退職辞令交付
年度末のこの時期、人事異動や退職に伴う辞令の交付が行われる。
昨日は朝から大忙しであった。
加えて、年度末になって確認しておかなければならない事業が何点かあってその打ち合わせと、その対応をやってもらうようにお願いし、湯沢雄勝広域市町村圏組合の事務局職員の退職、消防職員の退職辞令交付式に管理者の職務代理者として臨んだ。
管理者が市長さんであるが、市長選挙があり多忙のため代理することになったのであるが、4年に1回はこの役割を務めることになった次第である。
今年は、事務局と施設職員5名の退職と転出
消防職員は消防長以下14名と大量の退職で、結構時間がかかった。
広域行政の環境業務、消防業務などそれぞれの分野において、献身的な業務執行当たられた皆さんにしっかりとお礼を申し上げ、辞令を交付させていただいた。
また感謝状も贈呈させていただいた。
本当に長い間お勤めいただき心からお礼を申し上げさせていただく。
終わって、第3セクターの運営に関して相談役と密度の濃い打ち合わせを行い、昼食も噛みながらの補正予算対応の課題を打ち合わせをし、小学校の同級生の葬儀に出席した。
突然、新聞で訃報を知り驚いた。71才という年齢での急逝は何とも早すぎるし残念でならない。
建築業を創業し、独特のこだわりでの木造住宅で多くのお客さんがおり、特に直木賞作家の高橋治さんや、石川県山中温泉の割烹旅館「かよう亭」や白山の「僻村塾」などで著名な方々との付き合い、東京、神奈川、など首都圏での木造住宅を手掛け、今なおお客さんからの相談を受けておられたようである。
落ち着いた色調の日本建築の本質をしっかりととらえた木造住宅は、住んでみてゆっくりすると好評であったようである。
奇をてらうことを嫌い、ほとんど営業活動などしなかったようであるが、着実にお客さんをつかみ、しっかりとした会社にしたようである。
喪主であるご長男のごあいさつでそんなことを知りましたし、わざわざ遠く、石川県からかよう亭の社長さんが駆け付け弔辞を述べられていた。
女優の真野響子、あずささんからもくれぐれも良しくというご家族へのご挨拶も述べられていた。
交際範囲の広い人であったことがこうしたことからも知ることになりました。
安らかならんことをお祈り申し上げます。
そのあと、村職員の退職辞令交付、4名の退職者と、県庁に帰られる職員への辞令を交付した。
勤務期間はそれぞれ違いはあるものの、多くの困難な場面もあったことでありましょうが、すべてをこなし、村政発展のためにご尽力いただきましたことに対し心からお礼を申し上げる次第であります。ありがとうございました。