さすが確かな将来を見据えた見方、考え方があると感じた。 最終日の弁当は東塩原村のご婦人方の手作り弁当とてもおいしかったし、この3日間事務局としてお手伝いしてもらった北塩原村役場職員の一人が村の椿川出身の高橋(現・福地)梨江子さんできびきびと大活躍でした。 それぞれの地域でがんばる人材がどんどん出てきてうれしい限りです。 一昨日の新規加盟の署名の担当をしていました。