カテゴリー別アーカイブ: ノンセクション

会長に再任

image image (社員総会の模様) image 昨日は、午後から二つの会議があった。 秋田県森と水の協会(会長・津谷永行北秋田市長)の総会が開かれ出席した。 森林施業全般、林道開設・維持補修、作業道開設、森林施業技術、作業など森林事業全般の普及のための事業を推進するための社団法人で、新制度移行から3年目、事業も軌道に乗ってきた。 昨日は その総会で、優良事業、工事、功労団体、功労者表彰などが行われ、総会も原案がすべて可決された。 この後、秋田県町村会の平成27年度理事会(12町村長が理事)を開催。 今回は、任期満了による役員改選が行われ、会長、副会長(2名)が再任された。私も今年前会長の急逝により急きょ会長に選任されていたが、このたびも引き続き2年間会長の任に就くことになった。大役でありますし、大変任が重いのですが町村長さん方のご指導をいただきつつご意見をよく伺いながら、意見集約に努め、秋田県町村会の活動方針を決定し、地方6団体のうちの一団体の役割を果たしたいと考えております。 地方創生、人口減少社会、選挙制度改正、国民健康保険制度改正など多くの課題を抱えている難しい地方行財政での環境の中で、大変ではありますが何とか頑張りたいと考えているところです。

転機を迎える日赤運動

(連日30度近い気温から今日は13度!裏山の緑も鮮やかだが、寒いくらい) (この花なんだろう?自分で買ってきたのだが・・・・・) (評議員会) image (我が家ではストーブに火を入れてしまった) 日本赤十字社秋田県支部(支部長・佐竹秋田県知事)の活動は歴史もあり、秋田県内それぞれの地区において支部、分区活動を通じて、活動の資金である「社資」募集、災害救援、義援金募集、研修、防災活動と研修、救護活動と研修、防災ボランテア登録、赤十字奉仕団活動などを展開している。 さらに、献血事業、日赤病院の経営、乳児院の運営、健康管理センターなど幅広い分野での地域貢献をしていただいている。 ところが、活動の原資になる「社資」つまり、人口減少などにもよりましょうが、年々減少してきており、その要因として「社資」という呼び方がなかなか理解されていないのではないかとの議論が本部の「社員制度の見直し」でなされており、平成29年4月からは、協力会員(会費・500円以上)と会員(会費・2,000円以上)として定款の改正を含めて移行検討されるようです。 しかし、この問題は、募金活動や義援金などなかなかその趣旨に賛同される状況が希薄になってきており、都市部を中心にその傾向がますます強くなってきているのに起因しているのではないだろうかとも思われる。 我々のところでも、そうした課題はあるにはありますが、それぞれの地区の役員さんたちが、協力をして下さり、個別募金の形で予定している会費を集めてもらっているところですが、都市部では苦労されているようです。 つまりは、そうした社資とかといった呼び方の問題ではなく根本的な問題であるような気がしてなりません。 病院事業も、入院患者が減少する傾向(受診控えが入院減の要因)にあり秋田市内での四つの主要病院も同じような傾向であるほか、逆に外来患者が増加し中でも新規患者数が多くなってきている状況であるとのことです。 近年秋田県で導入した「ドクターヘリ」については490件を超える派遣要請があり、その大半が日赤に搬入されているようで、その効果は大きいようです。 日赤の周産期医療の技術、対応は秋田県内はもちろん全国的にも注目されているようであり、日赤秋田病院の発足の原点はここにもあるようでありながら、県内では亡くなるケースも多くあることは残念であるとのことが副支部長の挨拶でありました。 折角の出産を、こうした充実した病院で受けれるように多いに理解していただきたいものです。 理解度がまだまだといった感じで残念でなりません。    

60周年記念の井川町

南秋田郡の井川町で60周年記念式典が行われ、町村会にご案内があったので出席した。 早めに到着したので、井川町の前町長・齋藤正寧氏が精魂傾けて作った桜を中心にした公園「国花苑」を散策。 齋藤さんを懐かしみ、在りし日の思い出にふけりながら、沼を撫でくる薫風が気持ちよく、街づくりの壮大さにも感慨を新たにした。 式典は、功労者表彰5名の後、今年2月にご就任された34歳という若い齋藤町長さんの式辞のあと3名の祝辞、記念講演の講師に読売新聞特別編集員・橋本五郎さんによる「地方創生で真に求められるもの」と題して約1時間30分の講演があった。 前半は政治情勢と政治の歴史、動きなどの後、自らの家庭環境、81歳で亡くなった母親の苦労、子育て、などが講演の内容でした。 終わって、質問の時間には一般からはなかったが、中学生から4人の質問があった。 質問内容は、地方の定義、今中学生がなすべきこと、ポツダム宣言に対する対応、などといった非常に難しい質問もあった。 こうした質問に対する答え方、考え方が実に幅広く、いろんな視点で考えるように話しておられたのが印象深かった。 この日の式典には、隣の席の議長さんによると500名ぐらいであるとのことで、嬉しそうであった。 今後のご発展をご祈念する祝辞を述べさせてまらった。 おめでとうございました。

チャレンジデーは勝利

image image image image image image 一昨日のチャレンジデーは、皆さんのご協力で参加率95・1%になり見事に沖縄県東村の65・9%を大差で勝利した。 皆さんのご協力に感謝します。 昨日は、職員の退職手当制度を運営している組合の東北北海道ブロックの総会で宮城県栗原市に出張した。 会場は、くりこま高原駅に隣接する「エポカ21」というホテルで、凄い見晴らしの良い、栗原市自慢の施設で、平成元年建設てありながら、とても手入れが行き届いており、感じの良い施設でしたほか、職員も洗練した対応がすばらしかった。 エポカとはイタリア語で、「新しい」と言う 意味で新たな21世紀ということだそうです。 展望レストランでのコーヒータイムは心の和むものでした。 泊まりは、ここから約1時間の花山温泉温湯山荘で、何回か来たことのある温泉地でしたが、泊まったことはなかった。 須川温泉から30分ぐらいの場所でとても静かな温泉で、ph7・7の弱アルカリ食塩温泉とのことで疲れも取れる良い温泉でした。 夕方は、築館中学校1年生8名による城生野神楽を見せていただきました。 栗原市は10市町村が合併し面積は800平方キロを越える市で、現在の市長さんは宝塚市出身で3期目、先頃行ったアンケートで住み良い町、住んで良かった町で60%を越えたことに感謝していると挨拶をしてくれました。凄いことです。 それは大きな自信となることでしょうし、まちづくりにも気合いが入ることでしょう。 我が村とも、栗駒山を取り巻く4市村で連携して観光などの振興に取り組んでおりこれからも宜しくお願いします。 さて、今日はこれから秋田市での会議に出掛けることにします。

源流を考える

image (源流研究所・中村文明所長ご夫妻) image image (挨拶する堀井副知事) image (参加者も女性が多い、当然) image (会議にビデオメッセージを贈って下さった板東消費者庁長官) 男女雇用機会均等法など女性の活動の場が社会的には、比較的差別化あるいは無理解であるとして、そうした法律も制定されてきた。 行政機関はもとより民間においてもその対策には懸命に取り組んできたものの、今回はそれを更に理解を深めみんかんなどのあらゆる 機関、組織が挙げて取り組むようにと、第一回あきた女性の活躍推進会議(会長・堀井副知事)が設立された。 会議では、要綱の制定、今後の推進方法などを決定し、大会スローガンを全員で読み上げたところでした。 よく考えてみると、こうした取り組みはすでに我々も取り組んでおり、村内でもいろんなところで女性は非常に活発に活動しており、これからもよりいっそう努力したいし、女性自身も積極的であってほしいものである。 秋田から帰庁すると、「日本源流研究所(山梨県小菅村)所長・中村文明氏」が今年からわが村もこの源流の会に加入したことにより、現地を見てみたいとして、ご夫妻でおいでになってくださいました。 印象は〜源流が明るく綺麗で ある〜としての印象を話しておられ、研究所設立以来約10年、全国でまだ11団体しか参加しておらないが、源流の持つ役割、流域に及ぼす影響の重要性、歴史、等など源流基本法の制定などを目指してこの組織を充実させる方向性を熱く話し合いました。 私自身も、成瀬ダムの水源地の村としてその源流にある我が村のたち位置、役割、水源地の果すこれからの考え方、流域団体や住民が一体となって、水が黙っていて無限にあるものとする考え方ではなく、守り育てていくべきものであるとする共通認識を共同しあわなければならないものと考えてきており、この考え方と、源流の会は同じものであり、賛同して参加したものです。 源流研究所のある山梨県の凡そ1800mの山から生まれた一滴が、大都市の東京湾に流れ注ぎ、都市住民生活を支えてくれている壮大なドラマとも言える、水の意義を深く考えることも大事なことであり、この運動に積極的に関わっていきたいと考えているところです。