前例にこだわらず

7日の秋田魁新報に内館牧子さんの「明日も花まるつ!」で「業界の信長」の弁のエッセーが載っていた。 読んで行くうちに業界の信長とは、クロネコヤマトの社長さんで、新たな事業として今では珍しくない「宅配便」を始められるに当たり、東北地方の認可を受けるために官庁からの認可が5年もかかったそうです。 その長くかかった要因は、前例のない「宅配」で判断できなかったことであるようだ。 翻って、内館さんが秋田に帰省をし帰りに、秋田市内で生鮮食品を買い、宅配で送ってもらったところ、運悪く交通マヒに会いクール宅急便でなくともよいであろうという店員さんの勧めで普通便で送って食品の一部が、ちょっと鮮度が落ちしかも予定よりも遅れてしまったようで、その対応の仕方が素晴らしかったことを書いておられた。 つまりその宅配便の配送センターから連絡が入り、遅れたお詫びと、すこし鮮度の落ちた内容があったことを伝えたら、早速別便で新鮮な食品が届いたそうです。 その親切さと対応の素晴らしさと良心に感激したことが述べられていた。 それを担当した女性係員の前例にとらわれず、独自の判断で動いたことであろうと思ったことが述べられていた。 いちいち上司の指示を待ったり、こういうときの前例の対応などを調べていてはとてもこんなに早く対応はできなかっただろうとも述べておられた。 これもまた前例踏襲にこだわることなくそれぞれの立場での職務に当たっている証拠であろうとも思った次第でした。 いい話です。 真面目な県民性の面目躍如といったところです。

激戦を制した

7日の日曜日、激戦を伝えられていた湯沢市と羽後町の首長選挙、結果はまさしく激戦! 再選された市長さんに当選のお祝いに翌日お邪魔したらもう出勤されていて、疲れも見せずはつらつとしておられた。当選したんだから当然かもしれませんが、多少の疲れはあるものと思うんですが、そんなそぶりは全くなく、元気いっぱい今後の市政運営について話してくださいました。 お忙しいでしょうに、1期目の市政運営についての考え方と実績をもとに2期目の課題対応について実に明快に方向性を教えていただきました。 いやー、1期目にして実に幅広くこんなに広い人的交流を深められたことに驚くばかりであった。 政治は、広い人的交流の中に、あらゆる施策を展開できるんだといううことを改めて感じた次第でした。 それと、ご謙遜でしょうが「運」が良いんですよ!とおっしゃっておられたが、いやいや「運」も呼び込む、あるいは引き込む能力と力、普段の努力がなければいけませんなーとつくづく感じた次第でした。 町長選挙を制したばかりの事務所では多くの支持者が後片付け中で、初当選の町長さんは、厳しかった選挙戦を振り返ってじっくりとお話を伺い、さらには今後の町政運営について丁寧に対応していきたいとおっしゃっておられた。 どこも同じでしょうが、賛成・反対はつきものですし、選挙結果が出たらその事実を真摯に受け止めて、冷静に丁寧に運営するように心がけなければならないことであるし、それが基本でもありましょう。 お人柄がにじみ出ているようなお話ぶりで今後のご指導をお願いしてきたところでした。 お二方については、広域圏事業や行政圏域が同じということもあり、しょっちゅうご一緒することになるので、特段のご協力をお願いしたところでした。 選挙翌日というのに、疲れも見せずはつらつとしておられることには驚くばかりでした。 誠におめでとうございます。

低気圧と出水

image image 昨年の爆弾低気圧を思い出すように今年も、二つの低気圧が日本海と太平洋を北上して被害を出している。 6日の未明からかなり風が強くなり朝になって早速見回ったが、大きな被害がなかったようだ。 交通安全運動の幟旗が数本乱れており直したぐらい、後はトタン板が少し飛ばされていた。 ただ、成瀬川と合居川の出水は雨と雪溶けによってかなりの量であった。 下流域では警戒警報も出ているようで、こうした異常出水の災害対策には矢張り、ダムなどの整備が求められる事になるのは自然な考え方である。 特に、成瀬川の出水はすごかった。 あの水勢、濁流は恐ろしいくらいであった。

可愛い入園

なるせ保育園の入園式があった。 昨年の入園式は爆弾低気圧の影響とインフルエンザの流行というアクシデントがありかなり難儀されたし、心配もしました。 今年は穏やかな天気で何よりで、入園式前に保育園の前で記念写真をと撮っている姿がありました。 ところが、今夕あたりからそれこそかなり発達した低気圧の影響があるように報道されており心配なことである。 ところで、今年の入園児は、もも組ゼロ才児3、たんぽぽ組1歳児1、ちゅうりっぷ組2歳児3、ゆり組3歳児4、ひまわり組5歳児1の合計12名が新たに入園した。 在園者数は83名ということになったようです。 大きな施設になり、職員の方々も保育補助員さんがたも含めて23名でこの子供さんがたをお預かりするわけで、大変重要な施設となりました。 現在保育要請の相談のある方も数名はおり、85名は超えるのではないかというような状況で、それにしっかりと対応できるよう取り組んでいかなければならないと感じているところである。 それにしても、働ける環境を作っていくと、このように施設利用者は出てくるわけであり、ご意見をいただきながらより充実した施設となるようにご理解とご協力をお願いしなければならないものと考えているところです。 ご入園おめでとうございました。  

それぞれの入学式

  東成瀬小学校と中学校の入学式があった。 つい先日卒園、卒業をした子供たちが、わずか2週間ほどでそんなに変わるわけもありませんが、それが何と、見る目が、感じとるこちらの見方なんでしょうが、見違えるように変わっているのに驚くばかりである。 もしかして、これが私年代が年を食っているせいなのかも知れませんねー。 とにかく立派なものです。 成長の速さをつくづく感じます。 12名が小学校に入学し、25名が中学校に入学しました。 小学校では、先生の目をしっかりと見てよくお話を聞こう、そして話をしよう。保護者には、子供たちの目線でよく理解し合うように心がけてほしい、と申し上げた。 中学校では何をしようとするのか一定の目標を立てて、日々の中学校生活を送ってほしい、漫然としていては3年間はすぐに終わってしまう、3年間でどれだけ成長するか楽しみにしてしっかりと見ています、と申しあげ、保護者には、人生で最も多感な時期の中学生であり、大きく成長する時期でもある、悩みも多く、保護者の皆さんも共に悩みながら、しっかりと善き相談相手になってほしいし、と申し上げた 我々は、教育環境の整備に懸命の努力をするので、心おきなくお子様方の成長に頑張ってもらいたいと申し上げたところでした。 小学校では、式の後片付けを、6年生が皆で頑張ってくれていました。さすが最上級生といった感じであった。 中学校では、吹奏楽部の先輩方が歓迎の演奏を力強くしてくれていた。 残念なことには、合唱の声が少し元気がなかったのが気になったように思うが、参加された皆さんはどう感じただろうか? 生徒数が少ないからなのかな? いよいよ新たなスタート、この子供たちがすくすくと成長することを心から願っている。 頑張れ!成瀬っ子!