カテゴリー別アーカイブ: 日美連合

交流の大切さ

image (総会と戦略会議) image image (島根県海士町の山内町長) image (民間サポーターの市原理事と京都府・掘和束町長) 慌ただしかった日程での福岡県八女市星野村での「日本で最も美しい村連合」の総会と戦略会議は、主催しているNPO法人の同連合事務局でも認めているように、きわめてタイトな日程で、参加している町村長も半ば諦めながらも、最後まで参加し、議論、討論、交流と熱心なのには驚いてしまう。 それだけに、それぞれの地域が抱えている課題にたいして、或いはこの運動の本旨を深め合うためにその方向性についてこの10年間を懸命に模索してきたことであり、その熱意には敬意を表したい。 起業サポーターの方々の熱心な参加と意見交換は我々自治体にとっても連合の発展に大きく貢献してくれたものと思っている。 全くの手弁当で参加していますし、日本の将来、人口減少、地方経済の発展に対する民間サイドからの提言はこれから益々重要になってくることは間違いありません。 ありがたいことですし、農業の重要性、食料自給率に等もかかわってくることであり、あらためてそうした視点での考え方を深めるためにも大事な総会と戦略会議であった。 飛行機事故によって一日遅れの出張帰りとなったが、そうしたことをじっくりと考える時間ともなった。 最後は、「人」であり「交流」であり、「視点」を「海外」にも向けて研修し取り込むための努力を怠ってはならないし、アメリカとは違ったヨーロッパ特に、世界連合加盟のフランス、イタリー、ドイツ、ベルギー、来年から参加のスペイン等も日本の目指すべき小さな地域が、村があり参考になる国々との交流研修は必要になってくるものと感じた。 多少疲れましたが、内容のあるものとなった。

星野村の意気込み

image image image image image image image image image (随所に見られる石橋) 昨日は朝から前日のグループ討議の結果報告の役割を突如指名され、報告をした。
終わって、星野村の窯元を視察したが、生活に密着した伝統的な陶器は、落ち着いた製品であった。
次には「星野民芸」を見学、製品は全て北海道の樹齢200年を越える桜を使った製品ばかりで、高級品がぞろり。家具であっても驚くような価額であったが、色合いといい、独特の工夫された技術は日本の家具メーカーからも一目置かれる存在となっている。
九州に来られた天皇陛下がお座りになった椅子もあったが、非売品でした。
許されれば欲しいなーと思うサイドボードとテーブルが一体化し、収納もできるテーブルなどは素晴らしい!
二日間で1億5千万円もの売り上げがある、展示会も何回か行われているようだった。つぎには、星野茶の製造工場と本店でのお茶と抹茶を御馳走になった。これまた、とても美味しくいただきました。
最後に、棚田100選の一つである棚田は、4年前の豪雨災害で被災し、ほとんど壊滅的打撃を受け、30段近くもあった棚田が現在は僅かに、数段に作付けしているにすぎないようだ。
こうした視察を通じ、或いは会議の合間合間に多くの方々と意見交換ができ参考になることも多くあった。
早速取り組みたいことも多々あった。
刺激を受けた日本で最も美しい連合の総会であった。

総会と戦略会議

image (総会で挨拶する浜田会長) image (総会の模様) image (標高200mから500mの星野村) 日本で最も美しい村連合の総会と戦略会議が朝からびっしりの日程で開かれた。 総会では、創立して10年、これまでの総括とこれからの10年の進むべき方向性を浜田会長から示された。 総括では、フランスに学び合併反対を貫いたこと、地産地消と美しい農村景観、人口減少対策としての観光サービス産業の活性化の道を選んだことなどが報告された。 これからの方向では、地域資源の再発見、再活用、地域文化の学習と体験、美しい村とはどうあるべきか、関係団体との連携をしつつ、30年後に向けて、美しい村の地位の確立、地域資源の保護と育成、美しい村としての自覚と誇りの醸成に向けて最大限の努力をすることとした。 終わって戦略会議では、グループに別れて活発な活動が議論が展開された。

日美連合総会を玉露の里で

image (理事会) image (独特の滴り茶をいただく) image (お茶の産地) image (私も、加藤理事と植樹) image (記念植樹、会長副会長) image (河川改修にも配慮) 昨日から日本で最も美しい村連合の総会が福岡県八女市星野村で開催されている。 先般の熊本地震の際の支援物資を日美連を通じて贈った際の中継基地として星野村が責任をもって被災された加盟団体の熊本県南小国町、高森町の二つの地域にいち早くと届けてくれたことは、記憶に新しい。 連盟加入の意義がこうした形で現れたことを力強く感じてもいる。 星野村は名前のとおり星を綺麗に観測できることでも有名で、我が村が星空日本一になったこともあることから、一層親しみも感じたところです。 4年前には豪雨被災に遭遇し、今なを河川改修が盛んに行われており、改修工法も石積や石橋等も保存するなどかなり配慮していることが随所に見られた。 人口が合併とこの豪雨災害によって約3週間にわたって電気、電話、道路なども不通となる、正に陸の孤島となった。 こうしたことから中心の八女市内に移住し、合併の影響をもろに受けたようである。 また、地域資源であった石積の棚田や道路、河川なども寸断された。 また、対等合併とはいえ反省点としての意見もあった。 それはそれとして、今日からの総会、戦略会議、創立10周年を振り返り、更なる10年に向けての重要な総会となる。 東成瀬村も今年から2年間東北選出の理事となることになった。 また、八女茶は110年の歴史を持つ伝統的なお茶、玉露の産地で星野村は特に玉露の里として特に美味しいお茶の産地である。

秋田の里地里山50

image image 中山間地の農地が急速に管理が難しくなり、荒廃していっているのが現実である中にあって、住民が集落を挙げて保全活動に熱心に取り組んでいる秋田県内の14地域を「守りたい秋田の里地里山50」に始めて認定した。 山間地の農村地域として次世代に引き継ぐようにしようとするもので、とてもよい考え方であると思っている。特に私たちの村は、日本で最も美しい村連合の加盟団体としていち早く、日本の元風景を維持しつつ後世に残す大事な資産としてもその、活動に積極的に取り組んでいることから、そのサイドからも、こうした動きを紹介していきたい。 いよいよ世の中そうした視点から農村を視ようとする考え方になって来ているようにも感じられてならない。よい動きであると感じてもいる。 今回の秋田県の動きと共に、国土交通省東北整備局長の前職が観光庁課長であられたようで、先日お話をする機会があり、日本で最も美しい村連合のことについても知っておられ、どうして国が関わらないのかなーと不思議がっておられた。 そろそろそちらサイドからも何らかの動きがあるかもしれません。 いずれ、農村と里山 はこれからの大きな資源となっていくと思われるし 、ただ漫然と待つのではなく積極的な動きも必要となってくるものと感じている。