カテゴリー別アーカイブ: 政策

決算委員会

平成25年度の決算内容を具体的に審査する村議会の決算特別委員会が二日間の日程で始まった。 一般会計、特別会計を含めて8会計の決算内容について具体的に審議するもので、予算をどのように使い村民のためにどのように役立てたかを明らかにするものです。 決算審議は、予算と並んで非常に重要な議会の役割であり、この予算執行を次の年以降の予算編成のための参考にすることになります。 我々予算執行をしたものとしても、事業の成果を確認し、さらに反省する絶好の機会でもあるものと考えている。 それだけに、審議に当たっては大きな視点に立っての考え方が大事であると思うし、事業をより一層深めた内容にするためになるように期待したいと考えているところです。 一日目を終えたところに、いろいろなお客さんが見えられた。 その中でも、先月視察研修した台湾での誘客活動をどうするか具体的に考えていたところに、航空会社の支店長さんが見えられ、いろいろな情報を頂けたし、参考になることも多かった。 新聞でも紹介された東成瀬村の応援団制度にも関心を示されたし、私からは、そのことと同時に村を訪れてくださっている教育視察者のことなどにも触れて、考えられる交流人口の拡大など積極的に取り組んでみたいこともお話ししたところでした。 やりたいことは一杯あるんですが、徐々に進めていきたいものです。 本当は、すぐにでもやりたいんですが、まずはできることから取りかかっていき対ものです。 この空から、雨が降るとか、日本のあちこちで雨の被害が出ています。 北海道で雨の被害なんてあったけ?

つかの間の楽しみ

議会も始まっている。 今日からは再開後の一般質問、二人の議員からの質問を受ける、その準備も終えて、昨日の夕方にさてブログを何を書こうとか思ったが、写真もないしなーと思い、ちょっと外に出たら、天気もよく保育園の子供たちが園庭で元気よく遊んでいた。 私を見つけると、遠くから声をかけながら寄ってくるので、保育士さんたちの邪魔にならないかと思ったが、子供たちについ声をかけてしまった。するともうフェンスに上るやら声をかけてくるやらでこれはしまったとと思ってしまうがもう遅い! そこうするうちに、園長さんが出てきて挨拶をしていたら、見慣れないテーブルがある、これが、電気工事の業者さんがケーブルを巻く木製のドラムを業者さんから寄付して頂き、それに職員がきれいな塗装をしてくれ、いすは不要になった学校のいすを低くして、子供たちが使いやすい高さにしたとのことで、大変安定性のある遊具なのか何なのか、とにかく現場が使いやすい「道具」とはこういうことなんだなーとつくづく思い知らされた感じであった。 その証拠に、子供たちが、砂や土をあげようが散らかそうが、遊ぶ道具を持ってきても自由で、汚れないし、本当に自由に遊べるので実に楽しそうであった。 現場の考え方が大事なんだなーとつくづく思いながら、そんなことを帰りに考えていたら、かって若い頃に、古タイヤを使った跳び箱みたいなものや、緩い山の斜面を利用して古電柱を使い、それにワイヤー張ってつり下がる金具を作ってもらって、勾配を利用して自然に下る遊具や古電柱でシーソーを作って設置したことを思い出した。 結構子供たちはそうしたものに興味を示し、遊んでくれていたことを思い出した。 お仕着せの遊具ばかりでなく、こんな発想がいろんな場面で我々にもあったらいいし、それが必要なんです。 もちろん安全面も万全でなければならいのは当然であり、それがだんだん厳しくなってきていることも最近の流れではありますが・・・・。  

敬老会始まる

今年の敬老会がいよいよ始まった。敬老会の対象年齢をどこに設定するかは各市町村でまちまちである。 70歳から対象にしてきたが、対象者の増加、経費節減などを理由に敬老会を廃止したり、対象年齢を75歳からにする、あるいは式と簡単な記念品を贈っただけにするなど簡素化が主流であるようだ。 ところが我が村でも、そうした世の中の流れも参考に改革しようと試みようとした時期もあったが、新たに対象年齢に達する方々からの「これまでがんばってきて折角70歳になったのに止めるなんてそりゃ無いだろう」と、猛烈な反発を受け、それもそうだ、もしかして縮小、中止は対象者の立場ではなく主催者側の立場ではないかとの考えにもあるのではないか?との思いもあって、継続している。 ささやかではあるが、折り詰めとお酒で皆さんと膝を交えてお話を伺い、四方山話に花を咲かせ、あるいは、村政に対するご意見ををうかがう努力は 我々の役割であり先輩に対するまさしく敬老の心ではないだろうかと思っている。 今後も続けていこうと考えている。 皆さん元気であり、来年の再会をお約束したところでした。 それにしても、私自身もその年齢であり、みんな元気でした。 昨日の対象者は一番多い地区で、340名、その内約170名が参加、全員の方々と杯を交わした。 グロッキーでした。 でも充実した一日でした。

9月定例会議であいさつ

(村議会広報提供) 平成26年第8回東成瀬村議会(9月定例会議)が5日から16日までの日程で再開された。 定例会議の際には、私から村政運営の方針とこれまでの行政報告を行っており、今回も6月定例会議以降の報告、さらには今後の方向などの考え方を申し上げたところです。 要旨としては、村営福祉施設の特別養護老人ホーム「幸寿苑」の指定管理者制度の活用による運営方針を検討するべく検討には入っていることを述べ、さらに、給食センターを改築移転すべく具体的な調査検討のための補正予算を計上したこと、また、8月19日から24日まで秋田県町村会の町村長行政視察に参加した台湾情勢視察報告をさせて頂いた。 さらには、人口減少に悩む地方自治体としての対応策として、庁舎内に中堅若手職員によるプロジェクトチームを発足させ、すでに6回目の検討を行っていることを申し上げ、これまでの対応策の(在村者の流出抑制対策、村外からの交流、定住対策)検証作業を行い、さらに、子育て支援事業、雇用対策の検討、移住・定住の促進などについての具体的な検証作業を行ってきたこと。 こうした作業の成果をとりまとめ、今後は、子育て世代の女性と年齢層を対象に、その意向、考え方などを具体的に調査検討をし、今後の対策にしたい旨を申し上げたところでした。 おおむね年内にはとりまとめを終え、その具体的な対策に取りかかりたいと考えているところです。 このたびの議会には、報告、同意案件(教育委員の人事案件)、過疎地域自立促進計画の変更、補正予算、25年度決算案件など30議案をご提案している。議会の開会中には敬老会などもあり、かなりびっしりの日程での議案審議であり、しっかりと取り組んでいかなければならないと思っている。

地方の創生

「地方創生」は今や政権あるいは中央では喫緊の課題とされているし、我々にとっても最も関心のある行政施策である。 ところがこの言葉が具体的に言われ出したのはかなり前からであるように思える。 端的な例としては、竹下内閣の1億円創生基金として全国の市町村に一律1億円を交付し、自治体の自由裁量によって活用することが出切るというあっと驚くような施策を行った、その後、小泉内閣では「三位一体改革」として国から地方への税源移譲を実施しようとしたが、現実は全く違って地方自治体がの多くが疲弊し困窮する事態になった。 一方、第一次安倍内閣は「頑張る地方応援プログラム」をうたいあげたがなんであったかよく思い起こせない、それだけインパクトが小さかったのかな? このたびは、「まち・ひと・しごと」を基本に地方創生を計るという施策が展開されるようだし、担当閣僚も配置する意向であるようだが、懸念されるのが、お互いの各省庁の業務が錯綜し、業務の振り分け、事業の進行に支障を来さないかと心配するところである。 趣旨にそった、有効な施策が今度こそ力強く展開されることを期待したいし、我々も考えなければならないことになります。 それやこれやと思いつくものを揚げただけでも、結構な数の政策提案が行われてきたが、簡単には地方創生は進んでいないのが現状ではなかろうか。 村にとっては、そうした施策をできるだけ活用し、これまでも努力をしてきたことが今も何とか村を維持し今後も安定的に運営するように頑張らなければならないだろうと考えているところです。 つまりは、「地方創生」は長期的に考え粘り強くしっかりした政策の元に、地方自治体の運営の本旨である「住民福祉の向上」に勤めることであると考えているし、日々努力しなければならないことと考えている。 政策も、時によっては時代の流れ、周囲の状況などで変更しつつ、柔軟に対応しなければならないこともあることでしょう。 国の施策や県の施策も変化して参りますことから、しっかりと情報を集めて対応しなければならないことになります。 我が家の「サギソウ」も今朝一輪咲いていました。