カテゴリー別アーカイブ: 政策

ブロック町村会長会議

image image (こけし館と東北のこけし) image (挨拶する棚野ブロック町村会長(北海道町村会長)) 東北北海道ブロック町村会長会議が宮城県蔵王町で開催された。 この会議では、全国会長会議で協議される、2017年度政府要望のブロックとしての要望を審議するもので、あらかじめブロック町村会長から提示された内容を審議したものです。 地方創生事業、地方財政対策の充実、人口対策と福祉施策の充実、森林交付税の早期の導入、高速道路の整備と共に県道等のうち、県境に通じる道路の整備にたいする財源確保、更には最近またまた国において検討されている道州制にたいする反対表明など広範な要望をまとめた。会には全国町村会の藤原会長も出席して意見をのべてくれた。 この会議に先だって、エール蔵王・島川記念館を見学した。 個人の収集美術館で約800点あるそうですが、その展示内容があまりに素晴らしいもので驚いた。 安井曽太郎、梅原龍三郎、平山郁夫、田中一村、高村光雲、東山魁夷など著名な画家、陶芸家等の作品が展示されており、全くの門外漢である私であっても感動した。また来てみたい美術館でした。 こけし館もまた素晴らしかった。

循環施設着工

  耕畜連携事業を計画的に進めている村の本年度事業である「循環施設整備事業」の工事安全祈願祭が行われた。 この事業は、農家や農業法人の水田からの籾殻と大規模畜舎から排出される堆肥を活用して、籾殻堆肥を生産する施設で、主要な施設となる焼き籾殻にする施設と肥料化する施設で、県内では初めての施設となるようである。 村の農地は限られており、その農地を有効に利活用して、特徴的農産物を生産する基本の有機質農地にするための考え方で計画しているものです。 村から生産される農産物は、生産量こそ少ないものの市場でも高い評価を得ており、これを後押ししようとすることになるものと期待している。 この施設の運営は、完成を見込んで指定管理者制度等の取り込みなどを含めてあらゆる有効な制度を検討して参りたいと考えているところです。

みんなのラジオ体操

image image                                 (夏期巡回ラジオ体操会の実行委員会とチャレンジデー表彰式の模様) NHK夏期巡回みんなのラジオ体操会が7年ぶりに東成瀬村で開催されることになった。 期日は8月9日の午前6時から、東成瀬小学校併設の多目的グランドで行われます。 前回は1000人を越える参加者で大盛会でした。 ところが、NHKのラジオ放送の受信状態が悪くて技術者の方々も相当おお難儀したことが思い起こされます。 今回は、昨年からFM波による受信局が開設され、村の地域は全て受信できることになり、その心配がなくなり、大変厳しい嬉しく思っています。 この受信局の開設には長い時間と要望を重ねてのことであり、関係した皆さんにも心からお礼を申し上げたい思っています。 何でもそうなんですが、それまで不便していたことが解決されますと、そのあとは、それがごく当たり前のことになって、それまでの不便さを忘れたりしてしまうのが世の常であり、それは、道路や橋などそれまで無かった地域に新たに開設されると皆大喜びするのですが、それが一年たち二年目にもなるとごく当たり前のことになって来る。 今回のような、ラジオ体操会のような大きなイベントになると改めてそのラジオ受信局の開設の意義を感じる良い機会になるのではないだろうか。 また、昨日は5月25日に行われたチャレンジデーの参加率の良い地域の表彰も行った。 参加された皆さんのご協力によって、87・7%の参加率で対戦相手の長野県南相木村に勝利することが出来た他、秋田県では、横手市についで第二位の成績でした。

会議の連続

DSC_0777[1] (理事会で挨拶する藤原会長) 昨日は終日会議の連続であった。 午前中は一般財団法人全国自治協会評議員会が開かれ、27年度事業報告と決算が審議され承認したほか27年度公益目的支出計画実施報告があった。 午後からは全国町村会の理事会が開催され町村会の27年度決算の承認、二年に一回開催される「町イチ!村イチ2017」の開催を12月2,3の両日東京国際フォーラムで行われることが決定した。このほか、国と地方の協議の場での報告が藤原会長からあった。 これを終えて、引き続き政務調査会が開かれこの場では、まず、国から「高レベル放射性廃棄物の最終処分について~科学的有望地の提示に向けて~経済産業副大臣・高木陽介氏から基本的な考え方についての説明があった。 高レベル放射性廃棄物の「最終処分法」が2,000年に制定され2,015年に基本方針が閣議決定、これを受けて科学的有望地の検討状況を専門家による検討結果として、日本全体を適性が「低い」「ある」「より高い」の3つに分類する想定。これはあくまで一部地域をピンポイント示すものではなく、一定の面的広がりを持つ見込みであるものを本年度中に提示する見込みであることが示された。 次に、地方創生の取組と課題について~「まち・ひと・しごと創生基本方針2,016」を中心として~と題して、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長 末宗徹郎氏から説明があった。 2,014年から始まった地方創生事業も地方創生先行型交付金(基礎交付分)、次に(上乗せ交付分)、加速化交付金、が執行され、地方版総合戦略の策定を経て「地域再生計画認定」によって(地方創生推進交付金、企業版ふるさと納税、生涯活躍のまち)などが執行されることになった。 次に、第31次地方制度調査会答申についての説明が、総務省自治行政局行政課長 境 勉氏から説明があった。 この後、29年度政府予算編成及び施策に関する要望の検討が各政務調査委員会で議論し大綱を決定した。 終日会議の連続は疲れます。

過疎連盟理事会と要望

image (理事会の模様) image (桜井総務事務次官に要望) image (佐藤総務審議官に要望) 全国過疎連盟(会長・溝口島根県知事)の第129回理事会が開催され出席。 27年度決算、事業報告、29年度過疎対策関係予算・施策の要望案件を承認し、役員による要請活動とその方法も決定し、理事会のあと直ちに関係機関に要望した。 私も、監事を仰せつかっておりこの要望に参加した。 議員会館は国会が閉会し、参議院選挙のためにほとんどの国会議員は不在でしたが、中には過疎連盟に関係しておられる先生方は待ってくださっており、丁寧な対応していただいた。 土屋総務副大臣は武蔵野市長経験者で地方自治にも大変精通しておられ、課題などを率直に要望することが出来た。 総務省では、東京都知事にと話題もあるS次官と面談したが、ご退職されるそうですがそんな様子は全くわかりませんでしたし、お子さんがアイドルであることは知っていたが、そんなことで担ぎ出されるとしたら迷惑ではないだろうか? また、総務省の次期次官に決まっている佐藤総務審議官は、秋田県には、親戚もおられお会いするなり、「熊が出て大変だね、叔母から毎年竹の子が送られてくるんだよ。県南にはでないの?」ようぼうをおえて帰り際には「熊に襲われたかたや皆さんにお見舞いするよ!」と言っておられた。 お会いする度に気安く声をかけていただき、とにかく丁寧な対応をしていただき恐縮しているし、ありがたい限りです。 昨日もまた、忙しく活動し10000歩以上も万歩計が記録していた。 とにかく歩かなければならない。 過疎対策事業の要望には、内容の充実とわれわれが要望していたソフト事業の農業対策や、難視聴対策、空き家対策の過疎債適用などこれからも、研究していかなければならないと思ったところでした。