カテゴリー別アーカイブ: 雑感

川柳にもいろいろ

新聞や週刊誌などの文芸欄に、短歌、俳句と並んで川柳が掲載される。 それぞれの趣があって楽しいし、勉強にもなる。 そう言った分野での知識もなく教養もないわが身にとっては、ある意味難しく感じられるものがあるものの、たまには一句詠んでみたりもするし、書き留めてもみたりする。しかし、不思議なもので、その書き留めたものを後でふと目について読み返したりすると、何を詠もうとしているのか、あまりの幼稚さや表現の仕方が稚拙で「だめだこりやー!」となってしまうし、自己嫌悪に落ち入ってしまうのが関の山である。 しかし、それはそれとして、思いつくままたまにはそうした気持ちを持つのも大事であろうとも思う。 知り合いに、俳句同人誌の編集長をされておられる方がおり、毎月1冊同人誌を送ってきてくださる。 編集長の巻頭言を読み、編集長の投稿解説を読ませていただいているが、実に勉強なさっているものであるし、旅にも出ている、長い経験と知識、何よりも教養を感じるしそこには読書と古書を読んでいることがにじみ出ている。 季語を入れるにしてもそれはごくに自然と入ってくるのでしょう。 難しいものですが、もう少し気軽に考えて詠んでみたいものです。 ところで、妻が友達から「これ読んで、よくわかるから、ウフッと言いたくなるよ!」というシルバー川柳を手にしてみて、わかる!わかる! それが現実にあるんですから理解しやすいのですよねー。 先日も時間があったので、映画館に入った、今じゃシネマです。 気の張らないものをと思って「東京家族」の入場券購入に並んだ、よく見てみるとシニア割ひきがあり、その旨いったところ既にそのチケットを準備してくれていた。 そこで、昨日読んだ妻のシルバー川柳に一句「入場料、顔見て即座に 割り引かれ」とありました。 この本、かなりの応募句から選考された秀句であるそうです。 新聞の時事川柳なども思わずにやりとするし、自治川柳などもなるほどと思うものが多い。 これまた早々まねのできるものではありませんなー。 がっくりしないで頑張ってみよう!

如月入り

いよいよ2月に入った。我々の方はこれから厳冬期といった季節に入るこちょになるが、暦では「如月」、テレビやラジオでは盛んと、次第に季節は春の様相を話題にしている。 そうしたこと聞くと、なんとなく私たちの気持ちも、そうなんだなーとおもうようにもなる。 そんな昨日は、空は一面の青空で、屋根の雪下ろしやら、外遊び、雪かきに精出している方々も多かったようである。 向かいの農協の職員、役場職員、消防分署員の職員がそれぞれの職場など雪下ろし、除雪、排雪に懸命に頑張ってくれていた。 天候もよく、汗びっしょりになっての作業で、風邪をひかないよう注意してほしいと言ったところでしたが、先週末どうも調子が悪く、風症状、しかも聞くところによると、どうも熱があり、筋肉が痛み、間接も痛い、スワ!これはインフルエンザかと受診したら、陰性と出た。安心はしたもののなかなか抜けないでいる。 そんなこともあり、風邪には注意してほしいと思う。 ところで、予算査定を始めたが、大方のところは十分な検討をしてもらっているので、大分はかどった、あとは、もう少しで詰めることができるであろう。 予算査定を通して、職員と議論していると、自分の勘違いやら、認識不足もあり、反省点もあり、職員が違うものは違うと反論してくれるし、そうであるからこそ検討、議論の重要性があるのであって、議論の値にもしないような、揚げ足取りや、持論の披歴にははっきりとした対応も必要であろう。 そうした、議論も何もないところからは何にも生まれませんねー、やはり。 外では、雪遊びの保育園児の元気な姿がありました。

屋根にも除雪機

除雪対策でもいろいろ工夫するもので、保育園と児童館、図書館の雪下ろしがされていた。 よく見ると、普通に見られる除雪ではなく、ロータリー除雪機械が3台も上がっており、それが勢いよく屋根の雪を吹き飛ばしているのである。 ははーこれは考えたものだ、それにしてもこの機械をどのようにして揚げたのだろうかと思ったら、そばにクレーン車がいたので納得。 そんなところを写真に撮っていたら、役場の屋根にも揚げたげたんだよとのこと、これにはびっくり、とてもとてもこの高さまでのクレーンなんてあるものかと思ったらそうではないそうで、やはり機械力は大したものです。 雪対策に当たっても、いろいろ工夫をし、知恵を出して効率的に進める必要性もあることを改めて感じた所でした。 さて、今年の除雪経費もそろそろ底を突いてくる頃ですし、いつ頃どれくらい補正予算に計上しなければならないか具体的に計画しなければならないだろう。 まずは、この分だと2月一杯は除雪経費がかさむことを覚悟をしてしっかりと対応しなければならないだろうと思う。 どこかさんみたいに「予算がいくらあっても足りない」などと言ったことは絶対言ってはおられない雪国の重要な行財政経費であり、雪のない地域で地方の行財政経費を削減するように、などとは言ってほしくないものです。 昨日は、かねてから要望のあった村内の集落では一番南であり、消防機器の充実は重要であると考えておったところで、これまでの小型消防ポンプ積載車のグレードアップした配車をする計画であったところ、昨日納車になり、地元に引き渡しをしたところでした。 「なるべく、出動しないように願う」と添えるとともに、事故防止には十分留意するようにと申し上げたところでした。

一過性でないように

いよいよ国会が動き出した。 安倍総理大臣の所信表明演説があり、これから代表質問へと論戦が続く。 報道などでは、安倍総理大臣が、1回目の総理大臣ではあまり張り切りすぎたそうで、いろいろ後悔もあり、今回はどっしりと落ち着いて構えるとのこと。 ところが、それも参議院選挙までなのかどうなのかは不明ですし、それはわかるはずもなく、じっと見守るしかないのですが、華々しくスタート切った「ロケットスタート」もこのところ落ち着いてきているのか、種がなくなったのかどうなのかはわかりませんが、所信表明演説は発足当初の論調よりも、TPP参加を表明すべきとか、重要な課題は微妙に避けており、外交問題もしかり、結構重要である国政の案件についても、触れないかあるいは、後回しにしている感が強いような感じで受け取られているようで、そうした論調は今後微妙な世論形成につながっていくのではないかと思われるがいかがなものでしょうか。 衆議院の圧倒的多数にも関わらず、参議院のねじれ現象に気を使って、安全運営を心掛けていることは官邸なのスタッフの意向も多きいと思われる。 確かに、多くの経験を踏んだスタッフがしっかりとサポートしていることがどことなく理解できるし、無難な船出であることは確かなようである。 ところが、政策の3本の矢も、具体的にはどうするのか、どのような政策くを打ち出してくるのか、各種委員会など総理に提言する機関も動き出していることでしょうし、それを見守っているしかないのが現状であろう。 2,013年度予算が閣議決定された。 注意すべきは、いつものことながら、財務大臣との予算折衝で地方交付税がまたまた減額されたことである。 小泉内閣での強引な地方交付税削減はどれだけ地方にとって厳しい財政運営を強いられたことか、その結果、職員の削減、給与の据え置き、行財政改革など、それはそれは大変な苦労をして運営してきたのにもかかわらず、今回は退職手当の減額、国家公務員並みの給与引き下げをするために、地方交付税を減額するというのです。 地方6団体もこれには敢然として反対を表明している。 しかし、これとてどうなるのかわからない。最後は従わざるをえないのか。 第一、地方交付税は地方の財源であって、法律でも明確に交付率も決まっているのに、国家公務員給与に比較して地方公務員給与が高いという論拠、比較のし方、認識が微妙に違うと思う。 国家公務員が15%近い手当制度を受けているのに、その給与は算入されないなどいくつかの比較に当たっての矛盾があるように思うのです。 この前も述べましたが、いろんな面での改革を検討し、新たな政策提言をしようとされるのは理解できるが、地方のことを理解できない方々の改革にはどうしても我慢が出来ないと思えてくる。 地方は、職員削減、議員の削減、行財政改革など懸命に努力をしてきたのに、国や国会はいかほどの改革をしてきたのであろうか? これでは片手落ちもいいところではないかと思えてくる。「交付税を減額できてよかったと思っている」と地方の味方であるべき大臣が、どんな経緯があったのかははわかりませんが、一体全体どのような考え方なのでしょうかねー。  

快晴の冬空

連日の降雪と吹雪で、ともすると気分が滅入ってくるのであるが、今朝は快晴の冬空。 これが何とも言えないくらいのさわやかな気分になる。 この天気も長続きはしないようで、今晩あたりからは降雪が予報では出されている。 それでも、一時とはいえ、気分転換にはなる。 この3日ほど、連続して窓を開けるために雪堀をしたところ、あまりに一気に作業をしたために、あちこちの節々や、筋肉が痛く、参ってしまった。 雪下ろしはいいが、雪堀は結構きつい体力勝負で、本格的な雪堀は2年ぶりとあって、ちょっと無理をしすぎた感がある。 家族からは、一気にやるな!と注意をされるのであるが、始めると終わりまでやってしまいたい性質で、痛く反省している。 おかげで、体調もあまりよろしくないのである。 風邪かなと思ったがそうでもないようだが、受診すべきかどうか迷っている。 雪国の人たちは皆こうした試練を乗り越えているのであり、少し降ったからといって大騒ぎをしているところの方々を見たりお聞いたりすると、何となく違和感を覚える。 それにしても、体力がなくなったものである。 もとの体力が回復するまではまだまだかかることが、今回の作業でよーく分かった。 無理を厳禁だぞ!と自分に言い聞かせているところである。