ふるさと先生
昨日は、東成瀬小学校の5年6年生を対象に、中央で進学塾を経営しておられた滝ノ沢出身の佐藤清助氏を講師にしたふるさと教育を行った。
佐藤さんは社会科を専門にしておられたようで、中学受験の他、高校・大学受験までの塾を経営し、同塾からは著名な中高や大学に多数合格するという実績を作っておられた方で、また一方で児童文学に傾倒し、その児童小説が文学賞を受賞するほか詩の創作にもあたり、その指導力は評判であったようです。
今回、首都圏「なるせ会」を通じていつも出席していただいており、私どもとはいつもご連絡し合っていることから、是非村の後輩たちに講演をお願いしたいと要請したところ快く引き受けていただき、講演会となったところでした。
苦学をして大学を出られ、塾講師、経営という一貫して教育の道を歩まれ、優秀な人材を育てられた功績は大きく、教育に対する熱意は強く、また一方で詩人でもあり、秋田県の文学賞に入選するなど文筆活動にも活躍しておられる。
このたびのふるさと先生では、「努力」の大事さを伝えていただいた。
私の部屋で、子供たちの印象をお伺いすると、「実にしっかりとしておるし、教育が徹底し行き渡っていることや、子供たちの真剣さが伝わってきた。質問も積極的で集中力があった。」と褒めていただいた。
また、「子供たちの勉強への取り組み、姿勢、集中力が極めて良好なので、この土台のうえに高校でさらにしっかりと努力を継続すれば高校での成績も良好となり、大学受験でも大いに期待できるでしょう。」と言っておられたのが印象的でした。