カテゴリー別アーカイブ: 雑感

「八重の桜」と時代背景

田植えも終盤かと思ったら、つい目の前で作業中の新たな法人を設立し、受託作業中の方にお聞きしたら、今年はだいぶ遅れていてまだ半分ぐらいだとのこと、今年の予定は15町歩ぐらいを予定しているようですが、これから次第に増えてくるのでないだろうかと思われる状況のようです。 先日、魁政経懇談会で今放送中のNHK大河ドラマ「八重の桜」にちなむ、八重を取り巻く人物像、会津藩の苦闘、アメリカの南北戦争など近代戦の走りなど非常に広範な視点からの洞察を、DVD映像を随所に取り入れ、その時々、場面場面でのドラマ全体に及ぼす言葉の影響力、構成にも残る名言などの解説を含めた、非常にユニークな講演を聴く機会があった。 講師は、大石 学 東京学芸大学教授でした。 折角の講演にもかかわらず、耳の性なのか、早口(そんなに早口とは思えなかったが?)なのかどうなのか、どうもよく聞き取りにくく残念であった。 このドラマの制作企画は「諦めてはならぬ。勇気を持って未来を信じなければならぬ。そして『どんな苦境であっても人は幸せでなくてはならぬ』。それを貫いた八重の生き方は、復興を目指す日本・東北への強いメッセージとなる!」。 さらに、企画意図としては「女らしく、という母親の願いをよそに、男まさりに育った少女は、戊辰戦争の落日、会津・鶴ケ城に500人の女たちと立て篭もり、銃を持って戦った。後に『幕末のジャンヌダルク』といわれた。その名が新島八重(1845~1932)。『ならぬことはならぬのです』 こうした言葉を中心にしての講演であった。 残念ながらそうした連続テレビドラマを見ることがない私にとっては、一週でも見ないでしまうと継続性がなくなり理解もできず見ないのが普通になってしまっている私にとっては、とても新鮮で何とかがんばって見るか、録画する方法を考えたいと思っている。 だが、その録画をいつ見るかであるが、それは後で考えようと思う。

遭難対策を協議

栗駒山系での山菜取りなどに入山した人たちが、山に迷い込んでしまい家族などから、救助の要請だあった場合、その対策について具体的にどうした対策をとるか関係機関が具体的に協議をしておく必要があるとして「栗駒山系遭難対策協議会(会長・東成瀬村長)」を設置している。 その今年度の総会が開かれた。 総会は原案を可決承認して終了した。 今年度の事業としては、早速間もなく始まる根まがり竹の採取シーズンに向けて、遭難防止のためのため、約12,000枚余りのチラシを準備して、各家庭や入山者に対し配ることにした。 特に、今年の山菜は全体的に遅れているようですが、6月15日の午前5時から6時まで、湯沢市皆瀬と東成瀬村檜山台の「夢仙人大橋」でチラシを配ることにした。例年よりも30分繰り上げてのチラシ配りであるが、これでももしかして遅いのかなといった意見もあるようである。 早い人たちは、夜明けを待ってすぐに入山するようで、深夜の午前2時過ぎにはすでに入山予定地点に入っているようで、これではとてもとても対応ができない。 何とか、十分な注意を払って、今年こそは迷い込むことのないようにしていただきたいと願っている。 この協議会は、独自の衛星携帯電話も持っており、遭難者の確認と救助に大きな威力を発揮している。 関係者のご協力によって、設置趣旨に沿った活動によってこれまでも多くの救助をしている実績は評価されてもよいと考えている。それぞれの担当区域では山を熟知した方々が配置されており、頼もしい存在ではあるが、それに頼って山を甘く見ていてはいけませんし、単独での入山はしない方が良いとのことのようである。 今年こそは無事故で楽しい山菜取りであってほしいと願っている。 我が家のクジャクサボテンが咲き始めました。

田植えが盛ん

少し遅れ気味かと思っている村の農作業も、今まさに田植えの真っ盛りである。 このところ天気は安定しており、気温の高い日が続き、風もない絶好の天気が続き、農作業も随分と進んでいるようだ。 つい先だってまでは、寒い日が続いたり雨があったりして、不順であってこの分だとかなり遅れるのではと心配していたが、かなり遅れを取り戻したように感じている。 周囲の山々もすっかり緑となり、こんもりとした優しさがわが村を包み込んでくれている。 一年のうちで、生きとし生きる万物のすべてが躍動する季節が来た。 この農作業が一段落すると、村を訪れる観光客も山菜取りと合わせて増加していくことになることを期待したいところです。  

政治の力

秋田市での会合で立ち話ではありましたが「政治家の力」のすごさを感じたことがあった。 25年度の予算が成立し、具体的な事業箇所の箇所付けが次第に明らかになってきている。 そんな中にあって、我が村に関係する「成瀬ダム」予算も35億を超える予算が計上されたようである。具体的な事業はまだ明らかにされてはいないが、本体着工に向けて着実に今度は進むことであろうと思う。 長かった3年あまりであった。 これから調査事業を中心にかなりの急ピッチで作業が進められることでしょうが、何せ、冬期間もあることからその作業もかなり厳しい日程の中で取り組まなければならないことになることでしょう。 とにかく、具体的にダム事業が推進され流域の安全と確実な用水確保に道が開け大きく前進することができるようで関係機関に感謝申し上げたいと思います。 そんなダム事業とは別に、県南、特に湯沢雄勝地域での強い要望にもかかわらず、遅遅として進まなかった国道整備、特に秋田・山形の県境部分の未開通となっている、いわゆるミッシングリンクの道路予算が今回の予算でつけられたことは地域の運動を展開してきた地域として大きな喜びである。 一体どうなるんだろうとやきもきしていたのですが、ふたを開けてみると、ずばりと予算が付いた!これは驚きでした。 その内情を知る方から、秋田市での会合でお聞きすると、間違いなく有力政治家の一進言があってほぼ間違いなくその方向に行ったようであるとのことであった。 そうか、やはり政治の力はすごいものだなーとつくづく強い思いに駆られたところでした。 これまでもそうした場面があったことでしょうが、私どもはついぞそうした場面があまりなかったように感じており、現実にそうしたお話を聞くといろんな手法があるんだなーと感じた次第でした。 朝夕は暑かったり寒かったりと体調管理には気を遣う。 庭木につく朝露のみずみずしさもまたこの時期の心を和ませてくれる一つではあります。 政治にも、こうした気遣いがあるのでしょう。

梅と桜と桃も咲く

孫たちの誕生などを記念して植樹した、梅、桜、桃に花が一緒に咲いた。 息子夫婦の結婚記念の桜も咲いている。 それぞれ花の咲く時期は違うのであろうが、私たちのところではほとんど同じである。 特に今年は、ほぼ全く同じころに咲きそろったようである。 狭い場所に植樹するしかないので、折角の畑も次第に狭められ野菜もわずかな場所に限られてしまう。 そんな畑を掘り起こした。 ここ数年全く化学肥料や除草剤などを使わずにわずかな野菜つくりを楽しんでいる。 今年も、生ごみを使ったEMペレット肥料を使っての栽培にこだわっている。 防虫対策としては野菜の間に忌避用の花を植えておいている。 これが結構有効であり、多少虫がついてもあまり気にせずに食べることができる。 生ごみたい肥は村の中では結構重宝がられており、使っている家庭も多い。 最近はいろんなところで売られており、これからも次第に注目されるのではないかと思っている。 JAや直場所のほか十文字の道の駅でも売ってくれているようですし、その肥料の分析結果では結構良質の肥料であることが分かっている。 私のような家庭菜園愛好者にとっては手軽な肥料であり、化学肥料をあまり使いたくない方にとってはお勧めの肥料であると思っている。 そんな場所に、植樹しているものですから、植樹した木も成長が早いような気がする。 それがよいのかどうなのかは別にしての話しですが。 村の直売所などで売られている野菜は結構この肥料を使っているし、出荷されるトマトなどの野菜にも使われている。 ここいら辺りがわが村の農産物の特徴でもあり「うり」の一つではないだろうかと考えているし、今後はこうしたことも強調していく必要があるように感じている。