カテゴリー別アーカイブ: ノンセクション

元気な六十路の会

村内には4校の小学校と、同じく中学校の分校があった。 昭和の年代に中学校の統合と、平成に入り小学校を統合し、全村では小・中学校がそれぞれ一校となった。 全村の中学校卒業生が同じ年代でありながら交流も少なく、何とか交流の機会を作ることができないかとして、還暦つまり60才になる機会に村内の方々を招待して秋田県の先進事業を視察する機会を作った。 つまり、同じ年代の方々が、お互いを知らないのではなく、「あらら、あんたも同じか?」といった感じで、この後ずーとお互いが付き合えることのきっかけになってもらえればと考えこの事業をきかくしたところ、関心も高く参加率も高く、負担金をいただきながら実施している。 これが、案外と理解が浸透し大変多く、今年は約半数が参加してくださいました。 私とは、ほぼ一回りも年代も若く、話もなかなか合わせるに難儀しているように見えるが、実は、本音では方言んで話したいと思っている。 じっくりとなどとはほとんど無理で、やっぱり「地で行く」のが本筋といった感じがしてならない。 60才とはいえ、やはりまだまだ活躍しいただけばならないとか感じた   先進事業と言っても、鎧畑ダムや博物館などを視察する事業であったが、これが視察希望者も多く、還暦を迎える村内の方々がかなり多く参加してくださり、おおよそ40回近くなるのではないかと思っている。 時代を経て、還暦対象のかたがたもおおよそ半数になり、参加者は約半数であるが、参加者は本当にもう、楽しくもあり、ある意味ゆっくりする年代でもあり、本当に楽しそうなひと時であったようです。 当然のように、時間内ではとてもとても無理で、久しぶりの集まりを楽しむために、2次会3次会になだれ込んでいったようでした。 間違いなく、来年も集まろうといった話が出てきており、目的はしっかりと達成されているように感じた。 これからもまだまだ頑張ってもらう年代であり、大いに活躍していただきたいものです。

大胆な講演

image 魁政経懇話会の講演会に久しぶりに出席した。 講師は国際大学教授であり、東京財団の加藤創太さんでした。 経済産業省出身です。 演題は「アベノミクスと日本の政治経済、地方経済の課題」であった。 経済予測の10年後などはほとんと無理であり、当たらない、1年後であっても難しい! 予測出来るのは人口の動態ぐらいであるが、これは経済動向とかなり密接な関係にあり、この生産人口の動向がある程度見通せるし、過去の実体を見ることに参考になることが話された。 これ意外は、どんなエコノミストの予測も当たらないと断言していた。 これは、相当勇気のある話で、多くのエコノミストの話を数多く聞いているが、これだけハッキリというのも珍しい。若手のエコノミストであることから自信があるとみた。 TPPに関しても、交渉が妥結するように見えるが、年内妥結は無理であり、日本が求める米などの農産物は除外される方向で変わりに、自動車なども除外される、アメリカ、オーストラリア、日本などは、本音として妥結をあまり急いでいないふしがあるという考えを持っていているようであった。 今後の日本経済の見通して、アメリカ、ヨーロッパ依存から、中国、韓国以外のアジア重視の方向性が期待されるとの話しであった。 一方、日本の財政面では、国債残高が1000兆円を越えている現状が、家庭内部借入経済の段階と銀行借入経済と極めて現実的比喩的たとえ話で解説してくれた。 私なんかはこうした話であれば理解できるが、あまり専門的になると理解出来ず、今回はとても良い講演会であった。 2025年度あたりに、日本経済の大きな山場があるのではないか。 そんな、予想もしていたが、余り当てにらないかも知れませんね? 日本経済と財政は、消費税増税と膨らむ支出抑制以外になく、更に、地方分権は進み、地方の知恵比べの時代になることは間違いなく、そうした方向性で考えて行かなければならない思いを強くした。 image そんな思いで、このスキー場は2025年はどうなっているだろうか?

うろこ雲とお月様

このところ連日秋田市出張が続いている。 帰途の途中、秋田道に乗ろうとして空を見上げると、うろこ雲が広がっていた。 この秋に初めて見たように思う。 雲も、ところによってれぞれの形が違うものです。 自然現象の変化は同じ県内であってもかなりの違いがあり、雨雲などは大体2時間ぐらいすると秋田市内の雨が東成瀬村にやってくるようだ。 朝夕の温度差も日増しに強まってきているし、この季節の移り変わりに体の変調をきたす方々もこの時期が多いようだ。 今日は中秋の名月、きっと素晴らしい名月が見られそうだが、夜には懇親会があり、月を愛でる状況ではないかと思い、昨夕に写真を撮った。 秋田市内のうろこ雲と東成瀬の上弦の月、フェースブックでは沖縄県石垣島の星空が石塚さんによって紹介されていた。 素晴らしい写真でした。 コメントでは、石垣島のそれよりも東成瀬村のほうがきれいであったとのこと! 嬉しいじゃありませんか! 皆さん東成瀬の星空を見においでください!  

平和の火リレー

第25回秋田県青年女性反核・平和の火リレー集会が役場前で行われた。 羽後町をスタートし湯沢市役所から東成瀬村での集会後、横手市に平和の火をリレーしながら、沿線住民に平和の尊さ、反核運動の重要性を訴えて、若い方々がその意気込みをしっかりと植え付けておりました。 25回目になる今年も、青年たちにその趣旨をしっかりと後世に引き継いでいただくように期待し激励をしたところでした。 折から、昨日は9月議会の開催日とあって、この集会に間に合うかどうか微妙な時間帯であったが、どうにか間に合い、ご挨拶できて良かった。 原発事故が世界的にも大きな話題となっておる中で、原子力の平和利用のあり方などについても、それぞれの考え方があって、議論のあるところであるが、平和利用のあり方については、徹底した安全性の確保がまず守られなければならないところであり、ましてや、」「核」の問題となると全くの論外である。 そうした視点でのこの運動は若い世代のみならず広く広げられていかなければならない課題であると考えている。 村議会では冒頭の挨拶で、村としての通年議会についての考え方を申し上げ、さらに議案のすべてを上程し、9日からの本格的な審議に望むことになりました。 一昨日から、なにやら蒸し暑く、雨模様で、関東地方では2日連続の竜巻被害が出たり、一方では雨による被害が出るなど、日本列島の気象がどこか変である。 地球温暖化が及ぼしている影響なのか、今後の気象には十分な対応が求められるように感じられてならない。 心配だなー。 この日は、小雨の中、村制施行125周年記念の「未来号Ⅱ」の封入が行われた。 どんな夢がかかれているのか、後世にしっかりと伝えてほしい。  

村制施行125周年

        image 1989年に村制施行100周年記念式典を行ってから今年は更に25年を経過し、この間多くの激しくも厳しい荒波をのりこえてきたことになる。 この世代に生きる村の方々と、来し方に思いを致し、新たな時代に向けて強い意志で村づくりをしていただくために、125周年記念式典を行った。 この式典に先立って、タイムカプセル「未来号Ⅱ」の埋設式がふるさと館前で行われた。 1989年に埋設した村民の夢や希望、思いのメッセージが入ったカプセルを2039年に開披する時に、125周年の今年も入れて同時に開披しようと考えて計画したものです。 村制施行100周年を記念して編成された成瀬仙人太鼓の初演奏局曲の演奏と東成瀬小中学校の児童生徒による「悠久の風にのせて」によっての力強い歌声が大地にしっかりと溶け込み、新たなタイムカプセルに夢と希望がしっかりと埋め込まれた。 2039年にはどんな形で、開披されるのか、ドキドキして来る。 その頃、村はどうなっているだろうか? 私は?あなたは?もしかして生きている?ヤメテヨ!と言われるかも! 逆らって?市町村合併しなかったという意見もあるが、決してそうではなく、しっかりと村民の意志を大事にした結果であることがどんな評価されるのか? 歴史として結果が示されていることでしょう。 この後、式典が行われ、作家の石川好さんによる、地域をどう発展させるのかと題しての講演があった。 具体的な提言も頂き、とにかく何でも活用しよう、ありきたりではなく、特異性を発揮し、発信ではなく、交流によって色々な意見、考えを取り込んで行くことによって、活路は開ける!と理解した。 そのためにはお手伝いをしていただけるとのこと! 大いにご協力いただこうと思う。