カテゴリー別アーカイブ: ノンセクション

秋田の里地里山50

image image 中山間地の農地が急速に管理が難しくなり、荒廃していっているのが現実である中にあって、住民が集落を挙げて保全活動に熱心に取り組んでいる秋田県内の14地域を「守りたい秋田の里地里山50」に始めて認定した。 山間地の農村地域として次世代に引き継ぐようにしようとするもので、とてもよい考え方であると思っている。特に私たちの村は、日本で最も美しい村連合の加盟団体としていち早く、日本の元風景を維持しつつ後世に残す大事な資産としてもその、活動に積極的に取り組んでいることから、そのサイドからも、こうした動きを紹介していきたい。 いよいよ世の中そうした視点から農村を視ようとする考え方になって来ているようにも感じられてならない。よい動きであると感じてもいる。 今回の秋田県の動きと共に、国土交通省東北整備局長の前職が観光庁課長であられたようで、先日お話をする機会があり、日本で最も美しい村連合のことについても知っておられ、どうして国が関わらないのかなーと不思議がっておられた。 そろそろそちらサイドからも何らかの動きがあるかもしれません。 いずれ、農村と里山 はこれからの大きな資源となっていくと思われるし 、ただ漫然と待つのではなく積極的な動きも必要となってくるものと感じている。

安倍政権のゆくえ

image (講演する御厨貴氏) image (挨拶する土屋総務副大臣、栗駒山にも登ったことも話しておられました。) 昨日全国町村会で、各県の会長、副会長会議があり講師に東京大学名誉教授の御厨貴氏の「安倍政権のゆくえ」と題しての講演を聞いた。 時、正しく政権の中枢である甘利大臣の政治資金をめぐり、その記者会見が注目されていたところでした。 講演では、その点については全く触れず最後に「甘利大臣についてはどうなるかわかりません」との話で、講演が終わってから記者会見の最後に辞意表明となった。 数々の実績をあげた大臣にとってはどれだけ悔しかっただろうか、それにしても大臣室で授受があったことは事実であったことでもあり、秘書が今後どれだけの行動があったのかまだまだ不明なことが多すぎるようです。 実は、一昨日、永田町界隈で、著名な政治評論家の話として、「甘利大臣は辞める、4日のTPP署名に出席して5日辞任」と確信的な情報に接しており、、「誰から聞いたの」とただしたらその評論家の話とわかったところでした。それが見事に外れてしまった。 分からないものですね。 ところで安倍政権のこの3年間は国際的には間違いなく高い評価を受けている。 その要因は、官僚を見事に使いきって政策を次々と実現している。官僚も仕事がしたくてしようがない。しかし、その政権が継続するかしないかをよく見極めており、これまでのようにくるくる目まぐるしく変わるようであっては、せっかくの政策提言を提案しようにも無駄になっては何にもならない、従って一定の審議時間をとってしっかりと法案になってはじめて、官僚の描いた政策が実現することになる。次の政策提言につながっていく。 国内的にも官僚ともしっくりいっている。 では、政権は盤石かと言うとそうでもない。 交代する人材がいるのか?いない! 次の世代が育っていない。しかも、新人を内閣に登用しようにもそのような人材がおらない、今の与党はこれまでの人的資源を活用してしのいでいるのが現実である。 政治と宗教については、どこの国であっても宗教政党は素朴な平和主義政党であり、安保法制は政府とこれら政党は明らかに 理解度が違う。自民党は、幹部は安保法制を熟知しているが、ほかはほとんど理解していない。宗教政党はそこいらへんは全てが熟知している。 しばらくこの政権は続くであろうし。後世に残る政治家であることは間違いがない。

「ためしてガッテン」の話

DSC_2873[1]DSC_2867[1] 視聴率がNHK総合テレビの中でも高い「ためしガッテン」の元専任デレクターであった、北折一氏の講演を秋田魁新報政経懇話会(県南会場)で聴く機会があった。 題して、「ガッテン流!生活常識、大逆転のススメ~働く人を病気にさせない経営術&インチキダイエットの見破り方~」であった。 前段では、ためしてガッテンの番組制作には一本約12週間のペースで作り、そのためには午前10時の出勤から夜中の3時4時までが通常であったそうで、その間に夜食を食べたりして自らも肥満体になったが、やせることについての研究もした。その肥満対策としては、「ガッテン流・伝え方。肥満対策をどう伝えてきたか。」 急激にはダイエットはできないし、大事なことは「ついつい」やること、むやみに説明ばかりをして「わかりやすさ」を目指してはだめで、わかりたくなるようにすることが大事である。 「ゆっくり」と落とすしかないとのことであった。 やはりNHK出身のIさんのように「いい質問ですねー」と質問をさせて、それに説明を加えていくようなやり方では視聴率が落ちていくことが現実であった。「わかりやすさ」よりも「わかりたくなる」ようにしなければならないと、ずばりと指摘していました。 メタボの基準も85cmももう見直しされるようになってきた。 この懇話会の出席者は企業の経営者が多いことから、働く人を病気にさせないことが、いかに経営上重要であるかと言った観点から、喫煙の問題についても話が及んだ。 よく言われる喫煙者の死亡割合が高いのは自己責任であるが、受動喫煙が1.7倍にもなり、しかも喫煙が終わって自席でも吐く息から20~40分は悪影響があるとのことには驚いた。 ちなみに、星野リゾートでは喫煙者の職員採用はしないとのことで、喫煙室はもちろん、そうした対策に掛ける経費はお客さんに掛けるとのことであった。 最後にダイエットのためには、「計るだけダイエット」、コツのコツが紹介された。朝晩測定しゆっくりと食べる時には食べて、そこで脳の中枢機能にしっかりと覚え込ませて、ゆっくりと取り組むことによってダイエットは成功する。自ら実践したことを学問的にも証明されているとのことであった。 イスラム国事件から学んだ「自己責任」が、たばこの喫煙にも当てはまる!

痛ましい事故

image (穏やかな一日でした。今日の方が雪下ろしがよかったなー!) 一昨日に発生したスキーツアーのバス事故は衝撃的であった。大学生を中心にしたスキーツアーを楽しみにしていた若者世代が一瞬にして大勢の命を失うと言う事故には言葉も失しなった。 その原因は、ツアーを計画した旅行企画会社と運行を請け負った会社のいずれにも大きな瑕疵責任があるようだ。 我々が旅行するときもバスを利用しての移動は年に何回かある、しかし、夜間の移動などはあまりないが、今回のように経費を安くあげて楽しむためには、今回のような無理な日程、料金設定など、かなり競争も激しいようで、いきおいダンピングに繋がっているのであろう。 時折耳にするのが、驚くほどの料金で観光バスなどを頼んでいる実態をみ耳にすることもある。 その要因には、法律改正によってかなり、民間参入がしやすくなり、値引き合戦に繋がっているとのことであるようだ。 しかも、その皺寄せがドライバーの確保にもか課題あるようであり、我々の周囲にもそうした危険性は常にあることにもなろう。 規制緩和も良し悪しなのかも知れません。 少なくとも、そうしたことを計画の段階からしっかりとした計画をたてていかなければならないことになる。 今日も、観光バスによる買い物ツアーに我が家からも仙台方面に出かけた。 何でも途中で、高速で自動車火災事故があり一般道路を走っているので少し帰宅が遅くなるとのこと。 昨日はスキーと雪下ろしで少し頑張りすぎたのか少し疲れぎみだ。

高規格道路要望

image (雪の秋田空港) image (当然ながら羽田空港国際線ターミナルは雪なし) 今日は東京出張。年末まではかなり頻繁に出張が重なり、忙しかったが、新年になっては久し振りである。 冬の出張は、交通機関を選ぶのに悩む。 冬の出張は航空便は天候にも左右され欠航もあるからで、今日は大丈夫なようだ。 最終便にのり秋田空港の上空で天候回復を待つこと約1時間、結局羽田空港に戻るはめになり、それからホテルを取るのにおお難儀した覚えもあり、かなり慎重にならざるを得ない。 余裕をもってひとつ前の便等を予約すればいいのだがなかなかそうもいかない。 今日は乗り合わせた飛行機のなかで、由利本荘市の議会議員の会派研修で静岡に出張に出掛ける議員さんと合併の話やら交付税制の算定替え、地方自治の本旨、旧町村単位の課題、集落、出生者数等の話をじっくり聞かせてもらった。 出生者は大体1000人に5名の割合であり、これを由利本荘市では切るような状況であるかとや、大事業であるアリーナ建設にも及んだ。 悩みは結構あるようでした。 合併の是非はこれから10年後に考えたいとのことや、目が届く地方自治が大事であるとのことや、市が何をやってくれるかでなく住民が自主的にやろうとするかっての組織力の必要性を強調されてもいた。 納得でした。