インフレ条項の適用

IMG_1299 工事請負契約において「インフレ条項」なるものがある。 しかし現実にこれが発効する状況になるための条件はいくつかの経済的、景気の状況などがあって初めて適用になることになろう。 これが現実のものとなってきているのが、我々が構成している湯沢雄勝広域市町村圏組合が発注しているゴミ処理施設整備事業においてその申請が契約条項に基づいてなされるようである。 3年間の継続事業であり、事業規模も総額40億円を超える規模であり、受注者とすれば当然権利を行使しての申請であるわけである。 最近の経済、景気動向からすれば、賃金の値上がり資材の高騰などで当初契約時点からすれば対応が厳しいことからそうした事態に対処するための規定であるわけですが、その申請額も数千万円単位になるもので、その基準日によっても大きく変動することになりかなり慎重な検討が求められることになるようである。 我が村では、そうしたことの経験は記憶にありませんが、現実問題として今後あり得ることであり勉強しておかなければならないことになると感じたところでした。 昨日の管理者会でも丁寧な説明がなされ納得したところでした。 大型工事では今後常にこうした事態が発生することも予想されることになりそうである。

衆・参同時選挙はあるのか

IMG_1298 (週末には寒波が来るかも、スキー場では雪待ちです) 最近のニュースを見ていると「衆・参同時選挙」に言及する報道内容があって気になるところである。 そもそもの発端は、11月28日のM代議士の政治セミナーに来賓として出席した佐藤自民党国会対策委員長が、講演の中で触れた「衆参同時選挙も考えられる」との発言が始まりで、その後委員長からは、一定の釈明会見があったようであるが、その後もそうしたことに関連した発言はあちこちから出るようになった。総理からは「全く考えていない」との記者会見があったりもしているが、そんな発言の後からもぽつぽつ与野党を問わず言及がある。 さらには、消費税増税を控えて軽減税率導入の具体的な対応などとからめ、さらには安全保障法案の成立過程、経済状況などあらゆる課題をひっくるめて考えると、そうしたこともかなり信憑性があるような論評をする評論家も多くなってきたことも事実のように感じられる。 さらには、週刊誌では気の早いもので、同時選挙の当落予想で、圧倒的多数での衆参議員の当落を予想する気の早さ。 全く考えられない話ではないでしょうからそうした記事になるのでしょう。 これは、ある種の先導なのでしょうか? その予想なんて当てにならないとは言うものの、当事者や関心のあるものからすると気になってそうした週刊誌を買って見ることになる。 それがまた、話題の中心になるから買わざるを得なくなる。 いずれ、来年1月4日には国会が召集され150日間の会期が始まる。これが終わってすぐの7月には参議院選挙がある。 この間に何があるかわからない。 政治は動いています!

高市総務大臣に要望

IMG_1296IMG_1293 (今朝の仙人郷は霧がかかっているが好天の気配) k国会議員就任20周年記念パーテーのお祝いに来秋された高市総務大臣に、懸案事項の要望会がセットされたので秋田県町村会として要望させていただいた。 要望会は、13日の日曜日に大潟村のサンルーラルで行われた。 当日は、佐竹知事、穂積秋田市長会長、中田秋田県消防協会会長、それに私が秋田県町村会会長として出席し町村会の要望書を手渡ししてご要望申し上げた。 大項目では4項目ですが、内容は細目に渡っており、口頭でその要旨を申し上げさせていただいた。 まず、地方の財政対策として地方交付税の総額確保について、また「地方創生加速化交付金」対策として新たに1,000億円が補正予算計上される見込みであるようでその交付に当たっては、地方の特殊事情に配慮した対応を求めるとともに、秋田県町村会がが取り組んでいる電算業務の共同化に対する財政支援についての配慮並びに一部事務組合に対する財政支援を市町村財政支援と同等対応をお願いしたところでした。 これに対し、大臣からは丁寧な回答があり心強く感じたところでした。 このほかに、12月1日から東成瀬局から開始になったNHK秋田第一放送のFM波によるラジオ放送に対しての御礼と、地域興し協力隊の配置を町村会としても積極的に取り組んでおり、この制度の充実と継続をお願いした。 これに対しても、大臣は関心を持っておられようで、すでにラジオ放送は山間部ばかりではなく大都市の中でも難聴地域があり問題化されておることから、今後も積極的にこの制度を活用して取り組んで参りたいし、地域興し協力隊についても3,000人規模まで拡大していきたいとの構想も述べられておりました。 県の機能合体や文化施設についての建設課題についても回答が寄せられておりました。 意義のある要望会となった。

消費税の軽減制度導入

DSC_2617[1] DSC_2619[1] 税制は大変複雑で難しい。 我々も地方自治体の財政運営に直接関わることであり、その方向についてはことのほか関心をもっていた。 政府与党の「税制の本丸」として時の総理大臣すらかやのそとに置かれていたとされる自民党税制調査会長が突然変わり、にわかにその存在感が変化した秋ごろから、税制の決定に遅れが目立ってきた。 税制のプロの多くが財務官僚出身者が多く、我々にとっては密室の決定としか感じられなかった。 特に、数人のインナーと称される方々の意見が強く反映されていたのも事実であったようだ。 それが、この度は大きく変わったのは政権内部の意向と、その方針を大きく変えようとしたことになるのではないかと感じた。 今年の要望活動でも何回か、そうしたインナーと称される議員に要望したが、確かに税制に精通しておられたし、税制の難しさを改めて感じもした。 政権内部にとっては、選挙が重要であり、そのためにはどうしなければならないかとあることであるととなる。 少なくとも、当初言われていた、給付金については我々も理解出来なかったことだけには 軽減税率導入もやむを得ないことであると思っている。 肝心なことは済運営が失速しないようにすべきことであると思う。 決着の方向はよかった。 今日はそのまま税制に詳しい衆議院議員の語る会に、総務大臣も見えられるので出席を予定している。

議会閉会

IMG_1292   (豆腐あぶりの話を聞く児童) IMG_1262   (カルタ大会の様子) IMG_0499   (神事後恒例のテープカット) 12月議会定例会議が、昨日閉会した。 色々な考え方があるもので、それぞれの考え方を活発にだしあって議論したところでした。 お陰さまで全議案とも満場一致で可決成立した。 一般質問や議案審議の課程でご指摘を受けた内容でも、我々がしっかりと改善すべき事項もあり、とても参考になったし、改善させたいと考えている。 午前中には議会も閉会した。 午後からは、秋田栗駒リゾート株式会社の役員会を開き、上期の営業報告と下期の経営計画を承認していただいた。 これに先立ち、ジュネス栗駒スキー場の安全祈願も行った。 今年は4年ぶりに雪の少ない年で、スキー場の現在は約30cmで中旬以降の寒波に期待したいところです。 祈願際には50名近くの参加者で今シーズンの安全祈願をした。 今年は、キッズパークの充実をはかり、より多くのお客さんに来ていただきたいものです。 また、今日午後に小学校4年生は、伝統行事の「豆腐あぶり」を体験し、なるせカルタ大会も行ったようでした。