ノンセクション 慰霊祭を行う 2014年5月10日(土曜日) 爽風雲 先の大戦でお亡くなりになられた168柱の戦傷病没者の追悼式を行った。 数年前までは、忠魂碑のある屋外の公園で、ご遺族の方々と桜の満開の頃を狙って実施していたところでしたが、ご遺族も高齢化し屋外でのそうした行事も体力的にもむずかしくなり、室内で行うようになった。 屋外の行事をしていた頃は、山菜の最盛期をも狙っていたもので、それぞれのご遺族の方々が、新鮮な山菜のおひたしや煮付けなどたくさんのごちそうを重箱につめて持参し、皆さんでいただいたものでした。 その味たるやそれぞれのご家庭の味があり特別に美味しかった。それはご遺族が亡き夫、父親、ご兄弟、叔父に思いをはせて心を込めて作った最大のごちそうであり、それをごちそうになりながら、遠い昔のことを懐かしむように話してくださった数々を今でも思い起こすことがある。 それは、いつも鮮明であり、じっくりと話されることを、しっかりとお聞きすることはご遺族の方々に対しても、とても大切なことのように思えたものでした。 それがいつしか、そうした機会も薄れていくようになり、どこか寂しいような気もしないでもない。 これでいいのかと一瞬考えてしまうこともある。万事簡略化してしまってよいのだろうかと。 しかし、参加者も高齢化し年々少なくなってきていることも現実である。 それやこれやと考えるとき最愛のご家族を残して国に殉じた方々の英霊に感謝の気持ちを持ち続け、戦争の悲惨さを後世に残し続ける努力をすることは我々の現役世代のつとめであろうと思っている。 毎年恒例の行事でありながら、常にそうした思いを確認し合って不戦の誓いと戦争の愚挙を決して行わないという決意を示す意味からも大事な行事である。
ノンセクション 成瀬川に豪雪の影響 2014年5月8日(木曜日) 爽風雲 雪溶け水を満々たたえて流れる成瀬川にも今冬の豪雪の影響と思われる現象が見られるように感じている。 何も今年に限ったことではないとおっしゃられる方もおるかもしれませんが、私が感じる限りでは、流木が多くしかもその立木が根こそぎ流れてきて水かさが少なくなるとともに打ち上げられたままになっている状況が見られる。 よくもまーこんなに長い大木が流れるものだと思うくらいの大きさである。 昨年の春先にもあったと思うが、大きな淵の岩場に打ち上げられたままになっていたこともあったが、今年も村内のあちこちで見かけられる。 この処分は誰がいつやるのだろうか?河川管理者なのか誰なのか? 下流に下がって行っても頭首口なんかにそうした現象が見られる。 昔は、「川流れ木」と称して、その流木を見つけた最初の方々が自分の所有物としての印として石をのせておき、乾燥させてから、適当な大きさに切り、背負って自宅の冬分の薪に有効に活用していた。 今は全くそうした作業を見ることはなくなったが、その薪になる木は、結構熱量も高く珍重されていたし、専門にそうした薪を手間暇かけて集積し、商売にしておられた方もおったという話を聞いたこともある。 今流れてきている大木はほとんど杉が主体で、薪としてはどうなんでしょうか? それにしても、倒れて流れてきている杉の木の姿は実にするりとして、樹齢であれば相当(50年は優に過ぎていると思われる)なものであろうと思われるが、それを引き上げて利用するなどという方はおらないでしょうなー。
ノンセクション, 行政サービス 恥ずかしい話し 2014年5月3日(土曜日) 爽風雲 昨日報道された「Hp一時閲覧できず」の見出し、更にサブタイトルで「東成瀬村ドメイン更新忘れる」との記事が掲載された。 自宅でのパソコンが変だ!変だ!と思っていたがたまたま休み中だったので何か不都合が生じたのだろうぐらいに思っていた。 ところが休み明けに聞いたところ担当者を中心にしてその対策にあれこれ懸命に打ち合わせ中であった。 原因もほぼ判明していた。 役場内の業務は問題なく機能しているのであるが、外部の方々からのアクセスが出来ず、情報が見られず苦情の問い合わせが数件あるとのこと。新聞社にもそうした情報が寄せられていたようだ。 ドメインの更新時期が来る旨の英文通知を見逃してしまっていたのが原因であったようだ。 目覚ましいIT社会に対応するにはそれなりの専門知識を有する職員が必要であると感じていたが、なかなかそうした職員の確保は現実的には難しい状況である事も実態である。 ところで、私がブログ書き込みで異常を感じたのが29日で、30日に担当者に自宅パソコン、スマホではブログ書き込みができなかったことを話した。すぐにその対応をしてくれた。自宅パソコンは2日には復旧した。 原因はドメインの更新通知を見逃したことであるようであった。 村のホームページにアクセスしてくるのは1日あたり数千件もあるようで、そのすべてを管理するのはほとんど無理とのことですが、見逃してしまったことはそうしたことにもあるようです。 しかし、その更新手続きがなされなかったことは、ホームページ利用者にご迷惑かけたことになり、誠に申し訳ない気持ちで一杯です。すみませんでした。 今後そうしたことのないように対応策をしっかりととるべく対応することとしました。 それにしてもIT時代には、あってはならない恥ずかしいことでもあり、対応検討会で厳しく対応を指示したところです。
ノンセクション, 地域興し, 私事 美味しい農家レストラン 2014年4月30日(水曜日) 爽風雲 昨日4月29日は「昭和の日」、私が知っている限りでは、天皇誕生日、みどりの日から「昭和の日」になった。その前は私はよくわからないが「天長節」とかと呼んでいたようだが、記憶にない。 記念日の祝祭日の名称がこんなに変遷するのはあるものであろうかと、素朴な疑問を感じた。珍しいことでないだろうか? そんな一日、わずかな時間が空いたので、息子たちが孫のうちの一人を残して出かけたし、その孫も宿題があるとか何とか言って出かけなかったことから、お昼を食べに横手市大雄の農家レストラン「R」に行きたいと言い出し、久しぶりに出かけた。 ここは、手頃な値段でのランチがあり、すごく美味しいし、ボリュームも私にとっては適量で気に入っている。 もちろん味付けもよいし、中心の肉は鶏肉主体であるのも好みである。 お客さんも結構多く休日は予約客も多く、多少の待ち時間は覚悟しなければならない。 調度品もこっているし、食材自体もかなり凝っているようだ。 客層もどちらかというと若い女性グループが昨日は多かったが、私の年代はあまり見かけないが体には優しいメニューが多いように感じている。 農家レストランらしく横手盆地のど真ん中といった感じである。 こうした洒落た農家レストランはこれからは好まれるのではないかと感じているものの一人であり、我が村でも、特徴的な料理にこだわっての農家レストランあるいは「我が家のレストラン」「我が家のお昼ご飯」でもよいと思うが、どのような切り込み方があるのだろうか? いつか話題にして見たいものである。
ノンセクション 外交の奥深さ 2014年4月24日(木曜日) 爽風雲 昨日オバマ大統領が国賓として来日した。 ところが、国賓として来られる場合はほとんどご婦人も同行されるのが外交上一般的なのに、今回はお子様の学業をみる必要があって同行できないとのこと。 これには、先のサミットの際にも、オバマ大統領夫人はそれには同行せず、中国を1週間の日程で訪問しており、ホワイトハウスのスタッフのうちのトップが同行して、中国との親善外交に深く関わっていたことがわかっているそうで、ここいらあたりにも同行しない理由がありそうだとのことと同時に、アメリカの調査機関の1970年から2010年の調査報告によると、アメリカを中国が抜くかどうかの調査項目で、欧州、米国、日本、中国など主要国では、日本以外は全て中国が抜くという結果になったそうです。 一方経済の中心指標である工業生産高では、同じ調査で2010年には中国がついに、米国を抜いてトップに躍り出た事実が結果として報告されているそうで、そうした事実が、マスコミも政府も全く報道しない。 そうしたことから、民主国家と独裁国家などの違いはあるかもしれないが、そうした事実にもとづいて、米国は日本重視から中国重視の方向にあるのが今回のミシェル夫人の同行がない理由の一つではないかとの解説であった。 いずれ、我々の知り得ない多くの情報があり、それが外交上大きな課題としてあることがあるであろうとは容易に想像できるものの、現実にその情報を知らないままで、ノホホンとしている国民はこれでいいのかと考えさせられた講演会であった。