カテゴリー別アーカイブ: 地域興し

ひがしなるせキッチン

なるせ加工研究会 エスコーター岳遊会 仙北道を考える会 東成瀬昔っこの会 秋田山の学校 秋田花まるっグリーン・ツーリズム協議会 NPO法人あきた地域資源ネットワーク 東成瀬村などで組織する「日本一美しい村づくり東成瀬協議会(会長・成瀬加工研究会代表 谷藤トモ子)」が主催しての、二回目になる〃ひがしなるせキッチン〃が岩井川の「ゆるるん」で開催された。 一回目は今年の1月に秋田市の遊学舎で開催され主に秋田市の方々を対象に開催され、大変好評で、活発なご意見をいただくなど主催者も意を強くしていたところでした。 今回の二回目は、県南の方々を対象にしての開催であったが、ちょうど湯沢市でうどんエキスポが開催中で、お客さんが心配されましたが、80名を超える方々に参加して頂き、食に対する関心の深さ、豊かな自然などに関心を結構持っていただいておることがわかったような気がした。 うどんエキスポも大盛況で、30分待ちと言った状況であったようで何よりであったと思う。 こちらの方も、メニューも村の食材をふんだんに使った内容であり、新しいメニューとして、米粉を使った 米粉ピザ、米粉と里芋のニョッキ二食ソース、、米粉のフオー、リンゴの米粉クレープ、枝豆プリン、漬け物盛り合わせ、ししたけ茶、米粉カステラなど東成瀬産あきたこまちの米粉を使ったメニューが並び、特に、ニョッキは、このキッチンの指導をいただいたフードコーデネーター瀬田川千秋先生から直接実演しながら参加者が熱心に聞いておられた。 このほか昔ながらの郷土食も、小豆デッチ、芋の子汁、ミズのこぶ、ゼンマイの一本煮などたくさんあり好評であった。 もちろん、完熟トマト、トマトピューレ、など盛りだくさんで皆さん満足満足と言った様子でした。 中には、ゼンマイの一本煮が珍しいらしく、ほとびらかしかた(ゆで方、戻し方し方)を教えてほしかったと言われ私が説明したら、どうも後で確認したら適切な説明ではなかったらしく、ちゃんと説明してもらうというハプニングもあった。失礼しました! 会場では、村の応援団になっていただくようにお願いをしたところ、たくさんの方々から申し込みをいただきました、ありがとうございました。 少しづつじわじわと応援団が増えて行っていますよ-。    

地域興しを視察

  県町村会の理事会を八峰町で開いた。 毎年1回、町村を順番に持ち回りで移動して開催している。 12町村の内で海も山もある八峰町は白神の登山口ではあるが、直接白神があるわけではなく、僅かに稜線がかかっているだけであることを知った。 しかし、それを十分に活用し、しっかりと白神のある町として活用している。 産業振興対策として、閉校した校舎を活用した陸地でのアワビ養殖を見事に成功させ、年間30万個以上のアワビ生産と出荷、さらにアワビ粥、燻製など付加価値をつけた製品開発に意欲的に取り組んでいた。 その会社も、「日本白神水産株式会社」となっている、この他、海水と白神乳酸菌、白神こだま酵母、などを主原料にした白神はっぽ「塩もろみ」、「白神の塩」などふんだんに活用した物産販売に生産、販売に意欲的に取り組んでいた。 漁港も県北の有力な漁港として振興発展し、豊富な魚貝類は今後に期待できるようでしたし、農産物は、梨、ブドウなども特産品として出荷されている。 ただ、猿の被害には大変苦慮しているようです。 この他、この理事会では、県に対する要望事項の取り組みを協議し、米価対策、機構農地集積協力金などについてと、人口減少対策・働く婦人対策と雇用・子育て環境の充実などについて、観光対策の充実などの3事項を要望する事にした。 アワビや23㎏もあるマグロの解体刺身、ノドグロの焼きもの、アンコウ汁、梨、ブドウなどおいしかった。

和やかに歓迎会

3回目になる宮城県名取市と岩沼市からの3・11被災者を迎えての交流夕食会が「ゆるるん」で開かれた。 今なお住宅復興が進まず、被災者住宅などでの生活を余儀なくされている方々のうちから、60名の方々が1泊2日の日程で来ていただき、栗駒山荘での入浴、村内視察、歓迎夕食は、商工会婦人部の村の農林産物を使った心のこもった手作りの折り詰め弁当とあきたこまちのご飯、マイタケの入った芋のこ汁、小豆デッチなどにおおよろこびでした。 昨年もさんかしたかたがたからお礼のお手紙を頂き、返事を出した方が数名おられ、その方々との交流もできた。 さらには、参加者の方から、ふるさと納税のご寄付もいただくなどいろんな盛り上げを見せていました。 こうした交流は、3年前に商工会青年部の活動がきっかけで始まり、今につながっている。 これからも継続したいものである。実行委員会の皆さんには大変御難気をかけ、宮城県議会議員太田さんには大変なつなぎ役を果たしていただいております。ふるさと納税にもご協力をいただいております。 また佐々木名取市長さんからもメッセージをいただいております。 ありがとうございます。

地方創生の具体策

改造内閣が発足して10日が経過した。 首相からそれぞれの大臣に具体的な方針が示され、これに基づき具体的な政策がこれから打ち出されてくることになる。 概算要求はすでに財務省に提出され、それぞれの省庁ではその予算獲得にこれから12月の予算案確定までに熾烈な戦いをすることになります。 我々がその予算要求実現に向けて要望のために上京し、各省庁に出向くと、決まって「我々はその事業の必要性は十分承知している」次に「問題は財務省が厳しいんですよ」とほとんどそうした受け答えである。 逆に、先生方に財務省の方をよろしく、となる。 そんな状況の中、地方創生が改造内閣の目玉ともなっているし、人口減少対策の解決のために地方を創生させなければならないと、強い決意のようでもある。 ところが、全く新しい役所のため、スタッフがどうなるか、どの程度の規模になるのか、役割分担はどうなるのか、省庁との調整はどうなるのか、いろいろその方向がみえてこないのが現実であるように感じる。 もちろんそこいらはしっかりと調整をして、具体的に仕事をするであろうし、大臣が重みのある大臣が就任したわけですし、首相もしっかりとその重責を担う方を選任したものでしょう。 少しづつ報道されてくるところを見ますと、これまでの地方創生とはひと味違った方向が示されるように感じられる。 つまり、各省庁の縄張り、画一的な事業の排除、地方が考え実践しようとする事業を重視した対策をとるなど、かなり思い切った対策になるように感じている。 しかし、これまでもそうしたことがあったのですが、だんだんにどこかでしっかりチエックが入り、終わってみるとおんなじような事業のオンパレードになったように思える。 今回はそうしたことがないように大いに期待したいものです。 それだけに我々地方もここはふんどしの締め処で、何が我々にとって求められるのか施策なのか、人口減少対策、雇用の創出、経済対策につながるのかをしっかりと考え申請するのかどうなのか、具体的にはわかりませんが、そうしたきっかけになるように研究し、対策を立てることが求められることになるものと思う。 おそらく、いろいろ提案すると、その事業は既存の施策がどこそこの省庁にあるとか、難しいとかとなるのではないかと懸念もされるが、勉強し、恐れずまずは提案していかなければならないだろうと考えている。 ここは知恵のだしどころ、思案のしどころでありましょう。 サー大変だぞという思いも強いがやるしかない。皆さんよろしく! 決算委員会も終了し、今週末は敬老会があり、議会も月曜日には休会になる見込みである。 事業も本格的な追い込みに入り、農作業も最盛期を迎えることになる。 米も今年は「やや良」とのことですが、一方ではJAの米価格は60キログラム8、500円と発表され昨年を3,500円下回る状況に農家にとっては厳しい価格になるようです。 子供たちが撒いたキバナコスモスも咲き誇り、行き交う人々に安らぎを与え、村の自然を楽しんでもらっています。 朝夕の雲、空とも村をしっかりと見ていてくれます。

朝の風景

image image 今朝の仙人郷は爽やかそのもの、カラッと晴れ渡っているわけではないが、気持ちがよい。稲穂越しに望む空も秋の空そのもの。 無人販売の野菜の直売所も真っ赤な桃太郎とまとになすと色も鮮やかです。 議会提案議案の準備に向けて忙しくなる。 地域おこし協力隊員の面接もある。 政治の世界も何やら目が話せなくなってきた。 地方の活性化対策に予算の肉つけに霞が関も、永田町も躍起であるようだが、官庁の分取り組合戦で、地方がその対応にまたまた苦慮することにならないか? でも、地方にとっては来年の地方選までは間違いなく、風が吹く気配濃厚なように感じる。 ここは、乗る必要ありだ。