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ふるさと先生

昨日は、東成瀬小学校の5年6年生を対象に、中央で進学塾を経営しておられた滝ノ沢出身の佐藤清助氏を講師にしたふるさと教育を行った。 佐藤さんは社会科を専門にしておられたようで、中学受験の他、高校・大学受験までの塾を経営し、同塾からは著名な中高や大学に多数合格するという実績を作っておられた方で、また一方で児童文学に傾倒し、その児童小説が文学賞を受賞するほか詩の創作にもあたり、その指導力は評判であったようです。 今回、首都圏「なるせ会」を通じていつも出席していただいており、私どもとはいつもご連絡し合っていることから、是非村の後輩たちに講演をお願いしたいと要請したところ快く引き受けていただき、講演会となったところでした。 苦学をして大学を出られ、塾講師、経営という一貫して教育の道を歩まれ、優秀な人材を育てられた功績は大きく、教育に対する熱意は強く、また一方で詩人でもあり、秋田県の文学賞に入選するなど文筆活動にも活躍しておられる。 このたびのふるさと先生では、「努力」の大事さを伝えていただいた。 私の部屋で、子供たちの印象をお伺いすると、「実にしっかりとしておるし、教育が徹底し行き渡っていることや、子供たちの真剣さが伝わってきた。質問も積極的で集中力があった。」と褒めていただいた。 また、「子供たちの勉強への取り組み、姿勢、集中力が極めて良好なので、この土台のうえに高校でさらにしっかりと努力を継続すれば高校での成績も良好となり、大学受験でも大いに期待できるでしょう。」と言っておられたのが印象的でした。    

可愛く熱演

  (泣いています!)   (歌っているのではありません!おおあくびをしています!) なるせ保育園のなかよし発表会が行われた。 多目的集会施設である村の文化施設の一つ「ゆるるん」で開かれた。 この施設の利用度は極めて高く、毎日のように何等かの行事が開かれているし、ことに昨日のような保育園の行事ともなると、参観者が多く駐車場も満車となってしまう。 一人の孫に両親、祖父、祖母、兄弟姉妹、と6人から7人にもなるのが普通である。 昨日も多くの参観者が、約半日にこにこして、拍手を贈り、大笑いして満足なひと時を過ごした。 それにしても毎年毎年よくもまー小さな園児たち、しかも0歳児、やっと歩けるような子供たちまでも演技を教え、舞台に立たせてくれる、全く演技などしないで立ち尽くすのがふつう、思わず泣いてしまう、などなどそれはそれで皆さん大笑いしながら可愛くてしようがないといった会場の雰囲気であった。 年代ごとにマッチングした演技指導、工夫には感心するばかりでした。 わが家でも、1歳児は、普段はきかん坊であり口達者であるが多分立ち尽くしたままだぞ、と話していたが、どうしてどうして結構演技をしていた、後半は全く保育士さんを見つめたままでしたが・・・・・。 各家庭でもそうした話で昨日は持ちっきりであったことでしょう。 和やかな1日となりました。

森林体験教室

東成瀬小学校の5年生になると、森林体験教室が授業の中で取り上げられている。 今年もその体験教室が湯沢雄勝広域森林組合の職員、作業班、雄勝地域振興局、村の林業担当、自然公園指導員などの指導を受けて、懸命に挑戦していた。 普段そうした体験、経験がないことから、興味津々、目が輝いていた。 約45年生ぐらいの杉の木の枝打ち作業と場所を移して、ブナの木の植樹も体験した。 植樹よりも、枝落とし用の伸縮性ノコギリには大変関心があり、物珍しさも手伝って、教えられると楽しそうに作業をしていた。 これに先立って、私からは、森林のもつ役割、森林の大切さ、自然を作る森林を育てるための税金の役割などを話した。 この子供たちが将来こうした森林の役割をしっかりと認識し、森林作り、自然に関心を持ってもらえればという願いを込めての挨拶となった。 こうした努力をこれからもたゆみなく継続しつつ、後世に引き継ぐ努力を怠ってはならないと強く思った。 学業のみならず、地域と子供たちが密接に結びつきつつ、指導してくださった作業員の中には隣の子供がおり、「俺と一緒にやろう!」と声をかけると「うん!」といってそばに行き、ニコニコしながらお互いに楽しそうに作業をしていた。 中には、「来年は孫が来るから一緒にやれるのがとっても楽しみだ」というお母さん(バーちゃんですよね)もおられ、これぞ地域と学校が一体となっている証でもあるという思いを強くした。 この学級は、今年NHKの特番で放映されたクラスでした。 よく言われる、学力対策で特別なことをしているのですかとの質問に対し、特別なことはないと思うよ、ただし、地域と保護者、学校、教師、が一体となって子供の教育に対して関心を、継続して持ち続けてきた結果であると思っているとお答えしているのが、こうした場面でも自然な形で期せずして表れているようにも感じられうれしく思った。 何気ない行動、会話の中にその根本があるのではないだろうか。

元気に学習発表会

東成瀬小学校の学習発表会が行われた。 例年よりも寒さが早いような今年、会場ももはや冬構えといった感じで、お母さん方の中にはショールやひざ掛けなどを持ち込んでのお客さんも多かったように見えた。 そんな中で発表が始まると子供たちの元気いっぱいの声や演技に会場は熱気にあふれ、寒さも忘れるかのようでした。 それぞれ各学年ひとつづつの発表であるが、すべてにおいてしっかりとした目的、発表の意義、学習した成果が込められており、さすがふるさと学習の成果を地域の方々にもしっかりと報告できる内容でとても素晴らしいと感じた。 しかもです、これからの村の在り方までも踏み込んだテーマまでもあり、随所に自分たちの村「東成瀬」が組み込まれておる他に方言もふんだんに使われており,先日の国文祭の影響や効果なのかなと勝手に解釈した。 最後の全校合唱は定番になった「悠久の風にのせて」は会場を圧倒した。元気元気!最高でした。 保護者の皆さんも元気がもらえたことでしょう。 ありがとう!東成瀬小学校の皆さん。ご指導していただいた先生方にも感謝したいものです。 転任された先生や退職された先生方も見えられ、その成長ぶりにそっと涙ぐんでおられた。 全校合唱にはわたくしもつい目頭が熱くなってしまった。 3年前のこの発表会は病院から半日だけ許可をいただき見に来たことを思い出しました。  

まさに晩秋

朝夕めっきり冷え込んできた。 昨日は久しぶりに終日在庁し約束していたお客さんの対応に結構忙しかった。 中には、10数年ぶりのお客さんもおり懐かしく話も弾んだ。 そんな中で、全く突然のお客さんもおいでになりすっかり話し込んでしまった。 そんな合間に、スケジュール調整のためのシステムが10月から変わり、その対応にも習熟しなければならないためその対応にも取り組んだ。 すでに各課担当からたくさんの事業調整のための日程要請が入っており何とか決めたが慣れるまでこれまた大変そうだが、出張中でもスマホからも日程調整などその対応ができるとなればこれまた便利だし、効率的に仕事ができるのでやむなしかな。 ついでにスマホの写真とデジカメ3台の記録とカードの整理を教えてもらいながらPCに取り込みをしたが、間単にはできず悪戦苦闘、ほしいときにすぐに取り出せるかどうか大変心配だ。しかし、整理しておくとだいぶ楽にはなりそうでこまめにやるのが大事だそうだ。 ブログ用とFB、その他の写真用を使い分ければよいのかなー。 そんなこんなで、気がついたら、夕闇が迫り、外は夕焼けが美しく、グラウンドでは東成瀬小学校の子供たちが夕闇の迫る中で元気に野球練習に懸命でした。 勉強もスポーツも頑張れ!成瀬っこ! そういえば、先日おいでになったデンバーの日本館の本間館長がアメリカに帰ってまもなく、日本で7月に放映されたNHKの学力番組「クローズアップ東北たがやせ!こころ」番組が全米で放映されたとのこと、全米ですよ!全米に!凄いことだとのメッセージが送られて来ていました。