地方の創生
「地方創生」は今や政権あるいは中央では喫緊の課題とされているし、我々にとっても最も関心のある行政施策である。
ところがこの言葉が具体的に言われ出したのはかなり前からであるように思える。
端的な例としては、竹下内閣の1億円創生基金として全国の市町村に一律1億円を交付し、自治体の自由裁量によって活用することが出切るというあっと驚くような施策を行った、その後、小泉内閣では「三位一体改革」として国から地方への税源移譲を実施しようとしたが、現実は全く違って地方自治体がの多くが疲弊し困窮する事態になった。
一方、第一次安倍内閣は「頑張る地方応援プログラム」をうたいあげたがなんであったかよく思い起こせない、それだけインパクトが小さかったのかな?
このたびは、「まち・ひと・しごと」を基本に地方創生を計るという施策が展開されるようだし、担当閣僚も配置する意向であるようだが、懸念されるのが、お互いの各省庁の業務が錯綜し、業務の振り分け、事業の進行に支障を来さないかと心配するところである。
趣旨にそった、有効な施策が今度こそ力強く展開されることを期待したいし、我々も考えなければならないことになります。
それやこれやと思いつくものを揚げただけでも、結構な数の政策提案が行われてきたが、簡単には地方創生は進んでいないのが現状ではなかろうか。
村にとっては、そうした施策をできるだけ活用し、これまでも努力をしてきたことが今も何とか村を維持し今後も安定的に運営するように頑張らなければならないだろうと考えているところです。
つまりは、「地方創生」は長期的に考え粘り強くしっかりした政策の元に、地方自治体の運営の本旨である「住民福祉の向上」に勤めることであると考えているし、日々努力しなければならないことと考えている。
政策も、時によっては時代の流れ、周囲の状況などで変更しつつ、柔軟に対応しなければならないこともあることでしょう。
国の施策や県の施策も変化して参りますことから、しっかりと情報を集めて対応しなければならないことになります。
我が家の「サギソウ」も今朝一輪咲いていました。