川柳にもいろいろ
新聞や週刊誌などの文芸欄に、短歌、俳句と並んで川柳が掲載される。
それぞれの趣があって楽しいし、勉強にもなる。
そう言った分野での知識もなく教養もないわが身にとっては、ある意味難しく感じられるものがあるものの、たまには一句詠んでみたりもするし、書き留めてもみたりする。しかし、不思議なもので、その書き留めたものを後でふと目について読み返したりすると、何を詠もうとしているのか、あまりの幼稚さや表現の仕方が稚拙で「だめだこりやー!」となってしまうし、自己嫌悪に落ち入ってしまうのが関の山である。
しかし、それはそれとして、思いつくままたまにはそうした気持ちを持つのも大事であろうとも思う。
知り合いに、俳句同人誌の編集長をされておられる方がおり、毎月1冊同人誌を送ってきてくださる。
編集長の巻頭言を読み、編集長の投稿解説を読ませていただいているが、実に勉強なさっているものであるし、旅にも出ている、長い経験と知識、何よりも教養を感じるしそこには読書と古書を読んでいることがにじみ出ている。
季語を入れるにしてもそれはごくに自然と入ってくるのでしょう。
難しいものですが、もう少し気軽に考えて詠んでみたいものです。
ところで、妻が友達から「これ読んで、よくわかるから、ウフッと言いたくなるよ!」というシルバー川柳を手にしてみて、わかる!わかる!
それが現実にあるんですから理解しやすいのですよねー。
先日も時間があったので、映画館に入った、今じゃシネマです。
気の張らないものをと思って「東京家族」の入場券購入に並んだ、よく見てみるとシニア割ひきがあり、その旨いったところ既にそのチケットを準備してくれていた。
そこで、昨日読んだ妻のシルバー川柳に一句「入場料、顔見て即座に 割り引かれ」とありました。
この本、かなりの応募句から選考された秀句であるそうです。
新聞の時事川柳なども思わずにやりとするし、自治川柳などもなるほどと思うものが多い。
これまた早々まねのできるものではありませんなー。
がっくりしないで頑張ってみよう!