カテゴリー別アーカイブ: 防災・消防

にわかに秋色の気配

猛暑が続き、これに引き続き台風の発生と観測史上例を見ないという豪雨被害が続出、日本列島は大変な事態となっている。 そんな自然環境の中、村における自然災害の被害はあるにはあるが、人的、あるいは生活環境に大きな影響を及ぼすような状態ではない。 農作物の生育状況も順調であるようで、このまま無事に出来秋を迎えてくれるように期待しているところである。 ところで、天気予報などではかなりの確度で台風や大雨などが村に接近する予報となっていることが多く、かなり緊張してその対応をしている。 これまでのところ、幸いうまい具合にそうした気象にはならず避けてくれてほっとしているところです。 これはどんな気象状況でそんな状況になっているのか検証する必要を感じて、これから具体的に検討して参りたいと思っている。間違いなく奥羽山脈の影響はあるとは思うのですが、科学的な根拠がなく関係機関にご相談申し上げご教示していただきたいと思っているところです。 それはそれとして、先般のような想像を絶する時間雨量となると我が村でも考えられないような事態になることも予測されることから、具体的なハザードマップ策定など考えられるような調査検討に大至急取り組みたいと考えているところです。

総合防災訓練

湯沢市・雄勝郡の総合防災訓練が羽後町で行われた。 毎年持ち回りで、旧町村単位で開催されているもので、来年はわが村の予定であることから私もしばらくぶりでその実際を確認した、く参加した。 残念なことに災害地に防災ヘリコプターやドクターヘリが派遣されておりその訓練の模様は見ることができなかったが、だい5番目までの災害想定を予測した訓練であった。 地震と火災からの怪我人の救助を想定した内容であった。 情報収集に当たっての今後参考にすべきは、電話での受信内容を各班で復唱して他の班でも情報を共有するようにしたらどうだろうか。 いずれ、実際は相当混乱しているなかでの対応であり、何と言っても習熟することが大事であることを確認した。

秋田県の医療・介護総合確保事業

DSC_1415[1](示された秋田県計画)

DSC_1416[1](台風一過の青空)

全国的には「地域包括ケアシステム」が提唱されて久しいが、秋田県でも最近は法律に基づく「地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律」が平成26年に制定され、これに基づく「秋田県医療介護総合確保事業」が策定されることになり、その審議のための計画策定委員会が開催され出席した。

一昨日は、地方創生対策の委員会が開催されたし、昨日はこの委員会と矢継ぎ早に開催されている。

まもなく県議会も開催されることからこれに提案する必要性もあり、こうした会議が開催されているのでしょう。

地域の福祉・医療の確保対策は喫緊の課題であり、その必要性は必然性があり、それぞれが独自の対策であっては成らないわけで、全国的にはすでに広島県をはじめ多くの自治体が積極的に取り組んでおるところです。

国民の健康の保持及び福祉の増進に係わる多様なサービスへの需要が増大している。従って、地域の創意工夫を生かしつつ質の高い医療提供体制と介護の総合的な確保を目指す地域包括ケアシステムを構築することを目的としているものです。

しかしながら秋田県においては、まだまだこの地域包括ケアシステムの認知度は低く、しかも医師の偏在が秋田市に集中する顕著もあり、看護、介護人材の確保も厳しい現状に秋田県としてもこの計画策定にはかなりの厳しさがうかがえた。

台風10号については随分と心配したが、大きな被害もなく今朝は台風一過の青空ものぞく天気となりほっとしているが、9・11に続く今回の台風被害のあった岩手県、さらには先般の豪雨被害のあった北海道の各自治体の被災地には心からお見舞いを申し上げたい。

当事者としてどれだけ頑張っても防ぎきれない災害のあることを目の当たりにした思いでした。

台風にくぎ付け

(昨日は終日台風情報の確認、外に出ることなく情報収集、昨日の雨の模様) (今朝の東の空) (今朝の西の空、スッキリした台風一過とは言い難い)

迷走何て言うものではない台風10号には参ってしまった。 全県消防大会も中止で、当然全ての公的日程は全て中止となり終日在庁した。 テレビとスマホでの情報収集でやきもきしていた。 警戒部を11時30分に設置し、職員、消防団などと、各集落に被害防止の予防と異常の際の連絡の徹底、調査、巡回などをしていただいた。 昨夜の9時過ぎには警戒部も解除、大きな被害もなくポットしている。 北海道十勝地方、岩手県宮古などでは、大きな被害もあり、これからも心配されることも多いようだ。 お見舞い申し上げたい。

台風7号の雨

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(向かって左側が合居川で右側が成瀬川の本流で濁りも多い)

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(水かさの少なかった成瀬川も久しぶりに激しい音を立てて流れています)

今年は台風の少ない年らしい。一昨日あたりから台風7号が日本列島に近づくと同時に雨が降り出し、各地で記録的な豪雨を記録しているようだ。

我が村も一時警報が出るなどその対応をしっかりと取ったところでしたが、幸いにも被害の出るような状況ではなかったようで安心している。

しかし、羽後町西馬音内の盆踊りなどはどれだけ心配したか想像するだけでも屋外行事の難しさをつくづく感じてしまう。

でも、無事に本番が開催できたようですし今日明日も大丈夫でしょう。

逆に農家にとってはありがたい雨となった地域もあるようで、我が村の農家ではよい雨であったとほっとしているようでもあるようだ。

畑作農家は恵みの雨となったようだ。

一方、成瀬川の本流と支流である合居川の合流点では明らかにどちらに多く雨が降ったかすぐに分かるくらいの濁りようである。

宮城・岩手県境に発する成瀬川の本流が明らかに雨量が多かったようであり、岩手県境からの合居川は少なかったようである。

実りの秋に向かって季節は着実に進んでいることは朝夕の気温と風によって確実に肌に感じられるこの頃です。