予算査定

平成26年度予算の内容を検討し、具体的に予算を編成する作業に入っている。 既に数日間に渡って各課からの予算編成の具体的な要求額についての説明、事業計画など個別の事情などをじっくりと聞いているところである。 その作業中には、かなり真剣な議論となる場合もあり、それぞれの職員の考え方、じっくりと資料を準備しての、財政担当者を説得するための資料を準備し、議論をしている姿勢に、感心したり、相当準備万端で臨んでいることにもその意欲を感じることができた。 なんと言っても、自分が担当する所管事項について、予算を獲得して、しっかりと住民福祉の向上、村民生活を良くしよう、あるいは子育て環境を良くしたい、健康福祉の向上など広範な範囲での予算を獲得しようとする姿勢に頼もしさを感じている。 かっては、前年度予算をコピーしてそれに二本線を引いて、数字だけを申し訳程度に増額をして予算要求をしていた時代もあったが、さすがに、今はそうした要求をしてくる職員はいなくなったが、あまり変化のない、あるいは工夫のない予算要求ももしかしてそうかなと思われる内容もたまにはあるのは残念である。 そんなこんなで、予算要求と予算査定は職員のやる気と意欲を感じ取る重要な場面でもある。 それぞれの所管の要求目的、新たな年度にあたっての重要目標をしっかりと印刷物にして示してくると、こちらもしっかりと聞くことができる。 こうした、工夫をしながら新たな年度に向けて、今からその対応をしている。 今年も、約3億円以上の歳出予算の要求額が多い。それだけ意欲のあることの表れと理解している。 ただ、来年度予算は村長選挙の年でもあり骨格予算の方針であり、新たな要望は補正予算対応とならざるを得ないことにもなることも理解してもらっている。 それにもかかわらずかなり真剣な議論の場の予算査定となっている。