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要望活動

image image 議会の総務委員会と合同の要望活動を23*24日と2日間に渡り実施した。 今回は地方交付税率の引き上げと過疎債のソフト事業の制限枠の柔軟化、NHKラジオ放送第一の難聴地域解消要望を、総務省に、成瀬ダムの本体着工に向けての予算化要望を国土交通省にそれぞれ要望した。 もちろん、国会議員の先生方にもしっかりとその趣旨を含めてそれぞれの事務所に直接訪問してお願いをした。 ちょうど、国会では参議院の予算委員会が開かれており、ほとんどの先生方が議員会館におられたり、勉強会から駆けつけてくれて、お会いできた。 こんな事も珍しいことです。 要望事項で、ラジオ放送の難聴地域については、今時そんな地域があるのか?といった驚きをもった議員さんが多いことに、逆に我々がこんな事では今まで何をしていたんだろうと、反省せざるを得ないようにさえ感じたところでした。 国土交通省ではダム担当の局長さんが事務方のNo.2の技監になられており、玉川ダム所長の経験もあり、理解も深く、しっかりとお願いができた。 勿論、局長、次長、課長さん方にもお会いできた。 総務省では、急なお願いにもかかわらず、岡崎事務次官にも面会できた。 次官は秋田県庁勤務の経験もあり、何とか議会と一緒の要望活動であることから、特にお願いをして時間をとって頂き、それがかないありがたかった。 ラジオ放送の難聴地域のことについてもしっかり把握しておられたし、過疎債のソフト事業についても、起債の本来的目的をご指導頂きながらも、具体的に相談するようにとのお話をうかがったしだいでした。 とにかく、内容の濃い要望活動で活動を終えて官庁をでた時は夕暮れもすぎて、外は暗くなってしまっていた。 帰りを急ぐ官庁職員に混じって我々も今晩の宿に向かった。

須川の紅葉

晴れ渡った昨日、朝から車が列をなして車が上って行く。 行き先は、キノコ採りもあるでしょうがほとんどが、須川の紅葉見物であろう。 10時過ぎに、孫を載せて子守がてら須川に向かってやおら出しかけた。 相当混んでいるだろうと思って、渋滞が始まったら途中で引き返す覚悟で出かけた。 今年の紅葉は、本格的な冷え込みが少ないせいか、今一つきっりっとしない。 途中の景色も物足りない。 国道342号線を走っていても、ポイントポイントの景色は見るべきものがあるのであるが、どうもいけません。 谷地橋のビューポイントからの眺め、夢仙人トンネルを抜けた渓谷美、さらに上って、仙人水付近で少しずつ車の動きが遅くなってきた、まだ行けると思い上っていき、野鳥の森入り口付近と栗駒山荘が望める地点になると、車が止まってしまった。 ここであきらめて、車をUターンし、写真を撮り帰りに向かうことにした。 いつもきれいな栗駒仙人水付近では鳥海山がきれいに見えた。 この分だと数日で天気が崩れてきそうだ。 やはり、台風の影響が出てきつつあるのかな。 この交通渋滞はどうしようもありませんなー。 抜本的な道路の整備と臨時に使える路側帯の駐車スペースの活用の整備ができないか検討していただきたいと思うがどうだろうか。 あるいは、駐車場の整備を関係者が抜本的に許可してくれるかどうかだろう。 自然保護の観点からするとかなり厳しいいであろうとも考えるが困った課題である。  

交通災害共済研修

image image 秋田県総合事務組合が行っている交通災害共済事業の研修視察地に、全国でも順調に事業が運営されている愛媛県組合を選び審査委員の方々と共に研修した。 加入者の減少、災害認定に当たっての複雑化、加入団体の脱退、民間保険会社の進出など抱える課題は互いに大きかったものの、大いに参考になった。 これからの事業に役立つものと考えている。 台風24号の影響をもろに受けて、移動には事務局もかなり苦労したようであった。 今朝の台風予報では、進路の真っ只中に秋田県地方があり、そちらのほうも心配でならない。 何とか進路がずれるかしてほしいと願うばかりである。 瀬戸内海も台風予報の影響で曇っており、フェリーもゆれている。

熱い思いは強く

道路アクセスの整備を求めて結成されている道路整備同盟会はたくさんある。 そんな同盟会の大半は、公的な同盟会が中心であり、民間が主導しての同盟会は極めて珍しい。 その一つに、県道、横手・東成瀬線の整備促進期成同盟会の総会が開かれた。 もともと、旧横手市十文字町から岩手県一関市に通じる国道342号線であったが、国道397号線が同じく十文字から水沢市に通じる路線と一部重複し、この両路線整備の優先整備のためを考慮して路線を変更せざるを得なくなり、横手市山内村を通る路線を、県道横手東成瀬線としたことにより、その沿線住民である横手市山内村三又地区と東成瀬村岩川地区の住民が立ち上がり、その整備促進に同盟会を自主的に立ち上げた。 これに、横手市と東成瀬村が参加しこの同盟会が結成された。 これが昭和55年代で、この整備に部分改良ながら少しずつ地域住民の要望にこたえる形で、秋田県による整備が進んだ。 しかし、同盟会の最終目的は通年通行であり、現路線は標高、除雪対策、維持管理などの面から極めて厳しい環境にある。 そのために調査が必要ということで、厳冬期を含め4回にわたり秋田県、横手市、東成瀬村の職員による冬季の現地調査が実施された。 片道4時間以上もかけての腰までの雪をかき分けてラッセルをしての調査は厳しかったのであるが、問題点がわかり、路線変更を含めて今後具体的な対応策が見えてきたような感じがしている。 部分改良を含め、今後の具体的な方向を県議会の方々とのご指導をいただきながら進めてまいりたいと考えている。 総会後の交流会でもそうしたことを含めて活発な話題が提起され、盛り上がった総会となった。 岩井川、三又地区は古くから交流があり、お寺さんの檀家など結びつきの強い地区で、この同盟会の絆は切れることなく続くであろうし、同盟会も通年通行の目的完遂までは途切れることはないであろうと思われる。 そんな思いのする同盟会の総会であった。  

国道397号線の総会

国道397号整備促進期成同盟会(会長・奥州市長 小沢昌記)の総会が奥州市で開催され出席した。 決算予算などすべて原案通り可決承認されたが、私からは、事業計画として、秋田県側の道路整備状況からいえば、国道13号線のミッシングリンクの解消にある程度めどがつきつつあるのではないかと思われるところから、次なる県境越えの道路整備の必要性からすると、397号線も単に冬期通行の解除規制を早めるための整備促進から一歩進めて、トンネル化など、より具体的な整備手法を含め、国直轄による代行道路整備などを要望するための調査事業などを具体的にしていくように求めたところでした。 次年度以降の同盟会としての事業に組み込んで具体的に行動するようにしていただきたいことを申し入れ、会長から事務局に検討が指示されたところでした。 この総会の往復を397号を走った訳ですが、途中、胆沢ダム見ながらこの秋には完全完成するダムの上流猿岩を回りこみ一関市に通じるスーパー林道でしょうか、そこにかかる橋の上から見る胆沢ダムの遠景を見た。 橋のたもとには「弘法の枕石」があり、秋になると紅葉がきれいだろうと思われる景観を見、早く須川に通じる回遊ルートが舗装完成してくれればよいものだと感じたところでした。 やはり観光は道路が整備されてこそその効果が発揮されるものと思う。