カテゴリー別アーカイブ: 防災・消防

なかよしはっぴょうかい

なるせ保育園の「なかよしはっぴょうかい」がたくさんのお客さんを迎えて、にぎやかにものすごい暖かな雰囲気の中で開かれた。 今年も、ひとりの園児に一体何人の参観者であっただろうか。 会場の「ゆるるん」椅子席230とステージから椅子席までの間にもゴザを敷きそれも満員、おそらく最大のイベントではないかとも思われるような状況でした。 とにかくかわいい、参観者の表情は崩れっぱなし、なにもかも忘れての心温まる会でした。 いつも思うんですが、ゼロ歳児から5歳児まで、いろんな演技をよくもまー上手に教えることができるものです。感心してしまいます。 最後の方のダンス「花は咲く」など大震災の復興ソングとしていまなお歌われ親しまれている演技などは、つい涙ぐんでしまうような演出でした。 懸命に表情豊かに演技する子供たちを見ていると、この子たちの将来をしっかりとした環境で育てるようにしなければならいという思いでいっぱいでした。 午後からは、消防団の幹部会があり消防団活動の計画の確認と、幹部人事の辞令交付などがあった。 災害時対応などの情報確認と迅速性、共有などお願いしたところでした。

雪下ろし事故防止

image "i</p 今年もすでに大雪ではないかという予報もちらほら出てきている。 村では、社会福祉協議会が中心になって一人暮らし老人家庭、老人夫婦など要援護者対象に雪下ろしや排雪などのお手伝いをさせてもらって久しい。 その制度はしっかりと定着化し、50人近い方々がボランティアとして登録してくださり、対象家庭100位にきめ細やかに対応してもらい、大変喜ばれ、安心して冬を過ごし、越してもらっている。 ところが、最近、一般家庭での雪下ろし事故が発生しその安全対策が大きな社会問題ともなっている。 命綱を着ける、ヘルメット着用、複数以上での作業などが求められてくるようになった。 安全対策上からはそれは、必要であるし、守られるべきことでしょう。 ところが、現実問題としては対象家庭の住宅の状況、積雪状態など作業中にそれらを総て網羅するとすれば、なかなか難しいことも現実問題としてあるのも事実であると思う。 そこは、現実に作業に当たる方々の判断に任せるしかないのではないかとも考えられる。 だからと言って安全対策はどうでもよいと言うことでない。 最低守るべき対策はとっての作業にしてもらうため、今年からは、そうした注意点を広域消防分署長と担当などにお願いしての講習会を開いた。その前段でこの事業のあらましを説明し、理解をもとめた。 何といっても、万が一にも落ちた場合の地面の状況確認、落ちた場合連絡がつくように複数以上の方による作業が最も大事であるのではないだろうか。 これでかなり取り返しのつかない事故は防げるだろうと考えられる。 こうした、具体的な対策を現場では取っているときに、国県では、大震災対策の事業としてでしょうが、緊急雇用対策も含めて、270万円を限度として、大震災以降の離職者を対象に雪対策コーディネータ設置事業があるが、なかなか活用がなく、その説明に来てくれた。 ところが、具体的にお聞きすると、その趣旨に合わせる事業とするにはかなりハードルが高く、どこの省庁が担当かは分かりませんが、ほとんど使えない制度あるように感じた。 だから、こうして丁寧に回って理解してもらっているのでしょうが、それでも手を挙げる団体がなく苦慮しているようでした。 そりゃそうでしょう、雪国の実態を理解しての制度なのかどうなのか頭を傾げる内容ですから、県の担当も大変です。 こうした、事業、現実無視の内容がどれだけあるだろうかと思うし、恐らく各省庁を見回すと活用されない制度がゴマンとあるのではないだろうか?それが、拡大解釈され、会計検査院から指摘されることになるのでしょう。 だから、もっと地方の声を聞き、現実に則した制度とすべきなんです。 雪対策として、緊急雇用であればより効果のある事業となり、大震災以降でも活用ができるし、効果もあろうと思うんですが。 とにかく、そうした無駄とは言わないが、かつようできない、現実離れした制度が余りに多すぎる。

治水砂防大会と国会議員要望

image image image image image image 曇り空、ちょっと肌寒い感じの東京で1000名を超える参加者、国会議員さんがたも100名もおり、国交省からも大臣、副大臣、政務官、局長、技監など主要な役職の方々が出席してくれ、熱い大会となった。 政権が代わるとこうも変わるものかとその変化に驚いております。 それだけに、会場も久し振りに熱気のあるものであった。 多くの 被害をもたらす深層崩壊、台風被害、大雨、土石流などに対応するためには、危機感の共有が何よりも大事であるとする、奈良県知事の講演もあった。 この後、全国の協会の役員さんがたと、国交省に代表団の一員として要望活動をした。 打ち合わせ会場では、昭和32年建設の砂防会館の歴史ある役員室で、政治を動かした部屋などを案内していただいた。 この後、与党県選出国会議員さんがたと秋田県町村会の要望会を開催し、懸案事項を説明し、要望をした。 折から、米国のケネディ大使に信任状が天皇陛下に手渡される儀式があり、上空からも警備が厳しく行われていた。

素早い対応

先日、議会との要望に上京し二日にわたって総務省、国土交通省、財務省、国会議員の事務所などで要望活動をしたところ、帰庁してすぐにそれぞれの議員事務所や関係省庁から、ご連絡をいただいた。 要望事項すべてに対しての連絡ではありませんでしたが、ラジオ放送の難聴対策については、すでに議員の先生方にも連絡があったようで、東北総合通信局からは関係する部長さんが早速村にきてくださり、事情を説明させていただいた。 こんなに早く動きがあるとは予想もしなかったが、ある程度は何らかの動きがあるものとは期待してはいたものの、こんなに素早い対応をしてくれるとはありがたいことであるし、要望活動の重要性を改めて感じたところでした。 このラジオ難聴対策が一定の方向をしめされると、全国で半ば諦めていたラジオ放送難聴対策の重要性、災害時対応などに一定の光明が見えてくるものと期待したい。 総務省では、この夏には要望活動を通じて知ったのですが、ある調査を指示しておられたようですが、我々はその実情について承知しておら無かったのはうかつであった。 うかつであったのか、調査が流れなかったのか? 県段階で止まっていたのか定かではないのが残念でならない。 それだけ、関心がなかったのかのどちらなんだろう? こうしたことは、結構あるのではないだろうか。 やはり声に出すべきことなですし、行動すべきなでしょうなー。 現在村の場合、ABSラジオのアンテナを村で建設、これにABSが放送中継機材を設備し村内全域が受信可能となっている。 こうした現状を確認の上、法令改正整備などで何らかの対応策が講じられるのではないかと期待しているところです。AM波であれFM波であれとにかく公共放送が聞こえるような流れになり、これが全国的に広がっていくことを期待したい。 そうすればこのラジオも、もしもの時にも役立つし、いろんな場面での活用範囲も広がっていくことになる。 多くの方々が期待しているものと思う。  

要望活動

image image 議会の総務委員会と合同の要望活動を23*24日と2日間に渡り実施した。 今回は地方交付税率の引き上げと過疎債のソフト事業の制限枠の柔軟化、NHKラジオ放送第一の難聴地域解消要望を、総務省に、成瀬ダムの本体着工に向けての予算化要望を国土交通省にそれぞれ要望した。 もちろん、国会議員の先生方にもしっかりとその趣旨を含めてそれぞれの事務所に直接訪問してお願いをした。 ちょうど、国会では参議院の予算委員会が開かれており、ほとんどの先生方が議員会館におられたり、勉強会から駆けつけてくれて、お会いできた。 こんな事も珍しいことです。 要望事項で、ラジオ放送の難聴地域については、今時そんな地域があるのか?といった驚きをもった議員さんが多いことに、逆に我々がこんな事では今まで何をしていたんだろうと、反省せざるを得ないようにさえ感じたところでした。 国土交通省ではダム担当の局長さんが事務方のNo.2の技監になられており、玉川ダム所長の経験もあり、理解も深く、しっかりとお願いができた。 勿論、局長、次長、課長さん方にもお会いできた。 総務省では、急なお願いにもかかわらず、岡崎事務次官にも面会できた。 次官は秋田県庁勤務の経験もあり、何とか議会と一緒の要望活動であることから、特にお願いをして時間をとって頂き、それがかないありがたかった。 ラジオ放送の難聴地域のことについてもしっかり把握しておられたし、過疎債のソフト事業についても、起債の本来的目的をご指導頂きながらも、具体的に相談するようにとのお話をうかがったしだいでした。 とにかく、内容の濃い要望活動で活動を終えて官庁をでた時は夕暮れもすぎて、外は暗くなってしまっていた。 帰りを急ぐ官庁職員に混じって我々も今晩の宿に向かった。