カテゴリー別アーカイブ: 雑感

夏の花芙蓉

image image image 田んぼの出穂がそろい、我が家の夏の花「芙蓉」も咲き出した。 いよいよお盆。 村の中でも地域ごとの夏祭りが行われてくる。 地域によっては、花火も打ち上げられる。 小規模であっても、地域の方々の寄付金や協力によって打ち上げられると、自分も協力している花火が上がるとあって皆が集まり盛り上げている。 これこそが地域の連帯感を醸成する格好の企画である。 よその市や町では伝統的な花火大会があり大賑わいであり、それはそれとして凄いことであり楽しめる。 村ではそうした地域ごとの連帯感によって地域コミュニティ活動が活発化するように支援しており、そうした制度も有効に活用しているようだ。 おおいに活用してほしい。

人口減少に歯止め

image image 世を挙げて人口減少対策に取り組んでいる日本の昨今の現状の中、極めて異例の自治体がある。 島根県海士町がそれである。 昨日それを実践しておられる山内道雄町長さんが秋田県産業経済研究会主催の「地域力フォーラムinあきた」が9日にあり、その基調講演のためわざわざ着ていただいたようです。 その前段で、26年度第1回産業経済研究会定例会があり、その場で海士町の紹介もかねて村の地域興し協力隊員の佐藤喬さんが山内町長さんとの対談、紹介をする企画があり私も参加した。佐藤さんは、海士町の観光協会の職員のまま我が村の地域興し協力隊員になっておる。 昨年は、私と町村会長が海士町を訪問し丁寧にご案内をしていただき感謝しているところでした。 今回の再会でも、具体的なお話しをうかがえてとてもうれしかった。 山内町長は、とにかく民間企業経験者らしく、小規模自治体の重要性、地方分権でなく地方が主役であり、役場は「住民総合サービス株式会社」、町長は社長、職員は社員、住民は株主であって、そのサービスを受ける顧客であることを徹底させたことにある。 同時に海士町には評論家は要らない! 海士町には、お金がない、例がない、制度がない・だから出来ないなど泣き言は言わない。 まず、トップが変われば職員が変わる。職員が変われば役場が変わり、役場が変われば住民も変わる。住民が変われば地域も変わる。 それが、地域再生の最大のポイントであり、人口減少の歯止めにもなりうると感じた。 さー行動だ! 目から鱗!私もそう感じてきた。 単純というなかれ、そうした気構えこそが大事であると信じてやまない。

活性化事業視察

image (ホップ畑) image (写真奥の方向がメガソーラー団地予定地、伐採が始まっていた、約300ヘクタール) image (瀬戸内寂聴記念館の寂聴書斎) image (瀬戸内寂聴記念館の記念文庫) image 山村振興事業の取り組み状況で優れた事業展開をしている岩手県軽米町を視察させていただいた。サッポロビールとの契約栽培をしているホップ栽培の現地を視察、10アールあたりおおよそ50万円の売り上げで一農家当たり500万円を約5ヶ月間で栽培収穫の時期に入っており、ホップをペレット状にして出荷する工場も見せていただいた。この売り上げが約1億5千万円、ブロイラーは日本の三大産地となっているこの事業はこの地域全体で45億円とのこと、しかし大きな雇用の場でもあるが、職種が職種のためか(殺から内臓取り出し、など生々しい作業のためと感じた)雇用確保に難儀しているようだった。 ハタバコ栽培は約7億5千万円の産業、雑穀、など農業分野での振興が大きな成果をあげていた。 更に、広大な森林を活用してのバオマスエネルギーへの取り組みも積極的であり、丘陵地帯を活用したメガソーラーにおいては、125メガキロワットの発電を約300ヘクタールに敷設する広大な計画もあるようであった。 そうした事業と同時に子育て環境にも極めて積極的で大いに関心があった。 この視察の後、折角だったので、浄法寺町の天台寺(国指定の重要文化財)に寄ったが残念ながら修理中で収蔵館を見学、更に瀬戸内寂聴記念館を見学してきた。

恵みの雨

(昨夕の雨上がりの田んぼと山脈) うだるような暑さの夏がしばらく続き、農作物もほとほと雨がほしくなっていたこの頃、やっと雨が来た。 いよいよ田んぼの稲も出穂が始まる時期とのことで、この時期には雨がなんと言ってもほしいようである。 少し雨が続く天気予報であるがどうであろうか。 四国地方や首都圏などでは猛烈な雨で被害も出ており、そちらの方も心配である。 最近の、特に今年は、台風が発生すると、台風の進路から遠く離れた地域で突如として大雨が降り被害が出る特異現象があるようで油断がならない。 当然、気象庁でもそうしたことを予想して注意喚起をしているが、全く予想できない地域で雨雲が発生し、襲っている。 先日の仙人修行が行われている不動滝の滝行のそばの成瀬川本流が濁っている。雨も降らないのにどうしたことなんだろうと不思議に思ったが、誰もわからない、どうも村の中でも集落には降らなかったが、山沿いの特定のごく限られた地域に集中的に降ったようで、その影響で乾いた深山の斜面に大量に降ったために乾いた土砂が流入したことによるのではないか推測しているところである。 そのように、全くわからないところに突然降る雨の影響には気をつけなければならないように思う。 こうした異変には常に留意する体制をとれるようなことも考えておかなければならないだろう。

ノーザンハピネッツ合宿

image image 秋田に拠点を置くプロバスケットチームのノーザンハピネッツが、地区優勝を勝ち取りつい先だって東京の有明で決勝戦に進み、沖縄のチームに惜しくも敗れながらも、準優勝という成果で、秋田のブースターの熱狂的な応援が大きな話題となっている。 秋田県民にとっても、その活躍は大きな誇りとあらゆる面での自信となっている。 ヘッドコーチも中村氏から横手市出身の長谷川誠氏となりどんなチームになるか大きな期待感で一杯である。 その新しい指導者の元、夏合宿がスタートした。 その合宿地が我が村でどうだろうかという話がでたのがつい先日。 早速村の体育協会が受け皿となり、実行委員会を急遽組織し受け入れることとした。 こんなことは滅多にないチャンスであり、これからも継続的に合宿を受け入れる方向で検討したいと思っている。 30日から1日までの日程で始まった。 合宿の合間には小中学校のバスケットチームのクリニックや、山形のチームとのエキシビションゲーム、さらには練習後には交流懇親会も計画することとなっている。 合宿は、体育館ばかりではなく、スキー場での斜面を利用した草地でのトレーニングも計画しているようです。 大いに楽しみにしている。 昨日はそうした話題のほかに、私の先輩であり、助役もつとめていただいた方が、急逝されその葬儀にも参加した。 75歳という年齢は余りに若いし、残されたご家族のお気持ちを察するに言葉もありませんでした。 弔辞を述べさせていただいたが、やるせないきもちでいっぱいでした。 直前に夢を見たのでしょうが私に何かを言ったということでしたが、なんだかは分からなかったとのことでした。 そんなこともあるんですなー。 どうぞ安らかに。