カテゴリー別アーカイブ: 政策

変わる天候

(出張に向かう車からの青空を望む) (三番目の孫が馬乗り?) [ユンボとダンプトラックで排雪が続く) このところの日中の天候は変化が激しい。 曇り空から突然青空が覗いたかと思うと、急に激しい雪降りになったり、かと思えばすっきりとした青空になったり、これがいわゆる「かだちぞら」(雷立ち空)というのでしょうか。 冬空に青空は気持ちがすっきりする。 とにかく、鬱屈していた気持ちがすべてを忘れてすっきりする。これほど気持ちがよくなるのもまた変化があって楽しいものです。 そんな天候の中、秋田市で国保関係の役員会があって出かけたが、それぞれの首長さん方がたは都合がつかなかったのか出席率は極めて悪かった。 総会議案の審議などを終え了承をし、時間もあったので県庁周りをした。 豪雪関係の事情と今回の豪雪が、48豪雪と決定的に違うことなどを説明しようと関係部課長さんに挨拶がてら寄ったところ、やはり国に説明やら要望に出かけられていた。 ありがたいことです。 ところで、わが村の場合、豪雪対策は今冬ばかりでなく、春先になっての除排雪、つまり、雪消えとともである、平成26年度予算執行の対象となる4月以降の予算に結構な支出が必要となってくる。 このことは案外予算のはざまとなり目立たないが、実はこれが大きな予算となることをしっかりと説明し、理解してもらわないと雪国と平野部の地域事情の違いがいつまでたっても同じような状況であることを国も県にも理解を得るようにしなくてはならい。 このことは、ここ数年、常に述べてきていることであり、理解を得るべく努力くしてきたが果たして理解されていたのかどうなのか甚だ心もとない。 今回の豪雪は県南部に集中していることから、近く秋田県町村会としても要望してくださることになっている。 写真をしっかりと準備しておかなくてはならないと思う。 昨日は、私もかって経験したことのない排雪作業が終日我が家の近所で行われていた。 それだけすごい雪の多さなんです。

予算査定

平成26年度予算の内容を検討し、具体的に予算を編成する作業に入っている。 既に数日間に渡って各課からの予算編成の具体的な要求額についての説明、事業計画など個別の事情などをじっくりと聞いているところである。 その作業中には、かなり真剣な議論となる場合もあり、それぞれの職員の考え方、じっくりと資料を準備しての、財政担当者を説得するための資料を準備し、議論をしている姿勢に、感心したり、相当準備万端で臨んでいることにもその意欲を感じることができた。 なんと言っても、自分が担当する所管事項について、予算を獲得して、しっかりと住民福祉の向上、村民生活を良くしよう、あるいは子育て環境を良くしたい、健康福祉の向上など広範な範囲での予算を獲得しようとする姿勢に頼もしさを感じている。 かっては、前年度予算をコピーしてそれに二本線を引いて、数字だけを申し訳程度に増額をして予算要求をしていた時代もあったが、さすがに、今はそうした要求をしてくる職員はいなくなったが、あまり変化のない、あるいは工夫のない予算要求ももしかしてそうかなと思われる内容もたまにはあるのは残念である。 そんなこんなで、予算要求と予算査定は職員のやる気と意欲を感じ取る重要な場面でもある。 それぞれの所管の要求目的、新たな年度にあたっての重要目標をしっかりと印刷物にして示してくると、こちらもしっかりと聞くことができる。 こうした、工夫をしながら新たな年度に向けて、今からその対応をしている。 今年も、約3億円以上の歳出予算の要求額が多い。それだけ意欲のあることの表れと理解している。 ただ、来年度予算は村長選挙の年でもあり骨格予算の方針であり、新たな要望は補正予算対応とならざるを得ないことにもなることも理解してもらっている。 それにもかかわらずかなり真剣な議論の場の予算査定となっている。

猛吹雪が来た

「寒の泣き別れ」が来たような感じの猛烈な寒波襲来! 昨日は、車で走るには最悪の気象状況であった。 向こうもこっちも見えない、ライト点灯、それでも直前までになったっても対向車が来たのに気づかないといったものでした。 秋田で午後から会議があり、早めに出たが出席した首長さん方も、時間が測れなかったと、一様に話していた。 海岸部の市町村もかなりの吹雪であったようでした。 そんな中で、国会の委員会で豪雪状況を視察に湯沢市、横手市などを視察地に選んで調査に来られるとのこと、大変地方の実情を実地に見聞し、それぞれの首長から実情を聞き今後の対応に役立ててもらえればありがたい話である。 除雪経費事業の指定や特別交付税での配分など対策はいろいろありましょうし、農業用施設の被災対策経費の適用などその範囲はいろいろと考えられることでありましょう。 ところが、なぜかこうした視察地には、「市」中心の視察がほとんどであるようで周辺町村の豪雪は実際のところ積雪状況でも圧倒的にそうした市の地域とは比べ物にならないほどの多さであるにもかかわらず、そうした実態調査には来られないのが実情のような気がしてならない。 しかも、国に対する要望であっても、新聞報道などでは「市町村長と一緒に要望に出張する日程」が報道されていても、町村長には連絡があったのだろうか?一部の市長さんがたは出席要望があったようであるが・・・・・・。 それでは町村の実情は反映されないのではないだろうかと思えてならない。 独自に要望しなければならないことになるのでしょうなー。 そんな、話がこうした会議では自然発生的に出てくるのがいつものことのようでもある。 これが、実態だとすれば、大いに反省し早め早めの対応をするように頑張らなければならないと考えられる。  

国土強靭化構想

image image image image 豪雪の村から昨日は、朝早くから、ストーブとボイラーの吸排気の安全対策のためしっかりと雪を掘り起こし、憂いなく都道府県町村会正副会長会議出席のためでかけた。 どうだろう!この天気の違い!確かに天気図は好転の方向ではあるが、それにしてもあまりの違いに愕然とした。 会議では、表彰があり藤原会長からは、道州制に対する反対姿勢をより鮮明にしていくとの強い挨拶があった。 関口総務副大臣の来賓挨拶では、自治事務のクラウド化を促進したい、国民ナンバー制度の導入を図ること、そのため一般財源を確保した。 地方分権改革の締めくくり時期に入ったことと、消防団員の確保のため地方公務員の加入にも配慮してほしいこと、更に消防団の装備品倍増計画も予算化した、事などが挨拶の中であった。 講演会では、「レジリエンス・ジャパン:日本強靭化構想」と題して京都大学大学院研究科教授 藤井聡氏の講演があった。 3・11のクシノハ作戦、現在の我が村みたいな豪雪対策等では建設業の方々の協力が絶対的に必要である。 それを、公共事業が悪みたいな風潮によって、激減した。 今回の構想は、国土交通省でもなく通商産業省でもなく、一極集中ではなく全省庁を対象にして、今後予想される巨大地震、インフラ危機、世界恐慌、エネルギー危機、デフレーション不況の危機などの危機勃発時に、全体が機能して被害を最小限にする構想であると受け取った。 かっての政権下で競争原理の導入によって、三位一体改革の下、地方にどんな苦渋を強いたか?何が地方分権改革であったのか? 至上原理主義は妖しいものであった。 政治は古事記の時代から「民が豊かになること」である。 現在の好況はアベノミクスの第二の矢の効果と見てる。景気回復は公共事業のかくだいしかない! この構想は東京をも救うことになる。 安倍政権の内閣官房参与の立場からの意見でもあったのでしょう。 藤井聡氏の講演は近く横手でも、お聞きする機会があるがあまりに早口で理解に苦しむこともあった。

黒い道路に、ほっとする

久しぶりに日中も陽が差し、道路の舗装が見えてきてほっとする。 除雪の雪のやり場が無く、道路幅も次第になくなって、車の通行にも支障が出かかってきた状況の中で、秋田県による集中的な除雪、排雪が行われ、歩道もすっかりと出してもらった。 地域の方々もこれだけやってもらったら、この後はしっかりと協力しあって、一定の時間帯などを自ら決めて水路に流し込みながら、地域の道路を確保してほしいと思う。 職員による家庭訪問が行われ、安否確認と雪による困りごとなどをしっかりと聞き、適切に対応してくれているようでありがたいことです。 公共施設でもそれぞれに処置しなければならない件数もあり、担当者同士で協議しあってそれぞれ、適切に指導助言をしながら、具体的に解決するようにしてくれている。 これによって、村民の皆さんもかなりい安心してくださっておられることと思っている。 何よりも声えかけが大事であり、同時にそこから発生する課題にも対処することが今もっともこうした豪雪時には求められることであると思っている。 まだまだこうした対策は必要であり、これからも職員にはがんばってもらうようにしたい。 家庭訪問してのご意見はたくさんあるし、それにも丁寧に対処したいと思っている。 豪雪対策本部の役割でもないかと考えているところです。 そんな思いをしながら秋田市での会議に出かけたが、会議に参加した首長さん方のお話は、全く違う地域といった感じで、まだ1回も雪下ろしをしていないとか、年間を通して雪下ろしとは縁がないからなー、などと言った話で、どうも今回の雪はやはり県南の一部を集中的に「襲っている」ようであるようだ。 これこそ、「特殊事情」の何ものでもない。 関係自治体とタッグを組んで国や秋田県に働きかけをしないと行けない思いが強い。